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2004年3月20日(日)
東京駅で青春18切符を買って、東海道本線東京駅5:46発の静岡行きに乗りました。みどりの窓口が5:30にならないと開かないので5:20の静岡行きには乗れず、普通車両の堅い椅子で三島まで揺られていきました。
8:00に三島着、伊豆箱根鉄道駿豆線で1駅(130円)の三島広小路で下車(8:05)しました。朝早かったので天気予報を確認しなかったのですが、しとしとと雨が降っていました。ここまで来て中止するのもしゃくなので、傘を買って8:30に歩き始めました。駅前の旧街道は三叉路の左側の道です。
8:40に千貫樋という水路の趾(上の真ん中の写真)を右に見て、8:57に一里塚を通過しました。
それから約20分、八幡神社の入口に「対面石」の看板が…。源頼朝と義経の兄弟が初めて対面したときに腰掛けた石があるそうです。興味を持ったので見物に行きましたが、神社の境内にこじんまりとした石が2つあるだけでした。むしろ、神社の社殿の方がユニークで、近づくと自動ドアが開き、賽銭箱が現れて中に灯りがともるというモノでした。
さらに10分ほど歩くと黄瀬川を渡ります。黄瀬川の陣から源頼朝の陣に合流した源義経の進撃が始まるところですが、ここから先の大岡あたりはMihoもご幼少のみぎりに快進撃をしていたところなので、過去の悪行を知る人に会いやしないかとびくびくしていました(笑)。
黄瀬川を越えて亀鶴姫の碑(我が町大岡再発見委員会建立)を過ぎ、国道1号(バイパス)を横切りさらに進むこと15分くらいで国道1号に合流します。
さらに40分ほど歩くと沼津駅付近。これまたMiho御用達のモスバーガーで軽食をとりました。Mihoは念願だった期間限定品「春待ち大根バーガー(ゆず風味)」をいただいて満足げでした。
30分ほどモスで休んで、再出発。10分ほど歩くと中央公園があり、その手前の川廓通りが旧街道の入口です。狩野川沿いの川廓通りは石畳で整備されており、中央公園の裏手を抜けて静岡中央銀行本店の脇に出ます。そこから左に折れて沼津東急ホテルを過ぎ、御成橋通りを右に折れます。さらに本町の交差点を左に折れて、新町の交差点を右に折れると永代橋通り。後は旧街道がまっすぐ続きます。すぐに御成橋通りと合流し、六代松の碑があります。平維盛の長子、六代がここで斬首されそうになったのを文覚上人が助命嘆願したのだそうです。
西間門で国道1号と交差、小諏訪、大諏訪、松長とひたすらまっすぐ進み、片浜駅を過ぎて、Mihoの人生の恩師、一杉先生宅を訪問しました。12:40〜13:30と1時間近くお邪魔してしまったので辞去し、再び旧街道に戻ります。
さらに20分ほど歩くと、松蔭寺が見えてきます。ここは、「駿河の国に過ぎたるものが二つあり。富士のお山に僧の白隠」とまでいわれた白隠禅師のお寺です。門前に白隠禅師の墓もありました。
さらに10分で原宿の本陣跡を通過し、すぐに原駅が見えてきました。
今回は原駅がゴールです。一日中雨で1月、2月の箱根より寒かったです。帰京後聞くと、東京は2.7℃、完全に冬の一日でした。