Nobbyのひとり言


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ひとり言特別編
 ■中国レポート(98/12/13〜12/16)
ひとり言特別編 ■ハトが巣をつくったはなし(2001/06/18〜7/29)
98年
 11/2911/2212/112/1912/22
99年 1/45/079/1410/17
04年 1/10

1月11日のひとり言

 2003年の5月に横浜から大阪に転勤になってしまいました.所長から急に電話がかかり大阪への転勤が告げれれます.サラリーマンには転勤はつきものなのでしょうが,自分は転勤はないだろうと思っていたので「何で僕が…」と納得がいきませんでした.転勤には結構残酷な面もあります.仕事の内容も変わりますし,お世話になっていたアマオケも退団しなくてはならなくなりました.レッスンの教室も探さなくてはいけません.なじみのバーにもそう簡単に行けなくなってしまいます.決められた期間での引っ越し,引継も大変です.
 引っ越しして,ようやく半年ちょっと過ぎて,やっと落ち着いてきました.レッスンの先生もみつかりました.しばらく,オケに入らず,基本から練習しなおしたいと考えています.また,新しいバーも見つけました.アマオケの練習のために一時ホームページの更新をしていませんでしたが,レッスン日記やバーでのお話を再開しようと思います.これからも,よろしくお願いします.
 さて,久しぶりの更新がなんか寂しい内容になってしまったので,2002年,ドイツに出張に行ったときの写真を掲載しておきます.フランクフルトの地図上にベートーベン通りとシューベルト通りがあるのを見つけました.それらの通りは教会のある中央の広場から放射線状に広がっています.どうしても,どんなところか見たくなって週末散歩にでかけました.右の写真は,ベートベン通りとシューベルト通りの交差点の標識です.

拡大と中央の教会(クリックしてください)

10月17日のひとり言

 今日は,お昼からホームページの改訂をすべく準備をはじめました.更新したかったページの一つである私の好きなお酒のコーナでは,一部写真撮影をしなくてはならないものがありました.それは,フランシス・アルバータとホワイト・レディのカクテルの説明のためのものです.そこで私は,必要なレモンを近くのコンビニで購入し,写真撮影(デジカメをもっていない)をして現像の間に床屋に行こうという計画をたてました.
 さて,写真撮影では,カクテルを実際に作り写真撮影をはじめました.まず.フランシス・アルバータから,順調に撮影も完了し次のカクテルの準備に取りかかろうと思ったのですが,せっかく作ったカクテルももったいないし,時間もないので一気飲みしました.そして.ホワイト・レディの撮影も終わり,それも一気飲みして現像にだすと,その足で床屋に向かいました.かなり,短時間に強めのカクテルを2杯(自宅のカクテルグラスは一杯90ml)飲み干したので,なかなかいい気分になって床屋に到着しました.
 散髪も順調で,全てが予定通りに進んでると思いました.いつものように,背もたれが倒れてひげ剃りを開始,ちょっとヒリッとしたところがありましたが,別によくあることです.その後,ひげ剃り後のクリームと粉がやけに丁寧に塗られました.ヒリッとしたところは特に入念でした.そして,普段ならもうそろそろ起こしてもらえそうなところが,なかなか背もたれが起きません.ヒリッとするところに手をあててみると,血がつきました.顔を上げて鏡を覗いてみると額1カ所と顎2カ所から血がにじんでいます.普通ならちょっと切ったくらいなら血も直ぐ止まるのでしょうが,すっかり血行の良くなった私の顔からの血はそう簡単にはとまりません.床屋さんもビックリしたことでしょう.私が気づいたことを知ると,「大丈夫ですか?」の一言.髭を剃って,顔を切ることは自分でもよくやることなので,そんなに問題ではありませんが,お酒を飲んで床屋に行くことは避けたほうがよいかもしれません.プロが3カ所もキズを作るというのは珍しいことですので,お酒をのむと顔の皮の状態にも変化があるのでしょうか…

