ンガタ年代記 (2008年3月)
2008年3月29日
『FORTUNE ARTERIAL』終了
珍しくも2ヶ月程度しか積まなかった。それだけ『TH2AD』の出来がアレだった。とりあえず初八月ゲー。
分岐までが結構長い(各ルート全体の40%ぐらい)ので初回だけ時間がかかった。残りは1日で1人1殺。かなで→陽菜→白→桐葉→瑛里華(→真)の順で攻略。
- かなでルート:脇役の時の方がキャラが立っていた人その1。下の3人と比べて下手に伝奇要素が入らなかっただけマシな話だったと思うが、本人ルートにはいると大人しくなってしまうので。
- 陽菜ルート:脇役の時の方がキャラが立っていた人その2。やはり伝奇要素が入らなかっただけマシな話だったと思うが、地味なキャラクターは辛いという事で。
- 白ルート:ヒロイン(白)の心情より脇役であるはずの征一郎の心情の方がよく描写されていると思うのだが、それはどうなんだ?
- 桐葉ルート:いつの間にやら主人公にくっつき、後半やや超展開でげんなり。最後で視点の入れ替わりが無駄に多かったのもちょっと。
- 瑛里華ルート:何も解決してないのだが、真瑛里華ルートでもいうべき真ルートが別にあるのでまあこれはあり。
- 真ルート:各個別ルートの設定、未解明部分が集まってきていよいよ謎解明なのか、と思わせておいて後半ご都合主義で消化不良気味に終了。未解明部分がまとまってくる段階までは割と期待してたのだが……。
- ルートによってネタバレ度合いが異なるので、(人によるだろうが)結構攻略順番は固定されそうな感じ。先に調べておいて攻略順を決めたが、桐葉と瑛里華は逆にした方が良かったか。
- かなで&陽菜と残りの面子で話が完全に分断されている。伝奇成分設定が無くて真ルートでの絡みがあまり存在しない前者2人はこのゲームにいる必要はないが、その2人の話の方が後腐れがないから印象が悪くないんだよなぁ。超展開ご都合主義で無理矢理片をつける様なら伝奇要素は使わない方が。
- 主人公がヘタれでないのは久しぶりだ。しかし上手く立ち回りすぎて話があっさりしすぎている感がしないでも。ヘタれでグダグダするよりはマシだが。
- 主人公以外のキャラクター視点の部分があるのだが、余り有効に使えてない感じ。謎が解ける訳でもなく、ヒロインの心情の変化が詳しく描写される訳でもなく、それでいて無駄に多い。そもそも主人公側から見てわかる様に書くべき、というのもあるが。
- ヒロインの心情の変化とか、展開の間にもうすこし描写が欲しい。何かいつの間にやら話が進んでいる感じ。主人公以外のキャラクター視点の部分もあるんだし。
- 脇役の男性陣が皆いい味出してるなぁ。特に征一郎。おかげで日常シーンが結構楽しい。
- キャラクターがおっぱいおっぱいお股お股オタク氏ねオタク氏ねとか連呼しない、っていいねぇ。素晴らしい。……まあそれが普通なんだけどな。
なんだかんだ言っているが、思ったよりも悪くなかった。やる前はべっかんこう絵を眺めて幸せ、程度に考えていたので。ただ『TH2AD』の後なので冷静な判断ではないだろうな。
次は『さくらシュトラッセ』の積み崩しをするか。
2008年3月22日
ゲームサークル工作部 D&D 日本語シナリオキャンペーン 第2回
参加者はほおぷ氏(DM)、うぃん氏(ウーイァン)、DIS氏(サムライ)、敷尻氏(サムライ)、私ンガタEZ(ニンジャ)。龍駆氏(シュゲンジャ)がお休みだったので、その分はNPCフェイバードソウルで補った。
ゲームぎゃざ 2005年3月号掲載シナリオ 『ゾンビは2度死ぬ』のノーマルモードを、PC側の人数増大(推奨4人のところを5人でプレイしたため)に伴う改変を行ったものでプレイした。※超ネタバレ有り有り&DMの改変入りなので注意。
PC一行がトーチポートの宿屋でダベっていると、2人の男がやってきてPC達が「入札」対象になった等と言い始める。何かの事件に対して東町と西町の利害が食い違う時に行うトーチポート独自の物らしい。まあよくわからないが、2人の男(この事件についての東町と西町の代表らしい)と交渉して、好きな側について事件を解決しろ、ということのようだ。
