呆冗記
呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。


正月そうそう

 正月そうそうである。
 あんなにうまくいっていたのに。である。
 去年の師走は何事も起きなかったのにである。
 私のパソコンのHDが吹っ飛んでしまったのだ!
 ああ。泣くぞ。泣くぞ。本当に泣くぞ。である。
 かくて、ここに状況を記し、もって、ここへ来られた読者諸兄諸姉に他山の石として頂くとともに、自分の反省としたいと思うのだ。

1月6日(月)

 前回の、『今年のもうふ』でも言ったとおり、LINUXのお勉強のために、『ターボリナックス』を導入することにしたのだ。HD容量は30Gあるので、こいつの内、Cドライブ10G、システム領域はそのままに、20Gのデータ領域を10Gに減らして残り10GにLINUXをぶち込むことにしたのである。ヨドバシカメラで『ターボリナックス』のパッケージと『システムコマンダー7+』を購入。パーテーションを切るソフトは一番高いのを奢ったのである。万が一、何かあった時のことを考えるとやはり一番高いものが安心できるではないか。
 で、つぎに各種データのバックアップ。まず、今まで変換しまくったMP3ファイルをMOに移して、10Gの容量を確保したのだ。気がつけば2G近くある。そして、『システムコマンダー』作動。
 どうして、この時、旅行記の写真をバックアップしなかったのか!
 ともかく、時間がかかるとマニュアルに書いてあったので、ともかく眠る。

1月7日(火)

 朝、目を覚ますとPCがフリーズしていた。何の気なしに電源を切って出勤。
 帰宅後、再起動。Dドライブが消失している。何もなしである。
 一体、どうなっていおるのだ! ノートンさんも何も一切役に立たない。HDのパーテーションを切り直している時に何らかのハード的、ソフト的損傷が発生し、データー等、全部消滅した模様なのだ。
 一番痛いのは『旅する奇怪』の原稿と写真である。どうしよう。

1月8日(水)

 何はともあれ、私の技術を越えているので朱雀に電話。救援を求む。
 夜、『データレスキュー』なるソフトを携え、朱雀が来る。
 作業開始。どうしてもCドライブの途中でHDが異音を発しエラーが発生。トライの回数だけエラーが起きて、最終的に暴走する。
 「これはハード的に逝ってしまっている可能性が非常に高いな」
 そんなこと言われても困るのである。
 仕方なくハードディスクを初期化する。しかし、残念ながら再びエラーが発生し、どうしようもない。
 深夜近くになって朱雀帰宅。『データレスキュー』を前に途方に暮れる。
 ともかくトライ回数を最大にして、チェックをかけることににする。うまくいくことを祈って、ともかく眠る。
 『データレスキュー』。貴様はデータ復活の最終兵器のはず。ノートン様でも助けられない情報データを助けるのが仕事なのだ。
 『データレスキュー』。がんばれ『データレスキュー』。頼むぞ『データレスキュー!』 もう自棄である。

1月9日(木)

 復元失敗。見事に暴走して停まっていた。
 どうやら完全に逝ってしまったらしい。
 どうして、あの時、旅行記の写真をバックアップしなかったのか!
 大抵のことは悔やむ羽目になってから悔やむのだなあと再確認。残念。
 結局、これですべての旅行記のデータを失ったことになる。

 教訓 当たり前すぎる話だが、バックアップはマメに取れ。(当然)(03,1,9)


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