■9月14日のひとり言■

 とうとう35歳になってしまいました.誕生日に言われた言葉は,「もう30代後半だネ!!」です.久しぶりにショッキングな一言です.確かに,前半と後半に分ければ後半かもしれませんが,昨日まで前半で今日は後半というのも急な話です.せめて,「半ば」とか言い方は他にもあるはずです.
 確かに学生のころは,30歳というとずいぶんおじさんに感じていたものです.でも,実際に自分が30半ばになってみると,35歳なんてまだまだ若いと感じています.そうです,私は30歳になるときにバイオリンをはじめたのです.30歳からだって,習い事をスタートできるのです.はやいもので,バイオリンをはじめて5年になります.進み方は極めてのろのろで,やっとスズキの4巻を終われるかどうかというところでじたばたしています.とても,「バイオリンをやっています.」なんて人に言えるレベルには達していません.そう,これからなのです…
 なじみのバーからはがきが届きました.「Happy Birthday おめでとうございます.ヴァイオリンがんばって下さいね.」というものでした.

■5月7日のひとり言“メロディとマティーニ”■

 先日の発表会でチャイコフスキーの「メロディ」に挑戦しました.その話はViolinのページで見て頂くことにして,ちょっと音楽とお酒についてお話ししてみましょう.
 カクテルの世界でドライマティーニといえば,バーテンダーの数だけレシピがあると言われるくらいにお店により違いがあります.日本バーテンダー協会のレシピでは,「ドライジン…4/5,ドライ・ベルモット…1/5,ステアして,カクテルグラスに注ぎ,レモンピールを絞りかけ,好みによりオリーブを飾る.」となっています.でも実際には,ジンとベルモットの割合はお店によりまちまちで,使うジンやベルモットの種類にもこだわりがあるようです.ベルモットの量などは,リンススタイルといってミキシシンググラスにベルモットを注ぎ軽くステアしたあと捨ててしまいあとからジンを注いで仕上げるものや,スプレースタイルといってベルモットはスプレーするだけというのもあります.また,ビターズを少し加えるお店もあります.オリーブについても入れたり入れなかったり,レモンピールを絞る代わりにオリーブの中にレモンピールを入れてあったり,お店のこだわりをとても楽しめるカクテルです.
 さて音楽の世界でもバーテンダーによる違いと同様,演奏者による演奏の違いも楽しみの一つです.私の演奏(?)はともかくとして,同じチャイコフスキーの「メロディ」でも弾く人によってかなり違いがあるものです.発表会前に家にあるCDとテープの録音を聴き直してみました.エアチェックで曲を集めていた頃の録音(Vn:アラダール・モージ)は,この曲を好きになったきっかけの演奏ですが,今聴くとかなりアクセントが大きく癖のあるもののように感じました.ベンゲローフさんの演奏も癖がありとちょっと荒い印象を受けます.自然に感じられたのは,日本人の演奏でした.とはいっても,それぞれがみんな個性的です.良く聴いていたCDは漆原啓子さんの演奏で,私にとってはごく自然に聞こえます.五嶋みどりさんのものは,原曲にないピアノによる序奏が付け加えられていて,前半とても柔らかい演奏になっています.諏訪内晶子さんは「メロディ」だけでなく,「なつかしい土地の思い出」(この中の3曲目が「メロディ」)として3曲全て録音しています.多くの人が,「メロディ」だけを録音すことが多いのですが,きちんと全曲録音していて,諏訪内さんの作曲者に対する謙虚な姿勢とまじめさが感じられます.
 ここで,私の失敗談をお話ししましょう.私は,ごくスタンダードなマティーニを作るお店で,マティーニを飲みながら,こんなスタイルのマティーニを飲んだことがあるという話をしてしまったことがあります.すると,「そういうマティーニとスタンダードなマティーニを比べられてはこまります.本来,マティーニの創作者のレシピがあるわけですから,あまり変化を加えたものはもうマティーニではないはずで,別の名前で出すべきなのです.そのお店のスタイルなら〜店風マティーニのような名前にするべきで,マティーニといったらこのレシピでなくてはいけません.」と怒られてしまいました.確かに,スタンダードでいることもお店のこだわりなのです.
 私は,演奏をいきなり聴いて誰の演奏かあてたり,マティーニを作っているところを見ないでそのレシピがどうなっているかなんて分かりません.一度,3種類のジンでマティーニを作ってもらい,使っているジンの銘柄当てをしたことがありますが,全く分かりませんでした.「絶対音感」という本のなかで,五嶋みどりさんはバイオリンの演奏を聴いただけで,その演奏者の国籍と性別がたちどころに分かると書かれいます.わたしには,こんな感覚も,一口飲んだだけでレシピを当てることができる‘絶対酒感’もありません.そんな私でも,私なりに,それぞれの演奏・カクテルの違いを感じ取って,同時にコンサートホールやバーの雰囲気,その空間を共有するお客さんの様子を楽しんでいるのです.

