呆冗記
呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。


いよいよ師走だ 2002

 いよいよ師走である。(正確に言うと、前回から師走なのだが・・・。いよいよ師走なのだ。今年こそは心静かに師走を迎えたい。そう念じているのである。
 「その体たらくが、前回のザマか?」
 おお、朱雀。どうしたのだ?
 「どうしたもこうしたもあるか。ええ、一体、前回のザマはなんだ? あれでは危ないお兄さんではないか」
 う、いや、そのなんだ。魂の叫びなのだ。うん。ま、今年の後半は色々あったし。
 「確かに色々あったことは認めよう。しかしだぞ。しかしだ。いい年こいた37才がニーナたん。だあ。恥を知れ。恥を」
 だって、ニーナたん。可愛いじゃないか!
 「ぐう、開き直ったな」
 ああ、開き廻ったぞ。ぴょこぴょこフィールド走り回るし、うーんうーん唸ってアイテムかき集めてくれるし。魔法のかけ声可愛いし。先頭にしておくと、反応が鈍くてモンスターに必ず先手取られるし、攻撃食らった時の吹っ飛び方も可愛いし。はあ。らぶりぃ。
 「・・・長い付き合いだったな・・・」
 ああ、さようなら。
 「やっぱり、男の友情を破壊するのは女ニャ!」
 おお、武田。
 「思うに、女というのは年齢に関係なく、遅効性の毒のようなモノニャ。たいてい、気がついた時には手遅れニャ」
 「なんか、蘊蓄のあるようなないような・・・」
 「ははははははは。某ゲームのラスト近くの台詞ニャ」
 道理で・・・。
 「ともかく、確かにニーナたんは可愛いニャ。ぴょこぴょこフィールド走り回るときに背中の翼から彼女の命を削っている有害物質の黒い煙がぽわぽわ見えるニャ。うーんうーん唸ってアイテムかき集めてくれたあと、少し俯くのは、具合が悪そうだニャ。魔法かけたり、モンスターに攻撃食らったりしたバトルの後は必ず、胸押さえているニャ。長くないニャ」
 貴様ぁ。
 「美少女。それは儚いモノなのかもしれないニャ。故に儚い少女が美少女なのかも知れないニャ」
 それは、言えるかも。
 「健康的な美少女という存在は貴様達にはないのか!」
 う・・・。
 「健康な美少女が、妖艶なお姉様になってくれるのだぞ。その辺、きっちりと認識するように」
 「でも、病弱なお姉様というのも、シチュとしては得難いモノがあるニャ」
 「そ・・・それは・・・」
 「しかし、37才にもなって、美少女だのお姉様だのに現を抜かす社会不適応者には困ったモノニャ」
 貴様にだけは言われたくなかったぞ。貴様にだけは。ニトロプラスのハロワ遥香等身大POP。タッチの差で購入できなかったくせに。
 「ぐあああああああニャ!」
 「そういえば、奈津美POPも買い損なったんだよな」
 「うわーーーーん。朱雀と上杉のうんこたれニャーーー。」
 勝った。
 「空しい勝利だ」
 まったくだ。これが、帝国軍の・・・。
 「えーい。今頃『ゾイド』ネタ振るんじゃない」
 乗った方が悪いのだ・・・。うん。
 というわけで例年、何かと事件事故が起こる師走ではあるが、のんびりゆったりゆっくりと過ごして明るい来年を迎えようと思うのである。うむ。
 「どうやったら、今回の『呆冗記』からその結論になるんだ。納得いかないぞ。こらあ」(02,12,4)


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