呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。
8月のDVDから
さて、簡単にいくんじゃないかと思っていた割には結構大変な代物だった月別DVDレビュー。先月はこちら。
今回、まず最初のレビューは『ガンパレードマーチ 4』である。
第7話『長い夜』
前回のラストで友軍の救出のため、弾薬等を消耗したまま戦場へと突入した複座型は、結局薬局戦場に孤立することになる。戦略的には非常に無謀な行為だが、しかし、ゲーム上では操作ミスや、故意に結構こういう事になった可能性は高いのではないだろうか。私なんぞ結構敵のど真ん中に突っ込んではゴブリン退治しまくったのだが。アニメ上ではどうもそうはいかないようである。結局、動けなくなった複座型。まあ、複座で単機ライフル打ちまくって、生還しちゃうようなシナリオではたぶん、誰も納得しないのだろうが。
しかし、結構心配したのがこの状況だ。なにせ周囲を幻獣に囲まれちゃったのだ。で、芝村は足に怪我をして、歩けないという状況である。更に壬生屋を殺すようなスタッフとくれば、ここでヒロイン死亡フラグが立ったか。じゃあ次のヒロインは誰だ。と思っても仕方があるまい。(パッケージ見ればそうでないことは解るのだが)
しかし、ぽややん速見は男を見せるのである。いや、だったら何で壬生屋舞を殺したか。と言ってしまうのであるが。まあ、物語始まる前に茜が死んでいるのだからしょうもないが。ただ、ここで、なんとなくこの速見、ただモンじゃないのかな。そう思ったりする演出がなされている。いや、幻獣の中を心から恐怖心を追い出して脱出するなんて、やっぱ、セカンドプレイ速見の設定を生かすつもりなのだろうか。いったい半分以上来たところでこういった設定消化できるのか非常に疑問なのだが。
第8話『4月になれば彼女は』
で、期待させといてこれである。いや、良いのだ。最初から最後までこの流れで行くというのならば問題はないのだ。しかし、あそこまで期待持たせておいて、これはなかろう。これは。と思う私がいけないのだろうか。
イマまで出てこなかったお元気少女。新井木登場。で、自爆。話はそれだけである。いや、まじめに全回までの伏線が全部消え去ってしまったような爽快感。早見もぽややんだし。個人的にはファーストプレイでプレイヤー不慣れなため、キャラクターが死なないだけでどんどこ負け続けていた状況で、ほとんど無視していた脳天気娘彼女の再現を見るような状況だったのだが。
はっきりいって、これ、シナリオの統一がとれていないんじゃなかろうか。そう思ってしまったりするのである。いや、ほんと。それで、次回は総集編っぽい話であるし、大丈夫なのか本当に。
次、『ザ・ビッグオー 4』
第19話『Eyewitness』
待ってました! ファーストシーズンフレーバーたっぷりの作品。いや、やっぱり、この方向で行けないのだろうか。下手なストーリーはいらないから、『ナイトライダー』や『エアウルフ』みたいに主人公以外はみんなゲストで1話おわっても何にも変わらないのがいいと思うのだが。
ともかく、パラダイムシティに巻き起こるアンドロイド・クラッシャー事件。そして、ダストンの元を本社の指令で訪れるフレディと名乗るアンドロイド。
いや、いいなあ。なのだ。結局の所、時間は短いがバディムービーである。立場の違う二人の刑事が事件に立ち向かう。お約束だがお約束故に面白い。
しかも、今回はドロシーの見せ場もたっぷりである。アンドロイド・クラッシャーの標的になるドロシー。いや、格好良いのである。アンドロイドだから当然かも知れないが、眉ひとつ動かさず切り抜けるドロシー。流石はしんのすけである。(だから違う)
で、アンドロイドクラッシャーをお縄にした(ここでもフレディが渋い)にもかかわらず、暴走する工事用ロボット。ねらわれるドロシー。ノーマン大活躍である。流石は万能執事。いや、某巨大財閥の執事といい、最近執事が熱いかも知れない。いやあ久しぶりに(正確を期すと全回もだが)ファーストシーズンの爽快感あふれる話であった。
第20話 『Stripes』
しかし、それもつかの間。悪夢は復活する。ロジャーの悪夢にして、私の悪夢。いや、ストーリーいらないのだが。で、複雑な人間模様。なんだかなである。トマトにしか興味がないボケ老人がでてきたりなんなりするのだが。これってやっぱり(制作者が言っているとおり)『ウルトラセブン』だな。そう思うのだ。結局キングジョーである。しかしなあ。だったら『ウルトラセブン』のDVDを見るのだが。
でも、ここで引かれると結局次巻も買うのであろうなあ。ドロシーピンチだし。
で、今回の目玉商品『ゲッターロボ』なんというかとっても優等生のリョウ君のお話。としか言いようがないのである。結局、どうも石川賢氏の漫画版ゲッターの竜馬。(なんだ、この差は)と比べてしまうのだなあ。忙しくて見ていないが、いつか見終わったらレビューと言うことで。
しかし、良い時代になったものだなあ。昔見たアニメがぼんぼんDVDになるものなあ。しみじみ。(03,9,12)