事件は、東町と西町を結ぶ橋付近に、数日前からゾンビがわいて出てくる様になった、というもの。ゾンビの出現元はその橋付近の川辺に空いている遺跡?から来ているらしい。橋はすぐに封鎖したが、その遺跡の場所が両町の中間地帯なので、中立の立場にいる(らしいよ?)冒険者に「入札」を行って解決することになったようだ。
以下は双方の提示した条件。
- 東町側の条件
- 報酬:パーティに2000GP、手付100GP
- アイテム貸与(ワンド・オブ・キュアライトウーンズ、残チャージ不明)
- 即日探査、かつ探査中ダンジョンから出ると違約金200GP
- 西町側の条件
- パーティに報酬:500GP
- アイテム貸与(ワンド・オブ・キュアライトウーンズ、残チャージ15)
- 即日探査して欲しいが戦力消耗による撤退等について制限はない
- 本依頼とは別に、この事件に関わりある個人的依頼有(行方不明の老人を捜す) 200GP
1LvPCパーティに対して撤退制限ありとか、どう見ても東町側の条件は全滅フラグなので西町側を選択。
突入前に遺跡について〈情報収集〉するも、戦争時のシェルターではないか、という解決には役立ちそうにない情報が得られたのみ。おまけにこれで5時間も費やしてしまったので、それ以上の情報収集は行えずに遺跡に突入。
2部屋目で茸(シュリーカー)に遭遇。こちらが先に気づけなかったので、相手に音(金切り声)を立てられてしまう。すると奥からコボルド×3があらわれたので戦闘。まあこれは難なく撃退。
コボルドに警戒しつつ次の部屋に進むと、ベンチが置かれている割合広めの部屋に。壁にはツルハシ等であけられ掘り進められたと思わしき通路と、上に登る梯子が。何となく梯子の先を調べることになったので、ンガタEZ@ニンジャが登って調べると、先の部屋にはライトスピアを持ったコボルド×4と、スリングを構えているコボルド×4が。正直AC的に死にそうだったので飛び降りて、DIS@サムライと敷尻@サムライが登り、橋頭堡を確保しつつコボルドを殲滅。
隣の部屋で行方不明の老人と大量のツルハシ、ロープ等を発見。どうもコボルドが使っていたようだ。とりあえず老人を遺跡から連れ出す。
再び遺跡に戻り、先の部屋を探索。順調にアラームの罠に引っかかりつつ(敵は現れなかったが)も扉を開けると、中は荒らされた感じ(部屋の内装品全てが粉々に壊れている)で、ボス扉が。異様に不安を感じつつボス扉の向こうを〈聞き耳〉すると、獣のような荒い息づかいが。開けたくなかったが開けると、オーガ×1が超やる気満々で登場。1Lv用シナリオでオーガですよ。攻撃ボーナス+8のダメージ2d8+7ですよ。とりあえず前衛が受けて足止め袋を投げ、アニメイト・ロープで縛ってどうにかなるか?と思いつつ戦うも、2人のサムライが一撃で代わる代わる寝転がされて全く勝負にならず(当たり前)。足止めは出来たのでその場は撤退。オーガは4HDで一応スリープで寝るので、次の日にスリープを準備して立ち向かうことに。で、どうにか一発でスリープが効いたので、とどめの一撃で倒す。1Lvなんだからスリープを準備すしないような非常識な奴は死んで学習しろってことですか。
オーガが出てきた部屋を〈捜索〉、暖炉の奥に隠し部屋があることが判明。その部屋にある梯子を登ると……普通に居住可能そうな内装の部屋に黒ローブの男×1、ゾンビ(元人間)×4が。どうやらボスの部屋の様子。相手は当然非友好的な態度で戦闘必至の状況。自分(ニンジャ)ではAC的にどうにもならなそうので梯子を飛び降り、後退。代わりにサムライ×2がその部屋に突入した。続いてNPCフェイバード・ソウルが梯子で登りかけた。そこへゾンビが階段前に殺到。しかし、橋頭堡をうまく築けなかったため、後続の面々が登れない状態に。
そこに黒ローブからコーズ・フィアーが。敷尻@サムライは耐えたものの、DIS@サムライは耐えられず。そのため部屋から全力で撤退、しようとするも下からの梯子にはNPCが。しょうがないので飛び降りようとしてゾンビから機会攻撃×3で気絶。そしてそのまま20フィート下の床に激突し、落下ダメージでHP-9。残った敷尻@サムライも盾を下の部屋に置いてきているので敵中でピンチ、という状況に。
