呆冗記
呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。


それでもやっぱりがおがいがあ

 もう、完全に逝っている。自覚しているのだ。間違いない。間違いなく逝ってしまっているのだ。自覚しているのだ。はあ。どうして今頃97年のアニメに嵌らねばならないのだろう。しかも、勇者シリーズである。おもちゃを売るためのアニメである。そんなものにヤマトで産湯を使い、ガンダムで離乳し、マクロスでアニメ離れできなかった男が、どうしてここまで嵌ったのだろう。この嵌り様はなんなのだ? ホットパンツの女学生社長の火星大王を8,500円で購入できたというのに。どうして、そっちではなくてこっちなのだ?
 確かに、『エヴァンゲリオン』は嵌ったが、しかし、しかしだ。よりにもよって『ガオガイガー』である。
 あの直後にリアルタイムでこれに嵌っていたら、また、人生は違っていただろうか。そんなことを思いながら今日もBOX1とファイナル02〜05を見る毎日なのだ。
 「自分で自覚している人間は、狂ってはいないニャ。これはドイツ陸軍軍医の常識ニャ」
 おお、武田ではないか。
 「しかし、見事に嵌ってしまったようだニャ」
 うむ、なんか壺に嵌ってしまって抜けられないのだ。
 「しかし、勇者は屁理屈ニャ。『0%を100%にする。それが勇者だ』『たとえ60%でも一人一人(合計4人)が10%上げれば100%だ』ニャ。あれって数学法則無視しているニャ」
 おまえ、実は見てるだろう。
 「はははは。その通りニャ。実は僕はリアルタイムで見てたニャ」
 なんて奴だ。勇者シリーズを30男が喜んでみていたのか。
 「もうすぐ40が今頃ボックス、ボックスと騒いでいるのとどっちがどっちニャ」
 うぐ。
 「吐いた唾は自分に戻ってくるニャ」
 心しよう。しかし、武田、いいか。勇者に確率は存在しない。どんな状況でも生き残ることができてしまう人間だけが、勇者になれるのだ。
 「そ、そうなのかニャ」
 できない人間は、名もない一般人として墓の下に眠るだけだ。ええ、最近のFFはともかく、DQや初期のFFの勇者とはそんなものだぞ。ロトの血を引く人間がどのくらいいると思う。
 「そんなマンガが昔あったニャ」
 ああ、『ガンガン』に掲載されていた、魚屋が勇者になる奴の初期4コマ版だ。あれは本当に家系図引いて呼び出していたからな。それはともかく、FF2のレオンハルトだって、あんな風に親を殺され、家を焼かれた人間がどのくらいいたと思う。その中で偶然、生き残ることができたから、彼らは勇者になれた。彼らの下には大量の無名戦士の血が流されているのだぞ。
 「ちょうど『FF2』やっているから随分舌がなめらかだニャ」
 ははは。それはともかく、勇者とは、何よりも自分の命を大切にする人間なのだ。生きている限り、敵に対しての脅威となり、大多数の味方をの生命を守る事が可能となる。そのために、自分が生き延びることができるうえで、敵に最大の損害を与えることができる方法を常に模索する。それが勇者なのだ。突っ込んで、敵と相打ちなんぞ誰でもできるのだぞ。
 「なんか40近くでアニメのボックス探している人間とは思えないニャ」
 えーい放っておけ。
 しかし、後半見たくてじりじりしているのだ。オークションの売り手の方のミスで購入できなくなってからもう、商品が存在しないのだ。どこかに売っていないのか?
 「なら、ネット上のDVD屋を探せばいいニャ」
 何、そんなものがあるのか?
 「あるニャ。ほれ、こうして、こうしてニャ。ほら、あったニャ」
 おお! しかし、中古なのに、中古なのに、新品定価3万8千円なのに、どうして3万9千8百円もするのだ!
 「需要があるということニャ。だって、後半はもう、東京決戦5部作から異様に盛り上がるニャ。原種編は鼻血が出るくらい、熱血ニャ」
 うう。どうしようか? いったいどうすればいいのだろうか。3万9千8百円。誰かファイナルフュージョン承認して欲しいのである。(02,1,20)


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