呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。
我ら牛タンのために
「今晩わニャ」
おや、武田ではないか。どうしたのだ? 貴様、27、28と道北へ行って来たのではないのか。ちなみに今日は28日の夜だよな。(説明口調)
「そうニャ、これ、朱雀からおみやげニャ」
なんだ?
「『ポテ太君に地ビール飲ませてやってくれ。ただ、北富良野に寄れなかったので大雪山地ビールになってしまった。申し訳ない』だそうニャ」
で、どうだった旅行。
「僕は、もう、上杉、朱雀、僕の3人以外の3人の旅行には参加したくないニャ」
どうしたというのだ。だって、貴様の道の駅スタンプラリーのための旅行のような物ではなかったのか。
「そうニャ。そのはずだったのニャ。そのための、道北稚内は牛タン旅行だったのニャ」
うむ、あの『ます助』の牛タンはまじめに旨かったのである。ああ、閑があったら是非行きたい。ああ、よだれが。
「確かにおいしかったニャ。おいしかったけれど。そのためにそのために・・・15時間ニャ」
何?
「順調に道の駅をこなしていったら、稚内で『ます助』さんがお休みニャ」
それは悲劇な。でも、貴様、さっきおいしかったとは言わなかったか?
「そうニャ、そうなのニャ。で、翌日、昼の営業まで15時間待ったのニャ。『我ら牛タンのために』ニャ」
なんという・・・なんという・・・。
「どうしたニャ」
うう、『異憚 北帰行』で惚けた旅を久部さんとして、もう、勝利は我が物と思っていたのだが・・・。畜生、流石は朱雀。そこまで無謀な旅行があったとは・・・。
「なんか、感動するとこ間違っていないかニャ」
いや、間違ってはいない。
「確かにニャ、上杉では朱雀に勝てないかもしれないニャ」
え?
「物事に対する異常なこだわり。それが朱雀の朱雀たる由縁だニャ。酒と料理なら『K』、酒なら『M』。週に一回『R』で珈琲を飲み、趣味のPCはTPシリーズニャ」
をいをい、最近買ったのはバイオだぞ。
「そう、仕事用ニャ。毎日持ち歩いてもう、トップなんてボロボロニャ。でも仕事で使うPCはあいつ、容赦ないニャ。ま、PCにとってはどっちが幸せかわからないけどニャ」
うう、私は奴に勝ちたい・・・。
「というわけでガンダムネタニャ」
そのために、さっきの台詞を言わせたのだな。しかし、長い前振りではないか。
「そうニャ。でも、そこまでわかってくれたならやっぱりそこの台詞は『僕は、あの人に勝ちたい・・・』であって欲しいニャ。あと、旅行記は僕が書くニャ」
もう、僕という歳でもあるまい。あと、きちんと書くのだぞ。
「ま、いいニャ。で、突然なんだけどニャ。ザビ家の中で一番生き残ってたら歴史が大きく変わったのは誰だと思うニャ」
うーむ、前髪坊や、やごついおっさんではないことは確かであろう。眉毛なしのおっさんが生き残ったらザビ家の勝利はあったであろうか・・・。
「キシリア様が生き残ったらどうなったと思うニャ」
何? キシリア様が? しかし、そのためにはキシリア様はシャアに殺されないという前提条件が必要になるぞ。
「そうニャ。すなわち、シャアとキシリアの間にある種の合意が成されているとしたら、どうニャ」
なんだって?
「ザビ家から、ダイクン家への権力の返還ニャ。あの、『キャスバルぼうや』発言が、ドズルに左遷されたシャアを拾った直後に成されていたらどうなったかニャ。その後に権力の返還に関する同意が成されていたらどうニャ」
・・・。
「という話で、帰りの高速盛り上がったニャ。次回はこのネタで一回、シミュレーションを行うニャ」
なんか、勝手に仕切られてるぞ。今回。(02,5,1)