呆冗記
呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。


何かが違う

 何かが違うのである。
 まず、スパロボ大戦インパクト。
 どうも違うのだ。
 「そりゃ、違うだろうさ」
 おお、朱雀。
 「まずは、コンプリート購入おめでとう。本当に『情けは人のためならず』だよな」
 何かあったのか?
 「うむ、先だって、飲み会の帰りに旅行用のPDAを欲しがっていた先生と『Yカメラ』に行ったらな」
 ふむふむ。
 「なんと、買い損なっていた、某DVDの入手に成功してな」
 何だ? それ。
 「『疾風の用心棒』黒沢明監督の『用心棒』を原作としたアニメなんだが、いっぺんみてみようと思っていたんだ」
 なんか、下手物ではないのか? どうも、そんな予感がするんだが。私は、黒沢は『隠し砦の三悪人』『用心棒』や『椿三十郎』あたりの時代劇が大好きなのだが、どうも、おっかなびっくりなのだがな。
 「しかし、『七人の侍』を故意にはずすかね。こいつは。ま、今度みてみよう。
 で、だが、今回のインパクト、確かに違うぞ」
 そうなのか。
 「うむ、本来、スパロボには二本の主系列がある。一つは音の出るハードによるスパロボ。本流とも言える『F・F完結編』『α・α外伝』の系列」
 おお、確かに本流であるな。
 「それから、声のでない『64』『アドバンス』の系列」
 今まで、ザンボット3が出ていた奴なのだな。
 「その通り。で、今回はそれとは別系統『コンパクト』『インパクト』系の作品であるらしい」
 なんと・・・。しかし、お前、変に詳しいのだな。
 「ええい、放っておけ。こんなもの、ネットで調べれば一発だ。でだ、今までの本流、『α』であれば、登場作品の一覧はこうなる。これもバンプレストホームページで調べた資料だがな。

 機動戦士ガンダム
 機動戦士Zガンダム
 機動戦士ガンダムZZ
 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
 機動戦士ガンダム0080 ~ポケットの中の戦争~
 機動戦士ガンダム0083 ~スターダストメモリー~
 機動戦士ガンダムF91
 機動戦士Vガンダム
 新機動戦記ガンダムW
 新機動戦記ガンダムW ~ENDLESS WALTS~
 聖戦士ダンバイン
 無敵鋼人ダイターン3
 マジンガーZ
 グレートマジンガー
 劇場版「マジンガー」シリーズ
 ゲッターロボ
 ゲッターロボG
 真・ゲッターロボ(原作漫画版)
 超獣機神ダンクーガ
 勇者ライディーン
 超電磁ロボ コン・バトラーV
 超電磁マシーン ボルテスV
 超時空要塞マクロス
 超時空要塞マクロス ~愛・おぼえていますか~
 マクロスプラス
 トップをねらえ!
 新世紀エヴァンゲリオン
 THE END OF EVANGELION Air/まごころを君に
 ジャイアント・ロボ THE ANIMATION ~地球が静止する日~
 魔装機神 THE LOAD OF ELEMENTAL
 超機大戦SRX

 というわけだ」
 ふむ、やはりガンダムとサンライズ系。そして、マジンガー、ゲッターの順か。
 「そうだ。ところが、これが『インパクト』になるとだな。こうなる。

 超獣機神ダンクーガ 
 マシンロボ クロノスの大逆襲 
 破邪大星ダンガイオー 
 機動戦艦ナデシコ 
 忍者戦士飛影 
 機動戦士ガンダム 
 機動戦士ガンダム0080~ポケットの中の戦争 
 機動戦士ガンダム0083~STARDUST MEMORY 
 機動戦士ガンダム第08MS小隊 
 機動戦士Zガンダム 
 機動戦士ガンダムZZ 
 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア  
 機動戦士ガンダムF91
 機動武闘伝Gガンダム
 無敵超人ザンボット3
 無敵鋼人ダイターン3
 聖戦士ダンバイン
 マジンガーZ
 グレートマジンガー
 UFOロボ グレンダイザー
 ゲッターロボ
 ゲッターロボG
 真・ゲッターロボ(原作漫画版)
 超電磁ロボ コン・バトラーV
 勇者ライディーン
 バンプレストオリジナル

 どうだ?」
 なんか、絶対に違うような気がする。
 「そう、もしかしたら」
 もしかしたら、対象年代が全然違うのであろうか?
 「そうとしか思えないな。でなければ、我々にとってなじみの薄いアニメがあんなに上に来るわけがないだろう」
 ダンクーガー以降のユーザー相手の作品か。であれば、ザンボットの声優にどうこう言っても詮無いことなのだな。
 「ああ」
 しかし、これは不味いのではないか。まったく新しいスパロボを作るなら、最古がダンクーガで以降のガンダムが味付け程度のほうが、オールドユーザーは買わないか覚悟して買うか(スパロボが好き)で分かれるだろうが。
 「今回はPS2第一作という事で期待して買ってしまった人間がいっぱいいるだろうな」
 そして、失望する。これが、落日の始まりにならなければいいのだが。少なくとも今までのスパロボの礼儀、声優さんが(お亡くなりになったり、引退なさっていない限りはオリジナル)という約束をものの見事にぶち破ってしまったのだ。 
 「単なる違和感ではすまないだろうな」
 ところで、どうせ、ここまで無茶苦茶やるのなら、ライディーンは『勇者ライディーン』ではなく、『超者ライディーン』を入れれば良かったのだ。どーせ、『ナデシコ』はあるのだしな。
 「何が言いたい?」

 さあ、いこう! リョーコくん!!
 ええ、行きましょう。 鷹城さん!

 リョーコくんっ!
 鷹城さんっ!

 二人は・・・・さくら色っ!!!!!

 「おまえな・・・。どれだけの人間がわかるというのだ。どれだけの」(02,4,12) 別オチはこちら

 今回の呆冗記は、すこっちもると氏の『思い立ったが運のツキ』内、『でたとこ掲示板』にて4月7日に上杉 明が発言したものを加筆・修正したものであることをここに明記します。


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