呆冗記
呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。


ファントム 暗殺者

 さて、恐縮だが、DVDネタが続く。今回は『PHANTOM THE ANIMATION』である。僅かな期待と大きな恐怖。それがほとんどのニトロ廚の現実ではないだろうか。ともかく、発売日前日にヨドバシでゲットしてしまった私はおそるおそるDVDを見ているのだ。
 というわけで、今回は実況でお送りするのだ。

 で、冒頭。まずビルの上のアインのアップだがまあ、これは一応OK。しかし、突然闇引き取りの連中の抹殺にあれほど無駄弾使う必要があるのだろうか。ガンカタ使う事はあるまい。アインがガンカタ。絶対にあわないと思うのだが。これで不安増大である。
 オープニングはHassy氏。これは私の先入観だが。やっぱりニトロならいとうかなこ氏だろうが、と思ったり。しかし、第一部を3話でやるならキャルくらいオープニングに出てきても良いのではないだろうか。
 で玲二君受難の巻。雲助タクシーに変なところに連れて行かれてアインの仕事を見てしまう。玲二君。しかしね。どうも、『SEED』のキラに見える私はどこかおかしいのであろうか。実家、玲二が行方不明で崩壊してなきゃいいのだが。しかし、カウンタースナイプ出来ただけで見込まれるとは災難である。
 次は砂漠の一軒家。風の音はなんか非常に懐かしさを感じるのだが。サイス・マスターお目々きらきらである。違和感どばどば。で、なんか玲二が非常に取り乱していますが、どうもなあ。なのだ。あと、DVDやPS2と声が違っているとは聞いていたが、私は前の方の方が好みです。
 サイスマスターの報告シーン。しかし、なんで、クローディアさん、喋らないのであろうか。予算けちったか。
 ナイフの訓練シーン。勝ったと思った玲二君の笑顔になぜか萌え。いや、私はそっちの方の趣味はないのだが。しかしリズィ姉御が喋るんならクローディアが喋らないのだろうか。
 テーブルの上で裸体で寝そべるアインの前でルガーの手入れをするサイス。この顔の方がサイスらしい。
 クライマックスシーン。メイド服のアイン。でも、鬘が邪魔である。これが鬘なしで羞恥に頬を染めてなどいたら。まずわたしはノックアウトであっただろう。
 でも、どうやって銃を押さえていたのだろうか。あと、テーブルはそんなに丈夫ではないと思うのだが。どうして玲二君に当たらないのだろう。いや、手抜きしてるという説はあるだろうが。しかし、ここまで当たらないというのも不自然である。いや演出なのであろうが。
 で、覚醒。突然二割り増しに格好良くなるのはデフォルトであろうか。そうなのか。あっという間に虐殺である。卒業試験コンプリート。
 いや、鬘なしアインのメイド服。萌え。羞恥に頬を染めててくれないけど萌えである。
 最後に玲二のこめかみに銃口を突きつけるアイン。
 「もう一度選ばせてあげる」
 起きる撃鉄。
 「あたしが決めてあげる」
 引き金の引かれる音。ブラックアウト。
 「合格のようね」
 たぶんツヴァイは銃口に対してアクティブに反応したのであろう。高校生吾妻玲二が死に、ファントムツヴァイが産まれた瞬間である。
 エンディング。やっぱいとうかなこ氏でしょう。ニトロプラスは。CD出たら買いである。
 終了。 終了である。だから、予告に『ハッピーレッスン』入れるのはやめてくれ。頼むから。ケイエスエス。

 で、見終わって。疑問点解消。
 何でか知らないがSEED連想した理由が判明。岩瀬昌嗣氏の漫画のキラに似てるように思えたのだ。
 あと、旧作の玲二君は岡野浩介氏、アニメは櫻井孝宏氏。うーむアインが変わっていないのに。大人の事情って奴なのだろうな。たぶん。
 
 結論。非常に微妙である。こんな微妙なのも珍しい。糞味噌にけなす訳にもいかないが、べた褒めも出来ない。いや、たぶん、『ファントム』でなかったら私はこのDVD、買っていなかった。といった感じである。しかし、逆に言うとおそらく、2巻目も買うのであろうなあ。
 さて、久しぶりにPC版ゲームやろうかしらん。(04,2,28)


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