呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。
ファントム2
なんだか、米国の名作汎用戦闘機みたいな題名であるが、来ました。来ました。第二弾。7月にはリメイク版も決定した『PHANTOM』のアニメ第二弾のことであるである。
今回も、リアルタイムレビューでいってみたい。
さて、冒頭の女の子、これ、アインであろうか。ということはアニメ版のアインはアルピノではないのだな。黒髪なのだ、きっと。でも、悪夢に魘されるアインというのも、少し雰囲気違うのだ。
で、オープニングのペンダントがその夢の中に存在するものとは。よけいなファクターは入れないが吉なのだが。うむ、こればっかりは間違いない。
突然、オペラシーン。わあ、前後無茶苦茶。アインはまだ消えてないのだぞ。しかも、指揮者、一瞬、麻婆神父に見えたのだ。
でも、ツヴァイ君。まだまだ未熟。結局アインに助けてもらう。その後のアインの顔が、可愛いのだが、しかし、私のイメージするアインとはどんどん変わってしまうような。
あと、デザートイーグルって、そんなに簡単に振り回せたであろうか。
首脳会議、クローディアさん、今回も声なし。このまんま、声なしで行くつもりなのか? そうなのか。
ジョギングのあと、ツヴァイの前で平然と着替えるアイン。赤くなっちゃうツヴァイ。これこそ、ゲームの中での関係に近い。
いや、しかし、結構胸あるなあ。アニメ版アイン。でも、夢に魘されるというのは。少しばかり、アニメアイン、精神的に脆すぎないか。
次は、ゲームでもうれしはずかしのデートシーン。ううむ、一発平手打ちは可愛い。冷静に観察しつつ『埋め合わせ』を要求するアインは本当にゲームの時から、萌えるのだが。いや、絵が動くと無茶苦茶バカップル以外の何物でもなではないか。鼻の下伸ばしちゃうツヴァイも思わず萌える。って、私はそんな方向性は持っていないはずなのだが。
しかし。ターゲットの遅刻で強引にデートに持ち込むシナリオライター。いや、良いんですがね。私は、こういうの嫌いじゃないし。ただ、衣料品売り場で、なんか字が書いてあるTシャツ見ていたが、四字熟語Tシャツはよせ。米国海軍の戦闘機に書かれた四文字熟語の都市伝説。『焼肉定食』は笑えるが、『尊王攘夷』は悩んでしまうし、『鬼畜米英』になったらもう、ネタ認定である。
でもって、アクセサリーショップで夢の中のペンダントに似たものを見つけてしまうアイン。それを内緒で買って、夕焼けのなかで渡しちゃうツヴァイだったりする。わあ、べたべた。
でも、その台詞、アインの台詞だろう。『この世が無限の地獄でないとしたら・・・』
で、二人で記憶を取り戻そうと言うツヴァイ。それを否定するアイン。
でも、アニメ版アイン。感情の起伏が激しすぎないか。もっともっとフラットな感情であるからこそ、あの、命名の時の感情のほとばしりが、『貧乳少女』と名付けられた時の感情のほとばしりが、グーになるのではないだろうか。こう、きゃんきゃんしていたらアインらしくないのである。
更に、このときのアインの顔、微妙にデッサンが狂ってないかと想うのだ。キャラの性格はともかくとして、いいシーンなのに惜しいことである。
で、襲撃成功。なんだけど。アインのミスで変装がばれるというのは納得できない。このアインならファントムの名に値しないと想うのだが。
まあ、銃撃戦をやるためには必要なのかも知れないが、アインの失敗ではなあ。
で、想像通り、落としちゃうペンダント。戻っちゃうアイン。
って、アインはファントムでしょうが。確かに萌えますが、しかし、このアインはファントムじゃない! 断言できてしまうのである。更に、シナリオライター氏、女の子の肌に傷を付けるんじゃない。って、ゲームでも傷だらけだが。
なんとか無事帰宅、やると思ってた、着替えシーンの変化。恥じらうアイン。ははは。やっぱり、これがやりたかったのだな。シナリオライター氏。
で、ここまできて、おでこにキスですか。まあ、仕方がないかも知れないが。全年齢だしな。
手料理で良い感じ。ところが胡椒買いに出たツヴァイの留守中にかかってきた電話。姿を消すアインとサイス。帰って来たツヴァイを待ち受けるリズィ。風雲急を告げる第三話。というところであろうか。良いところで切る物である。ヒキは完璧だったりするのだ。
しかし、『デモンベイン』の予告、主役。ドクターと誤解する人。いないか。(04,6,28)