Top >> Akio's Room >> 東海道五十三次 >> 掛川〜袋井〜見附(磐田)


掛川〜見附(13.5km)

2004月11月20日(土)

金谷〜掛川見附〜浜松

ついに普通列車では遠くなりすぎたので新幹線を使いました。MihoがJR東海のエクスプレスカードを使いたがったのも理由の1つですが…

6:56発のこだま401号に乗って、掛川着8:44。前回、2時間もかからず前回の半分以下です。さすがに早いです。おかげでMihoは睡眠不足でした。

掛川駅(スタート)掛川城蕗の門(明治に移築されたもの)8:45に掛川駅を出発。まずは北へ向かい、旧東海道に出ます。10分ほど歩いて連雀西の交差点で旧東海道に入ります。ここらへんは商店街になっています。

道なりに20分歩き、途中で平将門十九首塚(地名も十九首…)を過ぎ、二瀬川で国道1号に合流。さらに大池橋を渡って三叉路を左折します。国道1号は真ん中、右は秋葉山道です。

さらに5分ほどで、天竜浜名湖鉄道のガードへ。すぐ手前のサークルKで小休止。掛川駅からここまでコンビニがなかったので、飲料水をGetして先に進みます。

大池一里塚跡9:35にサークルKを出発、9:45に大池一里塚跡を過ぎると、逆川にいったん接してまた離れていきます。逆川との接点は土手になっていて、高いところの好きなMihoはワンワンと駆け上っていきました(笑)

曽我鶴醸造元逆川から離れると細田、曽我鶴というお酒の醸造元がありましたが、あいにくとお休み。Mihoはクゥ〜ンと座り込んでしまいました(笑)

細田を抜けて10:20に善光寺着。東海道のちょうど真ん中に位置するとのことで「中道寺」とも呼ばれているそうです。距離的な真ん中はもっと浜松に近いところだそうですが…。


善光寺善光寺の案内表示

善光寺で10分休憩し、10:30に出発。すぐ国道1号を斜めに交差し、東名高速をくぐって10:40に同心橋へ。原川地下横断歩道をくぐり、同心橋を渡ってすぐ左へ下りると名栗の立場があります。ここから「東海道どまんなか」、袋井市です。名栗の立場

久津部一里塚跡名栗の立場を後にして、松並木の下をぽてぽてと歩きます。歩道なんだか排水路のふたなんだかわからないようなところを歩いていきました。11:12に久津部一里塚跡に到着、さらに20分歩くと新屋で国道1号に合流。袋井宿に入っていきます。

袋井市役所に着き、近くのラーメン屋「麺虎」で昼食(11:50〜12:15)。市役所に沿って右に曲がるとすぐ「東海道どまんなか茶屋」に到着、そこで日本ウォーキング協会の青島さんに到達証明をいただきました。これで五十三の宿場のうち過半数の二十七宿を通過したことになります。


祝!東海道半分踏破!

東海道どまんなか茶屋

実は、歩き始めてすぐの頃に、日本ウォーキング協会から紹介されたとのことで、日本生命のミニコミ誌に寄稿しています。青島さんもご存じで「いつ来るんだろうなぁ」と楽しみにされていたそうです。改めて読んでみると、1回約10kmがやっとだったのが、今では1回14〜5km。いつの間にか足も強くなったようです。

木原畷12:25〜13:00までどまんなか茶屋で休憩し、出発。5分ほどで東本陣跡を通過し、さらに30分ほど歩いて松橋交差点で細道を右に入り、13:38に木原畷古戦場に到着。徳川家康VS武田信玄、三方ヶ原の戦いの前哨戦が行われた場所だそうです。13:45に木原権現社を過ぎ、14:00に太田川に到着、三ヶ野橋を渡って少し行ったところを左に逸れて、また右へ曲がります。

さらに10分ほど歩き、大日堂古戦場跡(本多平八郎忠勝が木原畷に陣取った武田軍の動きを見ていた場所だとか)。江戸の古道を登って丘の上に行き、さらに進みます。

もうすぐ国道1号に合流するというところで、交通整理のおばちゃんに「樹木伐採中だから通行止め」と言われて、旧東海道をそれて南を下ります。西へ進む道がないか探しましたが見つからず、やっと見つけたその場所は、ジュビロ磐田のホームであるヤマハスタジアムでした(14:30)。

阿多古山一里塚の登り口そこから、住宅地を迷い歩き、やっと国道1号に出ました。富士見町東交差点を越えて、すぐ北を並行する旧東海道にやっと戻ると、5分ほどで阿多古山一里塚に到着(15:00)。10分休憩して、さらに10分歩くと見附宿は磐田の商店街になっています。

15:20にMihoの触角に反応がありました。地酒の大橋商店です。店内には「初亀 純米大吟醸 滝上秀三」をはじめ、開運など静岡の地酒が揃っています。すっかりお気に入りに登録してしまったMihoが20分も粘ってしまい、15:40に出発しました。

鳥人浮田幸吉住居跡の碑15:45に鳥人浮田幸吉住居跡の碑を過ぎました。浮田幸吉は1757〜1847、江戸時代に備前国に生まれ、空を飛ぶことに挑戦した人ですが、世を騒がせた罪で岡山を追われ、駿府でも飛翔に挑戦して所払いになり、晩年は見附で過ごしたのだそうです(後日調べてわかりました)。

旧見附学校15:50に旧見附学校(明治8年に建てられた現存する木造洋風小学校舎で国指定史跡)を通過、さらに5分ほどで姫街道道標のある交差点に到着しました。ここをまっすぐ行くと姫街道(遠州見附〜三州御油)、浜名湖の今切れの渡しを船で渡るのを嫌った女性が多く利用したためにこの名があるのだそうです。


ジュビロのマスコットと記念撮影ジュビロのマスコットと記念撮影

旧東海道はここで左折し、磐田駅にまっすぐ延びていきます。16:10に府八幡宮を過ぎ、16:30に磐田駅に到着しました。磐田から掛川まで東海道線で戻り、帰りも新幹線で東京まで戻りました。2人で往復2万8千円。ちょっと高いです…。


戻る