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草薙〜丸子(13km)

2004年7月17日(土)

由比〜草薙丸子〜藤枝

前日の天気予報では静岡は晴、最高気温35℃。普段は使わない帽子などもしっかり準備して出発。例によって5:20に東京駅を出発し、スタートの草薙駅着は8:19、移動だけで3時間かかるようになり、もうあと2駅でこの列車の終着駅である静岡です。今日は、草薙から静岡を抜けて安倍川までの予定で歩き始めます。

草薙駅(スタート)8:35に草薙駅を出発。駅前から南にのびる道を進み、静岡鉄道の踏切を渡って大通りにでます。左手には草薙神社の大鳥居が見えています。ここで旧東海道は通りからそれます。交差点を渡り、「ごはん処なす兵衛」が角にある道が旧東海道になります。


しばらく道なりに進み、突き当たりを右に折れて大通りを越えると静岡鉄道の線路があります。線路手前の線路に沿った道が旧東海道で、静岡鉄道の「県総合運動場前」駅を過ぎてしばらく行くと、旧東海道記念碑があります。

旧東海道記念碑 旧東海道記念碑の説明(クリックで拡大します)

このあたりでは旧東海道は、東海道線の敷設によって分断され、いまではほとんど面影もなくなってしまったことから記念碑を建てたのだそうです。

事前に仕入れた情報だとここらあたりから東海道線を越えて静岡鉄道に沿って進むようですが、どう行ったらいいのかわかりません。通りすがりのおじさんに聞くと、記念碑のすぐ右にあるトンネルを抜けると反対側に出られるということだったので、トンネルに突入しました。入口では車がパッパラとクラクションを鳴らしていたのですが、入ってみると右に左にカーブしていてまったく見通せません。しかも中はすれ違う程度の広さがありますが、入口と出口は車1台分の幅しかありません。これではクラクションを鳴らしてからでないと車は入れませんね。

トンネルを抜けて左に少し進むと北西方向にのびる道があります。その道を少し進むと後久(ごきゅう)橋があり、これが旧東海道だとわかりました。さらに進んで9:35、国道1号に合流します。

古庄の道標長沼の一里塚跡曲金の道標

国道1号を信号1つ分進み、長沼交差点を右斜めに進むとしばらくは静岡鉄道の線路沿いを歩きます。9:55に国道1号に再合流し、次の信号を左に折れると東海道新幹線&東海道本線のガード下をくぐります。ガードを抜けたすぐ上を道路が渡されていて歩道から階段がのびています。ここを登ってすぐに曲金(まがりかね)の道標があり旧東海道であることが確認できたので、しばらく道なりに進むと、ふたたびJRのガードをくぐり、10:30に国道1号に出ます。この交差点は5叉路になっていて、国道1号を静岡駅方面にみて右側に旧街道がのびています。

旧街道入口すぐのところに、Mihoが講座を持っている「静岡日本語教育センター」がありました。「昨年も何度も来ていたのに、目の前が旧東海道とは知らなかった…」とMihoが一生の不覚(いくつめだろう?)を悔いていました。

旧東海道、というより静岡市街を東西にのびる繁華街といった感じで、10:45に府中宿脇本陣跡を通過して道なりに進みます。五叉路を右斜めに進んで10:55に江川町交差点。交差点を渡って西にのびる江川町通りを進み、呉服町通りで右折、11:05〜20をサンマルクカフェで休憩しました。

札の辻跡呉服町通りから札の辻交差点を左折し、七間町通りを西に進み、駿河町通りで右折し、新通を左折して西に向かいます。

安倍川餅の石部屋(せきべや)12:30に安倍川に到着。安倍川餅の石部屋(せきべや)で安倍川餅(きなこ、あんこ、からみ)を食べ、12:50に安倍川橋を渡りました。


さらにしばらく道なりに進み、13:10に手越原で国道1号に合流。13:15に佐渡(さわたり)交差点を左に曲がり旧東海道丸子(まりこ)宿に入りました。丸子宿をひたすら歩き、宿場のはずれにある丁字屋(とろろ汁)に13:45到着。ここをGoalとして昼食にとろろ汁をいただきました。

丸子宿の道標丸子宿本陣跡丁字屋(とろろ汁)

次回は、丁字屋さんの入口(国道1号側)にある丸子橋入口バス停からのスタートで藤枝に向かいます。


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