詰将棋の話(10)

(2011年8月17日)
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将棋盤面/攻方17桂18香29香39香/受方62金72角82角92飛63金64金84銀75金85銀16玉36桂56桂86銀37香57桂97銀/持駒なし
ルール:アンチキルケ協力詰5手  (特殊ルールの説明)
(「第2回アンチキルケばか詰(5手詰)作品展」掲載、2005年11月1日 → 結果稿

前頁で触れた、たくぼん氏のブログで企画された作品展の続編にて発表した作品です。
作品募集の際に添えられた「アッと言わせる作品を募集」という言葉に反応して「アッ」という作品を作ってみた、という一発ネタです。ただ、一応初形盤面に不要駒は無く、また手順的にも4手目の限定の意味付けなどにアンチキルケルールの味が出ていると思うので、自分ではそこそこ印象に残っている作品です。
なお、上のような事情で作図の発想の順番としては「初形曲詰にしたい」→「配置の意味付けに合駒制限を利用」という順番なのですが、「合駒制限したい」→「駒の使い道がないから文字にしてみた」という風に想像した解答者が何人かおられたようで、そういう解答者からは一様に不評だったようです。まぁその辺は致し方ないところです。

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縫田 光司(ぬいだ こうじ)  jpnuida[at]mwa[dot]biglobe[dot]ne[dot]
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最終更新:2011年8月17日

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