呆冗記
呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。


ピンクの戦車が行くよ

 ピンクの戦車が行くよ
 坊やの夢乗せて
 格好いいね
 格好いいよ
 ピンクの戦車だよ

 うーん。なんだかとても懐かしいのだ。そう、とっても懐かしいのである。
 中学時代にはしだのりひこ氏のアルバムを叔父の部屋で見つけて幾星霜。好んで聞いたのが『風』と『ピンクの戦車』だったりする。 しかし、何であんなものがあったのであろうか?

 閑話休題。

 しかし、今回はそんな話ではないらしい。
 「そうニャ!」
 出たな、武田。
 「その通りニャ。ワールドカップが何ニャ! 何が因縁の対決ニャ。朱雀の野郎、7日の札幌ドーム戦。しっかり見に行ったニャ」
 いいじゃないか。別に、冴速さんの妹さん。koichan嬢が4枚、券の購入に成功されたのが発端。て友達と、兄上とで3枚。1枚あまったのが朱雀の所にやってきたんで行ってきたというのが本当の所なんだから。文字通り棚ボタではあるがな。
 「あいつ、イングランドの席に座りながら、実はアルゼンチン応援していたという太い奴ニャ」
 ま、確かに太いわな。
 「そういう意味ではないニャ! あいつの心情はきっとアルゼンチンにあるにゃ。フォークランド諸島ではなくてマルビナス諸島だって言ってたニャ。なのに、イングランドの席に座るとは・・・」
 要は羨ましいのだろう。
 「そんなことないニャ。そんなことないニャ。僕も行きたかったなんて事はないニャ。僕にはこの『げえむ』があるニャ。6月7日発売。ライアーソフトさんの『ピンク・パンツァー』ニャ」
 わあああ。貴様、全世界を敵に回す気か。ええ、ワールドカップとゲームを同列に評するとは・・・。
 「人、それぞれという奴ニャ」
 それで片づけるか。貴様。ともかく、これ以上傷口を広げないうちに行ってみよう。
 「そうニャ。これは単なるゲームではないニャ。実はこの『ピンク・パンツァー』非情に興味深いニャ」
 ほう。
 「ヒロインの女の子達の設定が、まるっきり一時代前のアニメの登場人物みたいな連中ニャ。
 謎のウィルスによって人類が滅びかけてから幾星霜。コロニーと言われる集落が群雄割拠する日本列島も、ようやく『新日本』として統一され始めているニャ。
 メインヒロイン? はその新日本に吸収されたコロニーの政治家の娘ニャ。コロニーの独立を売り払い、自分の地位を保全した親父に反抗しているにゃ」
 これで、反乱軍に身を投じれば、まるっきり『ダ○○ム』・・・。
 「そんな感じニャ。次の衛生兵は著名な軍人を祖父に持ち、ともかく『銃が撃ちたいのであります』ニャ」
 なんか『ぱとれいばあ』にいなかったか?
 「ははははは。『明るい15少年漂流記』にもいたニャ。ちなみに『15少年漂流記』は類似品として『人類も敵も滅んじゃう15少年漂流記』や、よくぞ夕方に放映したなという『十五少年漂流記の顔をした蠅の王』があるから注意が必要ニャ」
 アニメの表現技術があがってバーニアふかしまくっていた奴だな。
 「整備兵は奇跡的に生き残って新日本の中核になっている名古屋の出身ニャ。本当は体力勝負のお姉さんなのに、技術屋になっているニャで、そんな自分にコンプレックスを持っているんだけど明るく振る舞う気丈なお姉さんニャ」
 うーん。誰だろう。
 「もう少し、主人公が情けなければ、完全姉貴分として確立できたニャ。でも、残念ながら、主人公が中途半端にまともだからいまいちキャラが立っていないニャ。ただ、志気と愛情度が異様に上がりやすかったニャ」
 で、最後が目立たないポイントマン。
 「そうニャ。謎の女。神凪瑠美子ニャ」
 謎の女?
 「そうなのニャ。別にヒロインでも何でもないのに、CD−ROMのイラストは2枚ともこの留美子ちゃんニャ。自分の感情を殺して行きていく・・・うう。けなげニャ」
 しかし、話を聞いているとメインヒロイン? よりヒロインっぽくないか?
 「そうにゃ、この設定は、男の琴線を震わす王道なのニャ」
 ふむふむ。
 「そして、その本命中の本命! 蝶子ちゃんが21日に帰ってくるニャ!」
 はいはい。この話になると長くなるから、自分のサイトで熱く語ろうな。
 「PILが送る名作が復活。『女郎蜘蛛』。丸谷秀人のシナリオが今、1.5倍となって戻ってくるニャ」
 はいはい。こっちこっち。
 「うわあ、僕は言論の弾圧に断固として抵抗するニャ」
 まったく、作品がまだ出ていないのだから、いい加減にするのだ。
 「そういう、安易な考えが、言論の弾圧という悪しき現状を産むのニャ」
 はいはい。
 「うわああ。あいしゃるりたーんニャ」
 ふう。21日になったら、五月蠅いのだろうなあ。(02,6,12)


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