落ちてきたDIS@サムライをワンドとポーションのキュア・ライト・ウーンズで起き上がらせ、再び突入させる。しかし橋頭堡を築けなかった代償は大きく、梯子を登り切る前にゾンビに殴られて再び落下。その最中にうぃん氏@ウーイァンがディスラプト・アンデッドでゾンビを削り、敷尻@サムライが倒してゾンビはいなくなった。そこへ再び部屋に到達したDIS@サムライが黒ローブをカタナで一刀両断。えらく苦労した。アンデッド退散が出来れば一瞬で終了してた様な気もするが、PHB基本クラス使用禁止というレギュでそれを愚痴ってもしょうがない。
黒ローブの持ち物を漁ると、ロッド(アニメイト・デッド、残チャージ2)と呪文書、支援を要請する感じの事(コボルドが言うこと聞いてくれませんボスケテとかいう内容)がかかれた書簡が出てきた。どうも自力でゾンビを作っていたわけではなかったようだ。いや、自力で作れるような術者は1LvPCパーティでは間違いなくどうにもならないのでこれはしょうがないが。とりあえず黒ローブの死体とゾンビにされた死体を運び出して衛兵に引き渡し。
黒幕であろう男は倒したものの、ゾンビの原料(つまり死体)の入手先等がまだ不明で、遺跡も探索し切れていない。そこで残りの部屋を探索すべく3日目の探索に入る。コボルドの居住区の残り部屋を探索し、コボルド6体と戦闘。ワンド(スコーチング・レイ、残チャージ2……)を入手。
コボルドが掘り進めていたと思われる通路にも乗り込み探索。通路はものすごいゾンビ天国。水の中からゾンビ×4、天井からゾンビ×3、最深部でゾンビ×6。レギュの関係でアンデッド退散がほぼ不可能な我々に対する嫌がらせとしか思えない。
最深部の部屋で、瓦礫に埋もれた通路を発見。瓦礫をどけて通路を通ると、トーチポート外壁外部にある墓場へ。ゾンビ原料の死体はここから調達したようだ。まあゾンビ作成者らしき黒ローブはもう倒したのでゾンビ騒ぎはこれで終了だろうが、外壁をパスして町の中心部に出る通路があるのはまずいので、事の顛末を依頼者に報告して依頼は終了。
雑誌に載せた1Lv用シナリオにしては随分とマジ殺し方向で気合い入ったシナリオだった。それともぎゃざ誌上はこんなシナリオであふれかえっていたのだろうか。
- ウーイァンはDebuffが無い。グリースもカラースプレーもレイ・オブ・エンフィーブルメントもない。あるのは変なダメージスペルだけ、とうぃん氏が嘆いておりました。
- 1Lv PCではオーク(ファルシオンで攻撃ボーナス+4、2d4+4)でも十二分に死ねるというのに、オーガはありえない(攻撃ボーナス+8のダメージ2d8+7)。HPがd10の前衛職、CON16+《追加HP》でも期待値で一撃で気絶ですよ。まあ1Lv PCパーティに対してバグベア(攻撃ボーナス+6のダメージ1d8+3で6HD!)のゾンビを出した事がある俺が言うべきではない気がするが。
- PC人数4人→5人の変更で数は増えているだろうが、コボルド×17、ゾンビ×17、オーガ×1、ウィザード?×1、シュリーカー×1を出しておいてパーティの撤退に制限を付けるのは凄いな。どうみても回復リソースが足らないだろう。DMがキュアワンドを貸与する様に改変したそうだが、それでもギリギリだったし。
- コーズ・フィアーで逃げる時、梯子に人がいたため飛び降りたが、今考え直すとこれはどうなんだろうか。恐れ状態の原因から出来る限り遠ざかろうとするが、遠ざかるためにどれだけの損害が許容されるかは書いてないからその場の判断しかないんだろうが。落ちると期待値で最大HPの半分以上を持って行く状況は逃げることが可能な状況なんだろうか。
- シナリオ作成者が想定しているパーティ構成が我々の構成と違うのだろうか。前衛枠・技能枠・信仰枠・秘術枠としてサムライ(完全前衛)・ニンジャ(前には立tつが薄い肉壁)・シュゲンジャ(前に立たない回復)・ウーイァン(完全後衛)で構成した訳だが、殴り手が足りない感じ。ファイター・ローグ・クレリック・ウィザード標準パーティではウィザード以外は殴ることを要求されているのか? まあ低レベル時だからそういうことが出来るだけなのかもしれないが。
2008年3月20日
買い物
戦利品一覧
- あみあみ本店
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- コトブキヤ 1/8 PVC塗装済み完成品 『「ToHeart2 AnotherDays」小牧 郁乃』 (原型:北池 衝角) \4,865
