呆冗記
呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。


老いと言うには早すぎる?

 36の若造が、こんな事を言うのはとんでもない、のかもしれない。しかし、秋の日はつるべ落とし。35過ぎたら急に色々とあちこちがたが出てきたのである。
 昔はこんなじゃなかった。昔は良かった。というようなことがごろごろ出てきたのだ。
 先だっての日曜日、私は仕事で非常に寒いところに一日いなければならなかった。その結果、出てしまったのである。尾籠な話で申し訳ないが、見事に出たのだ。
 最初からお読みの方はご存じの通り私は結構便秘持ちである。その結果、私のお尻は非常な重労働を余儀なくされている。その結果、「ちに濁点」の業病を患うに至ってしまったのだ。嗚呼。
 俗に言う「地主」という奴である。しかし、今まではそんなに酷い事にはならなかった。
 出たな。
 そう思ったら、酒でも飲んだりして血行を良くすれば翌日、出血とともに腫れも引き、元通りだったのだ。
 がだ。今回出た奴は根性が違った。何と・・・翌日になってより大きな浮腫となって存在を主張したのである。
 感覚的にはお尻の割れ目が二つに増えた。そんな感じだろうか。しかも痛いのである。
 いやあ、寒い所に一日いたのが悪かったのだろうか? それとも、18日午前3時に20分から30分、ひたすら曇天を睨んでいた結果だろうか・・・。血行をよくするためと称して飲んだ麦酒が悪かったのだろうか? ともかく朝から腫れだけでなく痛みが脈打ってくれるのには参った。
 ここは仕方がない。ポラギノール様に縋るしかない。私は昔からプリザではなくポラギノール様である。リドカインが効くのだ。うむ。
 時間休をもらって薬局へ、恥も外聞もなく軟膏と座薬を用意する。
 職場のトイレに腰掛け、まず座薬を座って飲み、軟膏を幹部に塗りつける。
 しかし、この座薬という奴、ロウみたいだが、どうして座って飲まねばならないのだろうか?
 立って飲んだり、寝て飲んだりしてはいけないらしいのだが・・・。本当だろうか。

 

 まさかだが・・・以上の話を本気にされはおるまいな。心配なのだが。いくら何でも。いや、今までの290余りの駄文によって、私はそういうことをしかねない危険人物として認識されているのだろうか? いくら何でも、座薬は座って飲んではいけない事くらいは知っているのだ。だてに36年生きているわけではない。
 一応常識的な36才なのである。それくらいはOKだ。
 そんな常識人だから、食前、食後もわかるのだ。
 そして、食中という奴。あれは難しい。食事の最中に。ちょうど食事のど真ん中に飲まねばならないのだから。
 一体どうすればいいのだろうか? 
 いい知恵をお教えしよう。簡単な話だ。
 ご飯を1膳のところを2膳にして1膳目と2膳目の間に飲む。これで立派な食中である。ああ、流石常識人の私は正しい。そう思っていたのだが・・・。最近違う話を聞いてしまった。
 おかずは半分にしているかい?
 これはゆゆしき問題である。 おかずのトンカツもちょうど半分、そして、おみそ汁も半分。千切りキャベツの本数まで数えないと効果は期待できないというのだ。それならば今までの私の薬の飲み方は間違っているのではないか? どうすればいいのだろうか?
 しかし、常識人の私は正しい方法を編み出してしまった。
 そう、食中の時には、肉まんを食すればいいのだ。肉まん二つ。
 一つを食べる。薬を飲む。もう一つを食べる。これでOKだ。
 ああ、選ばれし者の恍惚と不安我にあり・・・。ははは。

 

 これまた、本気にされてしまっただろうか? そんなはずはないではないか・・・。ははは。
 いや、白髪が最近増えたような気がするのは無視できる。
 一本まるごと白髪が自然に抜け毛になっているのを見つけてもOKだ。
 鏡の前で髪をかき上げたらぞろっと集団白髪を見つけたって大丈夫。
 なんだか、生え際が後退したような気がするのも問題ない。
 ただ・・・鼻の中に真っ白い鼻毛を見つけてしまった時だけは・・・。そのダメージを察っして欲しいのだ・・・。合掌。(01,11,19)


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