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2004年2月11日(日)
東海道本線東京駅始発(5:20)の静岡行きで小田原へ。これから当分の間はこの電車を愛用することになります。小田原着6:45、東口のバス乗り場から箱根町行きの箱根登山バス(7:29)で元箱根に向かいました。ちなみに、すぐ隣のバス停から1分後に発車の伊豆箱根鉄道の関所跡行きのバスに抜かれて、元箱根到着もほんの少し後でした。
この日の箱根は早朝から雪だったそうで、大平台あたりから路肩や木々は真っ白。前回の箱根登りより悲惨な天候です。元箱根を8:30に歩き始めました。元箱根で会ったおじさんに「三島へ行くなら、そこにバス停があるから乗って行きなさい」と言われましたが、ここでバスに乗っては何の意味もないので、小雪の中を歩いていきます。
箱根の関所跡(復元工事中でした…)を8:50に過ぎ、箱根駅伝のゴールになる交差点から1つめの信号で国道1号から右にそれ、駒形神社のちょい先から旧街道の石畳が始まります。
向坂、赤石坂、釜石坂、風越坂、挟石坂と登って箱根峠(海抜846m)に9:35に到着、ファミリーマートがあったので小休止をとりました。
箱根峠を越えると静岡県に入ります。結構遠くにきたなぁと実感しました。
箱根峠から芦ノ湖カントリークラブの方に少し行くと旧街道の入口があります。旧街道を進んで9:55に茨ヶ平を抜けて再び国道1号に合流。接待茶屋/かぶと石から再び旧街道に入り、10:30に山中新田に入りました。
国道1号とからむように旧街道を進み、10:45に山中城趾の入口を過ぎ、駐車場の茶屋で休憩(10:55〜11:10)しました。ここの「寒ざらしだんご」は300円で6つ、寒かったのもありましたが、草のにおいのするだんごはおいしかったです。
駐車場の裏手に筏崎出丸へ行く道があり、旧街道はそちらから入ります。このあたりの石畳はほとんど復元されたもので、まだ石もごつごつしていてちょっと歩きにくいです。この日はスニーカーでしたが軽登山靴くらいの方がいいかもしれません。
11:20に富士見平を通過し、11:30に笹原一里塚、11:40にこわめし坂に入りました。こわめし坂は箱根の下りで最大の傾斜のようで、「こんなとこ登りたくない…」と思うほど直滑降していました。米を背負って登ったら強飯になってしまうのも頷けるかもしれません。
こわめし坂を下りると三ツ谷新田、11:45に地元の鎮守「天神社」に到着。三ツ谷新田にはMihoの親戚がいて、小さい頃に結婚式で天神社に来ているそうです。「3倍くらいおおきく感じた」とのたまっていましたが、ご幼少のみぎりから身長はゆうに3倍、体重は××倍なんですから当然でしょう(笑)。
| 富士山(クリックすると拡大します) |
さらに旧街道を進み、12:05に題目坂、12:20に塚原新田の臼転坂、12:40に初音が原を通過。初音が原のあたりは松並木が続いており、石畳もずっと敷かれた遊歩道です。13:00に川原ヶ谷の東海道線踏切を越えるとあとはまっすぐ三島大社へ。13:15に到着。
三島大社から三島広小路駅近くの鰻屋で昼食をとり、三島駅に向かいました。当初は三島大社がゴールの予定でしたが、三島広小路まで旧街道だったので、次回は三島広小路駅からのスタートになりました。