呆冗記　人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。

一年振りだよ四十郎

　人生、いろいろあるのだが、夏になると小人閑居して不善を成すのである。まったく、ろくな事をしないのが我が廻りである。あははははは。この際、自分のことはタンスの奥底に閉まっておいて他人のアラを探すのもまた一興かとも思うのである。
　というわけで、近況報告なのだが、まずは、例によって例のごとく、朱雀龍樹である。もう、『雅楽戦隊　ホワイトストーンズ』を見て、『仮面ライダーＤＶＤ　ＢＯＸ』を購入することを決めて、久部さんに『漢』と評価された彼がやってくれたのである。
　これだ。

　わははははははは。である。まったく、わはははははなのだ。へ？　をいをい何を考えているか？　である
　「何をって、実に機能的だと思わないか？　『ＶＡＩＯ　Ｕ』改、『夕霧』。やはり特型駆逐艦『波』系の後は『霧』系で決まりだろう。それで、ＩＢＭのキーボードを追加。これでＶＡＩＯの弱点であるキーボードの問題点が解消されている」
　貴様、何を考えている。『ＶＡＩＯ　Ｕ』は携帯の利便性を追求したマシンだぞ。それをこんな風にキーボードを装着してしまったのでは何がなんだかわかるまい。
　「ふふふ、これは、職場での姿だ。当然、キーボードは職場に置きっぱなしということになる」
　何が言いたい？
　「要するにだ。このネット全盛期に、環境は持ち歩きたい。しかしだ。それはフルスペックである必要はない。だいたい、フルスペックは非常に重い。５０５『菫』だって、下半分降ろしたって非常に重いのだ。あれとカメラを持って１週間近く見学旅行に行ってみろ。己が運命を呪いたくなるぞ」
　それはそうかもしれないが・・・。そんなことは数年に一度だろうが。しかもだ、確か貴様、学校に自作機の一代目と二代台目を持っていっていたのではないか？
　「ああ、そうだ。一代目が『榛名』（戦艦）。二代目が『青葉』（重巡洋艦）。『榛名』は特別教室に『青葉』は机上に置いてある。しかし、机上の『青葉』は構内ＬＡＮに接続してあるため自分の環境というわけにはいかない」
　貴様、『Ａｉｒ−Ｈ”』持っていたよな。
　「持っているが。何か？」
　『ＶＡＩＯ　Ｕ』買うよりも、アダプターかまして『青葉』を自分の環境で使えるようにした方が安上がりかつ、早かったのではないか。
　「う。だって持ち歩くんだぞ。携行するんだぞ。見学旅行以外にも自転車の『島風』で『夕霧』もって、途中入った茶店で入力という状況があるかも知れないじゃないか」
　仕事柄、乗用車による通勤は不可欠ではなかったのか。貴様が自転車でどこかへ行くという状況がどのくらいあると思っているのだ。それこそ見学旅行並ではないのか。車なら、『菫』で充分ではないのか。
　「・・・」
　更にだ。いくらＵだからって『夕霧』はないだろう。夕霧は。大波食らって艦首切断だぞ。
　「そんなこと言ったらごく一部の艦を除いてみんな沈んでしまっているじゃないか。気にしない。気にしない」
　しかし、最高性能の『ＰＣＧ−５０５Ｒ／ＧＫ』が松型で、それより性能の劣る『ＶＡＩＯ　Ｕ』が特型だったり、自作機が戦艦名だったり重巡名なのはどういうことなのだ。
　「あ・・・」
　珍しく、朱雀に勝ってしまった・・・。しかし。
　「どうしたニャ」
　これには、勝てない・・・。

　「僕が無敵ニャ」
　阿呆・・・。（02,7,28）