呆冗記
呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。

仁義なき戦い

 さすがに1250キロの旅行は無謀である。しかも、2年ぶりの車中泊・・・。
 まだ、体のあちこちが痛いのだ・・・。
 しかし・・・有意義な旅行であった。帯広攻略戦は敵の本拠地を攻略することに成功し、池田町で松浦まさふみ氏が機動戦士ガンダム0083の漫画をを書いていられたこともわかった。旭川で『勝手に桃天使2(実際はローマ数字)』も手に入った。しかし・・・いったい何しに行ったのだろう・・・。ま、旅行記の顛末はきっと武田の奴が書いてくれると思う・・・。
 「無理ニャ」
 おわ、どーした急に。
 「だって、僕、忙しくて、冴速さんと朱雀の旅行記すら書いてないニャ。そんな僕にもう一つ仕事を与えるのは無茶でも無理でもなく無謀ニャ」
 確かに、それは言えるかもしれない・・・。というか、もう一月たっているのだ。早く書けというのである。
 「わかっているニャ。でも忙しいのと、中身が濃すぎるので難渋しているニャ。それだったら、今回の旅行の方がまだ薄いニャ」
 確かに、そうかもしれない・・・。がともかく旅行記を楽しみにしている読者のためにも誰かが書かねばならないのだ。
 「自分で書くという選択肢はどうしたニャ」
 ははは、私は今、10年ぶりに小説を書こうとしているのだ。そんな旅行記なぞものにしている暇はない。というかこの呆冗記も、3日に一回は多すぎると考えているくらいなのだから・・・。
 「そうか・・・。ならば・・・書いてやってもいいぞ、今回の旅行記」
 え・・・。
 「その代わり、確実に今月中に小説をアップさせると」
 「これ、決定ニャ」
 いや・・・そういう話は・・・。やっぱり・・・その・・・準備というものが・・・」
 「10年も空白があったんだ。さぞかし準備も出来ているだろうが」
 「そうニャ。10年と言えば3650日ニャ、一日5分としても、304時間もあるニャ」
 って、いうか、何にも考えていないから。この10年。
 それに、最近の私の心の師は赤城毅氏だったりするし・・・。
 「ふーん。そうか。野バナシさん役をやって欲しいというのか?」
 「じゃあ、僕は奇多村さん役をやってあげるのニャ」
 なんと、上杉明最大のピンチではないか・・・。なんとかしないととんでもないことになるのは確実である・・・。
 しかし、今回はこういうこともあろうかと、秘密兵器を用意してあるのだ。

 そう言えば久部さんが言っていたのだが、「とっとこハム太郎 劇場版」の監督、出崎さんなんだそうだが・・・。
 「それがどうしたニャ」
 「話を逸らすなよ」
 とっとこハム太郎の止め絵って「ガンバ」にならないか?
 「・・・」
 「・・・ニャ」
 というわけで硬直している二人を置いてひとまず退散である。でも・本当にどうしよう・・・。(01,9,17)


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