呆冗記
呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。


雷たちの大饗宴

  来たぞ来たぞろくごまるに! 僕らのろくごまるにである。いやあ、実はちょっと心配だったのだが、ちゃんと出たのである。いや良かった良かった。
 しかし、何というか書き下ろしはずっとこのミステリータッチで行くのであろうか。それはそれでまったく構わないのだが。願わくば本編が一刻も早く出ますように。お空に輝く今年再接近する火星に願いをかけるのである。(んなもんにかけていいのか?)

 で、今回はあの『夢の涯』の『雷たちの饗宴』の後日談というか何というかである。前回。刀の和穂の世界での宝貝回収であったが、今度はまた別の世界のお話。 性格の悪い和穂というか眉毛の細い和穂が今回のヒロインなのだ。いやあ、某巨大掲示板で、『眉毛の半分は優しさでできていました』という(『バファリンの半分は優しさでできている』のパロディ)意味がいまいちわからなかったのだが、 作品読んで大笑い。ああ、そういうことか。大笑い。眉毛の太さで優しさが左右されるとしたら、それはそれで哀しいかもしれない。なんたって、氷の和穂の眉毛は太いのだ。ああ、彼女が本心から笑える日は来るのだろうか・・・。私じゃ役不足だろうしなあ。

 ま、ともかく、今回は回収予定宝貝を持っていた異世界の某兄さんが、本来の和穂の世界の兄さんよりは賢かったため、『雷たちの饗宴』で大きな役割を果たした仙人和穂が登場できないのである。さあ、どうする。この世界の殷雷!(この世界の和穂は役に立たない。個人的には切れ者だが、殷雷に協力する気はないぞ! がんばれ、この世界の殷雷。やっぱり、眉毛の半分は優しさだったのだ!)という状況で、太い眉毛の分だけ優しさに満ちている(本当か?)我らの世界の和穂と殷雷が現れる。言っては悪いが、受け身に回る我らの和穂。つうか、常に 受けにまわってないか。和穂は。
 とにもかくにもそのような状況で問題を解決しなければならないのだが・・・。
 今回もろくご節は全開! いやあ。眼福、眼福(この使い方でいいのか?)である。たいしたものだ。
 ともかく、凄いのは立派にミステリーしていることである。(ハンチクマニアにとってかもしれないが)解決のための条件は全て明らかにされているのである。それで、どうやって解決するのか。条件は全て明らかになったのだ。さあ。どうなるのか。
 実は、私は読み終わるまで解らなかったのである。
 しかし、ろくごまるに氏。是非とも長編を読みたいのである。長編を。長編を。
 
 諸君 私はろくごまるに氏を 諧謔と蘊蓄にみちたろくごまるにを望んでいる
 諸君 この『夢民書屋』を愛読してくださっている諸兄諸姉諸君 君達は一体 何を望んでいる?
 更なるろくごまるに氏を望むか? 眉毛の半分は優しさでできている 和穂を望むか?
 鉄風雷火の限りを尽くし 三千世界の鴉を殺せない 情にもろい殷雷を望むか?

 長編!! 長編!! 長編!!

 よろしい ならばろくごまるに氏だ
 我々は満身の力をこめて 今まさに振り下ろさんとする握り拳だ
 だが この甘口ライトノベル乱造時代に 長い間 堪え続けて来た我々に ただのろくごまるに氏ではもはや足りない!!

 後編を!! 3年以上も待ち続けている後編を!!(中編でも可)

 我らはわずかに筆者1人 読者一桁しかいない微少サイトに過ぎない
 だが私は 諸君は一騎当千のろくごふぁんだと 私は信仰している
 ならば私は (最大で)総兵力1万と1人の軍集団となる
 我々を忘却の彼方へと追いやり 眠りこけている富士見書房とろくごまるに氏を叩き起こそう
 ろくご氏が病気ではなければ、髪の毛つかんで 引きずり下ろし 眼を開けさせ 思い出させよう
 連中に我々の3年間の渇望をの味を 思い出させてやる
 連中に我々の 思いの丈を思い出させてやる
 天と地とのはざまには 今のヒロイン萌えー作品の哲学では思いもよらぬ事がある事を思い出させてやる
 1万と半人前のろくでなしの戦闘団で 文庫売り場を燃やし尽くしてやる

 夢民書屋より全読者諸兄諸姉諸君へ
 目標、富士見書房編集部!!
 ろくご氏に年3回本を出してもらおう作戦!!
 状況を開始せよ
 征くぞ、諸君
(03,7,24)


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