呆冗記
呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。


屁留寝愚?

 さて、
 「待つニャ」
 おお、武田。
 「一体、前回は何ニャ。僕にはただただ『あぶのおまるしあたあ』更新不履行のいいわけにしか聞こえなかったニャ」
 いや、それだけ聞こえれば充分・・・。
 「何か言ったかニャ!」
 いやいや特に何も。まあまあ、いいではないか。長い人生、『ガオガイガーファイナル』シリーズなぞ、めちゃくちゃ遅れているではないか。
 「自分の作品を『ガオガイガー』と一緒にするなんぞ神をも恐れぬ行為だニャ」
 そうかなあ。そうなんだろうなあ。ま、現状では海のものとも山のものともつかないのだ。06、いつ出るのであろうか
 「ふふふ、『ファイナル06』は4月22日発売予定ニャ」
 え、そうなのか。それは重畳。
 「って、『あぶのおまるしあたあ』更新不履行のいいわけにはならないニャ」
 でもな、本当に忙しいのだ。世の中、職場以外にも腹立つことばかりだし。特に題名の作品の2巻目は非道い代物なのだ。
 「なにニャ。ってなんか前回よりも題名が悪化しているのではないのかニャ」
 うむ、まあ見てくれ。

 約23分経過。

 「これは何ニャ。これは何ニャ! 制作者はこの作品をまったく愛していないに違いないニャ」
 どうどう。
 「一体何を考えているのニャ。これは一体。いい加減にするニャ。婦警が4話で血啜ってるニャ。これで物語は完全に崩壊したニャ」
 その通りなのだ。闇と光の世界の間、黄昏の時をおっかなびっくり主人(マスター)の後をついて行く婦警のキャラクターが、この瞬間、崩壊したのだ。
 「ぐぉおおおおおおお。僕はもう、耐えられないニャ。血の涙を流して暴れるニャ」
 そうなのだ。こうなってしまうと、あの名場面、ナイフで指を切ってしまったインテグラさんの血を舐める婦警という名場面が何の意味もなさなくなってしまうのだ。
 「そうニャ。そうなのニャ。いったい、どうしたらこんな莫迦なシナリオが書けるのかニャ。これは即刻、購入停止、破棄してぽいニャ。中古屋に売りに行って、二人でやけ酒浴びるニャ」
 ところがだ、困った話なんだがな、次の2話(第5話、6話)の出来がいいのだよ。非常に。原作にほぼ忠実。
 「へ?」

 約50分経過。

 「ううううう、僕は感じたニャ。子安武人さんのアルカードも少しお耽美が入るけど可ニャ。もうちょっと感情を抑えたらベターニャ」
 ま、感情うんぬんというのは、今回、兄ちゃんの役だったかであろう。しかし我々、前回といい、今回といい、中田譲治さんに非道いこと言っていないか。
 「中田さんは悪くないニャ。でも、アルカードと魔竜王ガーヴは別物ニャ」
 ううむ。
 「でも、この2話は本当に原作に忠実ニャ。これって、少し考えちゃうニャ」
 え?
 「もしかしたら、この作品、実は熱烈なファンの人と、全然知らない人の温度差があるんじゃないかニャ。だから、ここまで原作に忠実な話や、4話のような原作ファンからするとどうしようもない話が存在するんじゃないのかニャ」
 そうなのかな。
 「きっとそうニャ。そうとしか考えられないニャ。だから、もう少しなま暖かい目で見てもいいかもしれないニャ」
 ま、第3巻も買う気はあるのだがな。
 「へ?」
 だって、ウォルター格好いいし。
 「・・・上杉、ジジコンニャ?」
 莫迦を言うな! (02,2,24)


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