呆冗記
呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。


一寸そこまで飯喰いに

 実際問題、今日という日にこんな内容のない不遜な文章でいいのか考えてしまうのだが・・・。
 ま、勘弁していただきたい。

 さて、この夏は結局薬局仕事が忙しくて10日〜12日に実施された夏の旅行には参加できなかったのである。畜生・・・。やはり丁度その時期、家事都合で参加できなっかた久部さんと二人、秋にはリベンジを計るつもりなのだ。
 ともかく、冴速さんと朱雀の夏の旅行には武田をくっつけたし、さぞかし邪魔をしまくったであろう。人が忙しいときに遊んでいる奴は不幸になればいいのである。
 というわけで12日、夜。遠軽の地ビールを置きに来た朱雀であったが、なぜか武田が一緒ではなかった。
 で、どんな旅行だったのだ。
 「たいしたことはないさ。ちょっとそこまで飯食いに行っただけだから。昼飯にちょっとそば手繰って、晩飯に珍しいもの喰って、ビアホール2軒ほどはしごして、で銭湯入って、蕎麦と麦酒帰りがけに買ってきただけだ」
 ほう・・・。それはそれは・・・。
 珍しくまともな旅をしたようである。ま、あまり面白そうではないが・・・。ただ、遠軽の地ビールというのが少し哀しいのだ。まったく文学的表現に理解のない男である・・・。
 「じゃあ、土産も置いたし俺は帰る」
 そう言って朱雀が帰ってしばらくしてから私の部屋のドアがノックされた。
 「朱雀は帰ったニャ?」
 おお、友人T。
 「今回はかけらも嘘冗談は言わないニャ。百パーセント事実だけを言うから武田でいいニャ」
 なんだ? 一体。どうした武田。ちなみにここから非常に珍しい武田暗通常モード、猫言葉カットである。
 「恐ろしい話なんだよ。僕、こんな旅行、初めてだったんだよ・・・」
 どーせビールかっくらって後ろで寝てたんだろ。怖いも何もあるもんか。
 「違う! というか朝の9時から確かにビールかっくらったさ」
 ほれ見たことか。というか十分に武田はその機能を果たしたらしい。
 「今回の旅行の目的、知ってるよな」
 ああ、知っている。確か網走に鯨を食いに行って、帯広の最大級古本屋の攻略だったんだよな。
 「そう・・・。で、ビールしこたまかっくらって目をさましたら」
 さましたら?
 「音威子府だった・・・」
 へ? 網走に行く人間がどうして音威子府なのだ? ま、百歩譲って、冴速さんの故郷であるから無理して寄ったのかもしれないのだが・・・。
 「で、音威子府で蕎麦喰って・・・。食後に昼寝したら・・・」
 まったく、我ながらとんでもないことをしたのかもしれない・・・。ここまで完璧に役立たずしてくれるといっそ呆れる。
 ま、紋別に出たのであろう。
 「北見枝幸だった・・・」
 ・・・。何故だ・・・。何故網走に行くのに音威子府と北見枝幸を経由するのだ? 連邦のモビルスーツは化け物か?
 「で、網走に出て、いろいろあったけど鯨喰ったら・・・。ホテルで何故か鹿や熊喰うことになって、翌日羅臼へ出た。
 羅臼だぁ・・・。どーして。帯広に行くのだろう・・・。ま、『T砂』さんがあるからな、あそこには。
 「でも『T砂』さんが移転してて・・・。結局どんずまりで熊しか食えなくて、阿寒湖に出て鹿喰って、帯広に出たんだ・・・」
 なんか、無茶苦茶な行程である・・・。
 「帯広で古本屋見つけて、地ビール2カ所で飲んで、翌日、トムラウシに行って温泉入ったんだ・・・」
 ・・・。
 「で、新得、上富良野、芦別、桂沢湖経由でやっと帰ってきたんだ・・・」
 なんなんだ・・・この旅は・・・。総走行距離は1500キロを超えるのではないか・・・。
 畜生・・・。稚内で牛タン喰ってしてやったりと思ったら・・・。そんな旅行をするとは・・・。畜生。直ちにそれに対抗できる秋の旅行の計画を立てねばなるまい・・・。どうする、上杉明。どうすればいい・・・。
 あ、それはそうと、旅行記書いてきちんと久部さんと私に顛末を報告するように、わかったな友人T。
 「思い出したくもないニャア」(絶叫)(01,8,15)


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