呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。
何で今頃がおがいがあー
なんで、今頃、こんなに嵌ってしまったのだろう。
間違いなく、嵌ってしまったのだ。
『勇者王ガオガイガー』なのだ。
実際問題として、私は『勇者シリーズ』はあまり見ていない。いや、全く見ていないと言ってもいい。半ズボンの少年とロボットという組み合わせは、私の中では『鉄人28号』で終わっているのだ。(ま、個人的に『マイトガイン』だけは久部さんの紹介でみたいとは思っているのだが。
で、『勇者王ガオガイガー』である。リアルタイムで一回だけ見たことがある。たぶん、後半の1回であろうと思われる。なんか、変なロボットが「俺の歌を聞けぇ」状態で変身したのだ。なんか、変な髪型のお嬢さんが、コンソールをぶっ叩くではないか。冗談ではない。精密機械をぶっ叩くとは。何を考えているのだ? で、以後見ていない。
ところがだ、年末、冴速さんのお土産見て、考え方が変わってしまったのである。うん。
武田のいうところの「アニメのオープニングやエンディングの画像を違うアニメのものと取り替える。もしくは違うアニメの主題歌にあわせて違うアニメの画像を編集する。それだけなのだが、笑いが取れる」を年末、山ほど見せてもらったのだが・・・。
それで、執拗なまでに作られていたのが『勇者王ガオガイガー』+『to
heart』のオープニングだったのだ。
これは何なのだろう? なんで、この人達はここまで執拗に作品を作る事ができるのだろう? 一応、マルチは知っている。あまりの人気にPSに移植された(制作者がそのまんま関わった非常に幸せな)作品、あの作品は確かにできが良かった。実は私はマルチ萌えである。
しかし、そのもう一つの対象はどうなのだ? そこまでする必然があるのだろうか? 少なくともマルチ並の作品でなければ、ここまでの代物は作れないのではないだろうか?
年末から私は何か違和感を感じていたのである。
「上杉さん」
経理のお姉さんがそんな私に福音をもたらしたのは新年出勤、初日のことだった。
「上杉さん」
「はあ?」
「これ、還付金です」
「還付?」
「はい、いろいろあって去年1年間、源泉徴収で取りすぎたお金ってことです」
そんなことはわかっている。年末調整という奴なのだろう。
「で、上杉さん、年末に取りに来てくれないんで持ってきました」
「だって、『妻なし、子ナシ、至近距離、手当なければ、あるはずもなし』。数年前、もらいに行って、「ありません」と言われたのは、貴女の先輩からだったのだよ」
「ことしは、どういうワケかあるんです」
はあ。ええと、いくらあるのかな。げええ、2万円以上ももあるぞ。
なんか、幸せである。新年早々、今年はいいことありそうな。山野楽器なのだ。(すみません。このネタ解る人、います?)
で、帰りに古本屋に寄ったのである。
何故か、そこに中古の『勇者王ガオガイガー DVD HALFBOX DIVISION1』があったのだ。価格2万2千円。なんか、運命ではないのだろうか? そうだ、きっと、これは、このボックスは、私の元に来る運命だったのだ。で、衝動買いである。ま、ダメだったら即、売り飛ばせばいいのだ。ま「つぼ八」さんで一杯引っかける金ぐらいにはなるだろう。
で、買ってきたのだが・・・。
嵌った。見事に。見事に嵌った。何なのだろう。
一体、これは何なのだろうか?
この異常なテンポ。異常なノリ。なんなのだろう。
ガガガ、ガガガ、ガオガイガーである。
なんか、久しぶりの明朗快活アニメーションなのだ。主人公のガイ君も格好いいし、ミコトちゃんについては見事にはまった。健気である。見事に健気だ。というわけで、5日、6日の土日全部、ガオガイガーである。ああ、至福。
で、後半もヤフーのオークションで見つけてしまったのだ。『勇者王ガオガイガー DVD HALFBOX DIVISION2』さあ、3万5千円超えているが、逝くしかない。『ファイナルフュージョン承認!』さあ、入札だ! いっけえええええええ!(02,1,8)