- あみあみ楽天
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- グッドスマイルカンパニー non ブラインドボックス 『ねんどろいど ぷち 「らき☆すた」 シーズン1』1箱(12個入り) \4840
ようやく一般販売分到着>ねんどろぷち らき☆すた。かがみ(冬服)がダブったのでいい感じだ。
2008年3月19日
買い物
戦利品一覧
- 岩永 亮太郎 『Pumpkin Scissors』 9 \570
- 横山 光輝、今川 泰宏、 戸田 泰成 『ジャイアント・ロボ 地球の燃え尽きる日』3 (チャンピオンREDコミックス) \580
2008年3月15日
D&D キャンペーン 『Planescapeの風』 第15回
参加者はうぃん氏(DM)、龍駆氏(Pal)、TODO氏(生びがいら)、ほおぷ氏(RgrClr)、私ンガタEZ(モヒカン)、DIS氏(Wiz)。引き続きDire Lionのお家騒動の兵隊として対抗勢力に特攻するミッション。
前回増援に次ぐ増援でダンジョン入り口とは思えないほどリソースを消費した(巣穴なので増援がある事は正しいと思う)のでもうこれ以上戦闘したくない雰囲気で奥へ。
1階層下った先で、Fiendish Dire Lion×4、Troll Sorcerer×3と遭遇。相手側は我々の襲撃で逃げる算段をしていた様子。こっちもラストの戦闘がまず間違いなくある状態でこれ以上戦いたくないので、取引(金を払った)で戦闘せず解決。
巣穴の最深部の部屋でお家騒動を引き起こした良くないCelestial Dire Lionと先生方に遭遇。Fighterっぽい格好のGith-yanki×2、Fiendish Dire Lion×3、Arcane CasterなOgre Mage×2。
こちらのイニシアティブが振るわず、先に相手側の行動が。Gith-yankiはDimension Door(sp)でいずこかへ移動(増援を呼びに行ったらしい)前衛陣が部屋に突入する前にFiendish Dire Lionに寄ってこられ、部屋前の通路で団子状態に。そこへFriendly Fire上等でCone of Coldを叩き込まれる。
早く部屋に突入したいも、Buff無しではあまり攻撃力の無い前衛陣(その分固い)の為、Fiendish Dire Lionを1round killとかできず。ほおぷ氏@RgrClrが、龍駆氏@PalをDimension Doorで部屋内部に飛ぶ事に。
前衛陣が部屋内部に飛んだ次ラウンド、部屋前の通路後ろ側からL sizeなRed Dragonが現れてンガタEZ@モヒカンにかみつく。そして部屋内には7つ首のHydraが。後衛陣も早く部屋内部に突入しないとDragonにやられそうだが、やはり部屋入り口に殺到しているFiendish Dire Lionを素早く倒せるだけの攻撃力がががが。とりあえずDragonに対してはWall of Stoneを張ってシャットアウト。Hydraに対しても石壁で移動阻害をかけた後、Solid Fogで視界を奪って移動阻害。
Dragonは石壁で諦めた様で(意外だ)、以後何もしてこなかった。HydraはHasteの影響で巨体に似合わず高速で龍駆氏@Palに接敵するも高ACに阻まれ中々命中せず。まあそれでも7回攻撃は恐ろしいが。
これ以外にもGlitterdustは乱れ飛ぶわWebも来るわSilence空間も出来るわのCrowd Controlだらけで双方余り被害が出なかったものの、戦況が膠着。そしてGith-yanki、Ogre Mageと次々と相手が撤退を始めたので、こちらも騒動の大本のCelestial Dire Lionを倒し囚われていた次期頭領予定のLionを救いだしHydraを残したまま退却。まああとはどうにでもなるだろう。
といったところでDire Lionのお家騒動の話は終了。
- Crowd Controlで敵の動きを止められるのはいいが、味方も動きを止められてしまうのがなぁ。アリアリ高レベル環境だとそうでもないが(敵にも効かないし)。敵にだけ有効なCrowd Controlは中々無いな。