■1月4日のひとり言■

 大晦日に実家に帰りました.テレビ東京のジルベスターコンサートで例年年明けに合わせて曲を演奏するというのがありますが,うちの父親もそのタイミングで年越しうどん(なぜか今回はそばではありませんでした.理由は,そばよりうどんのほうが好きだからとのこと.)を作ると言い出しました.11時30分ころに台所へ行き,天ぷらを揚げだしました.そして,カウントダウンの演奏は0時に終わり新年を迎えていたのですが,その直後に父はうどんをもって部屋に入ってきました.年越しうどんができたときには,もう年が明けてしまっていたのでした.去年食べ損ねた分,今年はずいぶん早く年越しそばを食べてしまいました.
 私は,元旦からバイオリンの練習をはじめました.ただし,うるさいと言われて奥の部屋に押し込められ,昼間なのに雨戸を閉めさせられるありさまでした.かつ,ミュートまで要求されました.完璧な雑音扱いでした.その夜,新春オールスター隠し芸大会で中山秀征と松本明子がバイオリンに挑戦するということだったので,その部分だけ見ました.半年間200時間の練習ということで,どれくらいなものか気になっていたのですが,私の見た限りではまあこんなものかと思ったのですが,家のひとの判定は,あんたもこのくらい弾けるようになりなさいと言われて大ショック.こっちは,もう4年もやっているのに,さすがに僕のほうが弾けてるとおもうのですが,どうしてこんな評価になってしまうのでしょう.
 1月2日は,恒例の中学時代の同級生の新年会.今年も7人が集まりました.当日,突然あつまるのですが,この連携は大したものです.いずれも,34歳独身というのがちょっと問題.最後はまたまた恒例のKAME-SANに行きました.12時頃についたので,「お待ちしておりました,今日はずいぶん遅かったですね.」の歓迎を受け,またまた恒例のおとそとお年賀(今年はピーターラビットのちっちゃいタオル)を頂きました.そして,みんなそろってハッピーニューイヤーで乾杯.これも恒例です.わけの分からない両親から解放されて,大変楽しい時間を過ごせました.夕方の5時30分から飲み始めて翌朝の2時まで飲みました.
 明日からは,通常の会社生活に復帰することになります.正月休みもあっという間に終わってしまいました

12月22日のひとり言

 この時期は,いろいろと忙しくてバイオリンの練習がなかなかできません.年賀状書き(未だ未完了),忘年会が手強いのに加えて,今回の急な中国出張はこたえました.ホームページのいいネタだと思っていましたが,これをまとめる(まとまってる??)のも結構手間でした.でも,みなさんに公開している以上,この情報(有効なものかは別として)はできるだけ早く公開しなければと,なんとか本日公開することができました.ほっと一安心です.これからちょっとバイオリンを練習したあと,年賀状の準備にとりかかりたいと思います.

12月19日のひとり言

 音楽の友社のホームページをみていたら,私のようなレコードコンダクタのための本が発売されていることが分かりました.指揮棒付きの指揮者入門初心者向けのものです.我ながら,棒を振り回しながら(めちゃくちゃだですが)音楽鑑賞するというのは,変な音楽の楽しみ方だとは想っていましたが,やっぱり音楽を聴いていると体をくごかしたくなりますよネ.特にオーケストラの曲は自然とそういう気持ちになってくるものです.ノリとか喜怒哀楽を体で感じるというか,結構楽しいものですよね.
 でも,私の指揮を見ている訳ではないので,思いっきりタイミングが外れる場合があります.この空振りは寂しいものです.そして,このインチキな棒振りにできるだけ会っているように感じられる演奏が私にとってのいい演奏なのです.これはその時の気分にも左右されるものです.こんな楽しみ方もありでしょうか?
 少なくても,この指揮の入門書は,こんな聴き方をしているのは私だけではないと思えたので,なんともうれしい限りです.みなさんも,指揮棒付きのこの本を購入して私と一緒に棒振りの楽しみをどうぞ…

 中国の成都に行って来ました.その内容を公開します.

