呆冗記
呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。


久部さん語録 0204

 さて、今年もやっぱり1月の次は4月だったりするのである。久部さんに遊んでいただいたのは。
 はあ、忙しすぎるのだ。
 まあ、それはともかく、今回は、
 「お久しぶりです、久部さん」
 「ああ、朱雀君。お久しぶり」
 何で貴様がいる。朱雀。
 「貴様こそ、久部さんは、本来・・・」
 そう、本来、 貴様のバイト先の社員さんだったというのは知っているが。しかし、今回は何でここにいるのだ。
 「いや、『ホワイト・ストーンズ』見せてくれるという話だったのでな。来てしまったのだ」
 くっそう。この戦史・パソコンヲタ・特撮・姉コン野郎が。
 「何を言うか。このマンガ・ゲームヲタ・アニメ・ロリコン野郎」
 「やめた方がいいよ、お互いショウもないことはしないに限るよ」
 実は、この一言が一番効いたりする。

 閑話休題

 まずは、久部さんおもたせの『タモモニ』でも見ながらワインでも。
 「そうそう、スペインの赤ワインと、スパニッシュサラミを持ってきたから、久部さんどうぞ」
 うおおお、ボディの太いスペインワインにスパニッシュサラミだと。そんな、贅沢許されるのか?
 「はははは、さあ、食べて下さい」

 しばらくたって

 「これ、デザートワインだね」
 ぐえ、甘い・・・。
 「何か甘いケーキでも食べながら、飲むワインだね」
 「うぉおお、スペインワインということで油断したのか? しかし、ワインは味見できないんだぁ」
 愚か者め。しかし、辻加護、かわいいのだ。
 で、これ、仕事手伝った先輩にもらった白ワインなのだが。なんか厳重に包まれてるのだ。いいチーズも買ってあるし、さあ飲むのである。

 はっはっは。

 うお!
 「これ、見たことあるぞ、コンビニで千円位じゃないのか」
 へ。でもシャルドネ・・・。
 「カリフォルニアワインだね。でも値段の割にはおいしいよ」
 久部さんやさしい。というか、私たちはやっぱりワインには疎いのである。

 というわけで『ホワイトストーンズ』である。
 うう、これって、このナレーションって・・・。
 「そう、本物。本物の『仮面ライダー』のナレーションしていた人」
 おおお。
 「久部さん、実は、この夏、『仮面ライダー1号&2号DVDボックス』出るんですけどね」
 ほお。
 「それで、買おうか、買うまいか迷っていたんですが。決めました」
 「え?」
 「買います。旅行しようかとも思いましたが、買うことに決めました」
 って、をい。
 「朱雀君・・・普通、『ホワイトストーンズ』見て、そんなことを決めるかい」
 やっぱ、貴様、どっか変だぞ。
 「貴様には言われたくないぞ」

 いいかげん酔っぱらって。

 「ところでね、一般常識って、どこまでいうのかな」
 へ?
 「どうかしたんですか? 久部さん」
 「いやね、『杉野はいずこ』って、一般常識じゃないのかな」
 確か日露戦争で沈みゆく船の乗員を捜して戦死なさったかたですな。
 「第二次閉塞作戦の時に、行方不明の部下杉野兵曹長を探しに船内に戻り、探索、結局見つからずに救命ボートに戻る寸前、敵の砲弾を受けて戦死なさった方ですよね」
 そこまで言うか、そこまで。
 「これが常識だよね。ところが、つい、先だって、同年代の友達が、『日本海大海戦』 (東宝 監督:丸山誠治 出演:三船敏郎 1969年)のDVDを買ったんだけどね。それで、ようやく『究極超人あーる』のネタがわかったといううんだが」
 へ・・・。
 「え・・・」
 それって常識では? ないんのであろうか。
 「常識以前だと思っていた」
 「というか、これが常識な方がおかしいのかな」
 うーん、わかる方が悪いのか、わからない方がおかしいのか。悩みながら、今回はオチなしである。(02,4,16 4,22改訂)


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