- 戦闘中の暇つぶし用として、《Fiery Burst》(CM)を取ろうか思案中。強いが正直やりすぎな気が。
2008年3月9日
『ToHeart2 AnotherDays』終了
プロローグに30分、1ルート大体4〜5時間ちょっと。概ね1日1人のペースで。
シルファ→まーりゃん→はるみ→菜々子→よっち→ちゃる→春夏→郁乃 Story→環&このみ Storyで。
以下雑感。
- シルファルート:どこの翠星石ですか? 悪い印象はないが他ルートより短い分減点要素が少なかっただけ、という気がしないでもない。なんか物足りない。AD本編の他人ルートでの脇役時の言動を眺める方が楽しい。
- まーりゃんルート:予想通り攻略ルートになってなかったが、まあこれはキャラクター的にしょうがない。しかしだからといってオタネタ・下品・悪ノリしかないテキストを4時間以上読まされるのは苦行以外の何者でもなかった。音速丸やパクマンが主役ではシナリオにならない訳で。やっぱり脇役。
- はるみルート:東鳩2本編からのつながりがあまり生きてないのは少々もったいないが、嫌いではない。この人も他人ルートでの脇役の方が良かった気が。プロローグで許容範囲以上にウザかったのがちょっと。
- 菜々子ルート:さすがに子供過ぎて無理。ルート前半が特に苦しかったが、終わってみればこれはこれで。菜々子当人より脇役を愛でるルート。
- よっちルート:ミイラ取りがミイラになる、という非常に直球で普通なお話。出来も良い意味で普通。
- ちゃるルート:この人も同じく良い意味で普通で悪い印象はないが、『うたわれるもの』出張組の印象が少々強くてそこが残念。個人的には一番好きなルート。
- 春夏ルート?:ハーレム大団円で大争奪戦開始。最後にやるべきルートだな。
- 郁乃Story:終盤が蛇足な感じだったが、話自体はいいんではないかと。しかしわざわざAnotherDays本編と分けて郁乃視点にした意味が無いのが残念。主人公の品定めをする話なら半攻略ヒロイン乱立状態のAD本編に組み入れた方が色々と面白かっただろうに。
- 環&このみStory:ただ2人とダラダラとデレデレするだけでシナリオでも何でもなかった。これもAnotherDays本編と分ける理由はあまりないが、まあTH2本編で攻略対象だったわけだし。
- 全般的に文章が下品かつ自虐的で、かつ殆どの登場人物の脳みそピンク色。エロシーンでもないのにみんなにそんなにおっぱいおっぱいお股お股オタク氏ねオタク氏ね連呼されてもなんというか困る。ライターはお疲れの様だ。
- 基本ハーレム状態でギャグのようなイベントが発生しまくりで、脳みそピンク言動と相まって東鳩2本編の雰囲気とは全然違う。まあファンディスクだと思えばこんなものか。
- 全般的に話が短く深く踏み込まずに作られている。話の起伏や複線張り→回収とかも割と無いし。東鳩2本編ヒロインとの差別化か、それとも単にライターが忙しかったのか。
- 東鳩2本編ヒロインは基本的に絡んでこないし出てこない(たま姉とこのみと委員ちょ除く)。出ても顔見せ。そして大方の予想通り草壁さんはハブられたorz。夜の学校のシーンあったのに。黄色も一言だけだったなぁ。
- 元脇役とはいえ本作では攻略対象なのに、そこで出てくる脇役の方が印象強くて埋もれるとかちょっとなぁ。
- 一応シルファ・はるみ、よっち・ちゃるで対になっているのか。しかしまーりゃんと菜々子はどうみても対にならなそうだが。
- どのルートでも他ルートのネタバレがあっさり出てくるのは萎える。もう少し上手く隠せないものか。
- 無印:すました顔して内面妄想炸裂、XRATED:すました顔してHシーンで大暴れ、と順当に駄目方向に進化してきたイルファさんが、ついに通常時の言動もおかしくなって参りました。本作の脳みそピンクな面々と比べても突き抜けてる。実にけしからん家電だ。
まあ続編ではなく外伝もしくはファンディスク。シナリオをもう少しちゃんと踏み込んで作ってくれればなぁ。キャラクタースペックだけ見ると東鳩2本編ヒロインに勝る部分がそれなりにある面子だけに残念だ。ライターの腕(もしくはやる気)が原因な気もするが、やはり脇役は脇役のまま眺めて楽しんでおくべきなのか。