呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。
癒されたいの?
最近、真面目に半端じゃなく忙しいのである。一体どうしたというのだろう? 死ぬほど忙しいのだ。原因はわかっている。どういう訳か今年から我が社の書類は全てパソコンによって流れることになった。その「いんすとらくたあ」業務が全て私の所に来ているのである・・・。困った話だ。
「誰がスレンダーで顔の長いお姉さんが好きだって?」
おお、友人S。きちんと弁明しておいたぞ。朱雀龍樹と友人Sは同一にして同一にあらざるもの・・・。ってな。
「それは、貴様の勝手だが、その事例としてどーしてああいう表現になるわけだ!」
太陽が黄色いから・・・。
「何?」
太陽が黄色いから・・・。強化卵焼き喰うか?
「そのセリフを言えるのはこのなかでは朱雀だけニャ!」
「また、わからない事を言いだしてるな・・・」
「セクサロイドはやっぱりサンコミックス版かニャ。それに、僕は捕まるようなヘボはしないニャ」
なら、いいんだが・・・。
「何がいいんだよ、お前らは! つきあっていられん。帰る」
あ、怒った・・・。
「ケツの穴の小さい奴だニャ・・・
ま、僕はユキよりは蛍さんの方が好きだニャ・・・」
しかし、どのくらいついてきていると思う?
「たぶん、ごく少数ニャ。でも、『ミライザーバン』は面白いと思うニャ。『千年王女』は・・・だったニャ」
そうか・・・。
ともかくだ、今日、来て貰ったのは他でもない。前回結構辛口になってしまった『仮面ライダークウガ』の話なのだ。
「あの、幼児よりもキャプ翼や、星也で同人活動をした若いお母さんにウケだのセメだの言われていた『クウガ』かニャ」
なんか、凄い表現だが、その『クウガ』だ。前回いろいろ言った手前、少しフォローが必要かと思ってな・・・。
「しかし、リアルタイムで見てなかったとは奇遇だニャ。上杉のことだからてっきり見てたと思ったニャ」
ま、食わず嫌いかな。で今度は『アギト』は逆に怖くて見られない・・・。
「難儀な男だニャ・・・」
ま、最近、ビデオの9巻まで見たのだが・・・。あれって『癒し系』だったのだな?
「今頃それかニャ! この男はニャ!」
そう怒るな。
「怒ってないニャ。呆れてるだけだニャ」
なんか引っかかる言い方だが、ともかく、そういう話だったわけだ・・・。しかし、そんなに社会は病んでいるのか?
「突然、どうしたニャ?」
いや、ヒーローにすら癒しを求める今の日本ってなんだか、怖くないか?
「そうかニャ・・・。羞恥心を失った女の子の方が怖いけどニャ・・・。真夜中に肌もあらわに酔っぱらって高吟放言する女の子の方が僕には怖いニャ・・・。あれはオヤジの特権だったニャ」
そういう今にしてしまったが故に、ヒーローすら癒し系になってしまうとはな・・・。
「莫迦か? 貴様ら。そんなことは今日に始まったことではないだろうが!」
おお、友人S復活。
「だいたい、巨大ヒーローがエコロジーを語っちゃいけなかったんじゃないのか? 原子力は希望の力だったんじゃないのか? メカンダーロボを見ろ! あれなんぞ炉心から直接火吹いてるぞ」
アストロ球団なみに再放送の可能性のない番組だな・・・。あれ・・・。
「ともかく、現在、子供達に我々は何を語れる? どんな価値観を提示できる? 癒されるばかりじゃ明日はないぞ。立ち上がるしかないんじゃないのか?」
なんか力入ってないか? S・・・。
「ま、最後まで見てみるニャ。『クウガ』を語るにはそこからニャ」
なんか、優越感に浸ってないか? 友人T。ま、なんか無茶苦茶になったのだが・・・ともかく、この項は最後まで見てからまた。(00,6,19)