呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。
FF来襲
さて、(なんだか、最近「さて、」が多いような気がする。気のせいだろうか?)
さて、今年も来ました恒例のFF10!
しかし、実は全く期待していなかったのである。
「そうなのかニャ」
おお、友人T。だって、FF8の絵だぞ。○○○の三文字女が出てきたゲームを作ったメンバーだぞ! 誰が信じられるか。
「でも、買ったんだよな。予約までして」
うぐ・・・。友人S。だって、だってだってなんだもん。だ。ともかく、最後のお別れのつもりで今回購入したんだ。
「泥棒に追銭ニャ」
ま、そういう予感はあったんだがな・・・。
「結果としてどうだったんだ」
まず、60点。
「ほう、合格点かニャ」
まだ最初のブリッツ・ボールの大会くらいまでしか行っていないんだが・・・。まずは合格点。
主人公はスポーツお莫迦なファザコン。偉大な父親を持つと反発したくなるらしいのだな。私はふつうの父親しか持ったことがないからよくわからないが・・・。ま、いかにものタイプだよFFの。
「俺が守る」
くらいは絶対に言うタイプだな。
「典型的なFF主人公パターンを越えるものではないと、そういうのだな」
そうだな、現在のところではそんな感じだ。
主人公よりも何よりも、私は赤い服のオヤジ。アーロンに惚れたのだ。結構格好いいぞ、あのオヤジ。途中でいなくなってしまったが・・・。
「そういう趣味があったとは知らなかったニャ」
えーい、そうではないぞ!
次にヒロインだが・・・。
「典型的な健気な美少女系だよな」
まったくだ。同じような顔しか書けないキャラデザなんで、最初心配したが、十分差別化は出来てるな。というか、声が入っているからかな、感情移入がしやすいのかもしれない。
「『私、シンを倒します。必ず倒します』ニャ」
うん。こいつも父親が立派な召還師だったのでその後を継がねばならないと一種ごちごちに固まってしまっているのが難点だが、それにしても○○○よりはよっぽどましだ。
「というか、話だけ聞くとなんかエアリスと被ってないか?」
うぐ・・・。やっぱりそう思うか?
「あ、まずいニャ」
エアリスぅ・・・。エアリスぅ・・・エアリスぅ・・・。
「ほら、始まってしまったニャ・・・」
「まだ、引きずってやがるのか。こいつは・・・」
「そうみたいニャ」
「おいおい、ほかのキャラはどうなんだ」
は・・・。そうだった。
兄貴分のはずのワッカだが、どうも兄貴分らしくないな。死んだ弟を主人公に投影しているらしいのだが、どうも割り切りが出来てないようなんだな。ま、空中戦ではどうしても頼らなければならないんだが・・・。もしかしたら、エトランゼである主人公に対してこの世界の常識人の役を背負っているのかもしれないな。
「常識人はキャラクターとしてどうしても弱くなるニャ」
「あんまり非常識なのも困るがな」
で、魔法使いのルールー姉さん。この人は渋いぞ。格好いいぞ。過去のある女。どうやらワッカの弟と婚約してたらしいが・・・それだけではあるまい。あの陰は。お姉さまだな。絶対、Sのタイプだな。
「な、何を言うか!」
「もう一人いたはずだニャ」
あ、キマリな。あれ、使いにくいんだ。HP増えないし、取り柄ないし、貫通はワッカが持っているし、3軍扱いだな。一応ちろっと出してAPもらって引っ込める。いや、私って本当に高速ヒットアンドウェイが好きだったのだな。
というわけで、まだ6時間くらいしかやってないのだが、これからブリッツ・ボールの大会で優勝しなければならないのだ。
「運動神経のない上杉が勝てるのか?」
まず、1勝はしたぞ。
「それはすごいニャ」
不戦勝だが・・・。
「豆の木高校野球部か。貴様は・・・」(01,7,19)