■12月1日のひとり言■

 ついに,私のホームページを見て下さった方の人数が100人を突破しました.なんかうれしい気分です.意外と早くて驚きました.よろしければ,感想をお聞かせ下さい.(メール送信先は先頭ページの最下段にあります.)

 最初は,バイオリンの音程合わせもできる事務用品という感じで購入したパソコンで,こんなインターネットにはまるとは思いませんでした.ちなみに,私のパソコン歴は8ヶ月くらいです.インターネットで知り合った方にメールを出して返事がきていると,「おっ,来てる.」とか思ってにやける自分がなかなかかわいらしく思えたりして,私の新しい一面が発見できたような気がします.会社から帰ってきて,とりあえずパソコンの電源を入れるというのが最近の習慣になってきています.

 

■98年11月29日のひとり言■

 昨日バイオリンのレッスンの後,横浜のみなとみらい地区に新しくできたみなとみらいホールに初めて行って来ました.新しいホールは気持ちのよいものです.オルガンを使った曲を集めたコンサートでした.とても響きのよいホールだなという印象を受けました.特に,アルビノーニのアダージョの中でコンサートマスターがソロで弾く部分は,私のいたのはP席で舞台の裏側(パイプオルガンの前)だったのに関わらずよく響いていました.やっぱり,バイオリンていいなぁと思って聞いていました.「今日はきっとマスカーニのカバレリア・ルスティカーナをアンコールでやるよ.」と一緒にいった友人に中休みに話しました.結果その通りになったので友人は驚いていましたが,プログラムがそういう構成だったので開場の人で予感していた人も多いはずです.演奏もサンサーンスの交響曲第3番なんかはエネルギシュで大満足です.広上淳一さんはいつもエネルギッシュで楽しそうに指揮をするので,好きな指揮者のひとりです.
 ホールの様子を説明しておきましょう.パイプオルガンにはめ込まれたカモメの模様の木枠がみなとみらいを象徴し,ワンポイントになっています.ロビーはガラス張りでみらとみらい地区が一望できるようになっていてなかなかです.ホールにひとつ難を言えばエスカレータの幅が狭いことでしょうか.二人並ぶのがきつい幅なので開演前後はちょと混雑.比較的近くに響きのいいホ−ルができたのはうれしいことです.

 話は突然かわりますが,友人と童話(むかし話)の話になり,桃太郎の桃の流れてくる音で意見が分かれました.私の知っているのは,
「どんぶらこ,どんぶらこ」
と流れてくるのですが.友人は,
「どんぶらこっこ,すっこっこ.どんぶらこっこ,すっこっこ」
と流れてくるというのです.そんな間抜け流れかたはおかしいと思ったのですが,普段
「川で釣りをしてたら,急にどんぶらことゴミが流れてきたんだ.最近,川がよごれて寂しいよ.」
なんて使ったことはないし,こう考えると「どんぶらこ」だって十分間抜けです.それじゃどうせ間抜けにするらとことん「どんぶらこっこ,すっこっこ」もいいかなとも思いました.しかし,こうゆう擬音て誰が考えるのでしょうか,この発想はたいしたものだと思います.
 みなさんの幼いころ聞いた桃太郎の桃はどんなふうに流れてきましたか?

■98年11月22日のひとり言■

 はじめて,ホームページをつくってみました.会社から帰って,バイオリンの練習の後,ちょっとづつ作ってきました.11月5日から作りはじめたのでみなさまに公開するのには不十分でちょっと恥ずかしいのですが,思い切って公開することにしました.

 11月20日には,サントリーホールへコンサートに行って来ました.さすがブラームスはしっかりした曲で素晴らしく,最後のコーダイのハーリヤーノシュは,ノリがよく楽しい演奏になっていました.帰りにお気に入りのお店であるSweet Potatoに行き,常連さんのカップルとホームページを作っていることなどを話をしてもりあがりました.この日,音楽とお酒の力のすばらしさを再確認することができました.これから,わたしの音楽とお酒の楽しみ方を紹介していきたいと思っています.このページをみて,コンサートへ行ってみようとか楽器をはじめてみようとかちょっと一杯やりに行こうなんて思ってくれる人が増えていってもらえたら幸いです.


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