呆冗記
呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。

今頃仮面ライダーの復活を見た

 本当は、このサイトの更新なぞしている暇はないのだが、昔からテストの前に、部屋の片づけをしたがったり、計画表だけしっかりと作る人間だった。どういうわけか本当にしなければならないことがあると、それ以外のことがしたくてたまらなくなる因果な性格をしているようなのである。
 というわけで、1週間以上も仕事のデータが遅れてしまった。それなのに来月5日には完成させなければならない。期限は1週間! 条件は無茶苦茶。外注さん大量・・・。しかも、今年は助手もいない。副主任は私が蝶の羽よりも嫌いな『日本の歴史を創る会』にどっぷりはまっている・・・。主任は人間ドックから帰ってこない・・・。
 そんななか、職場ではそれ以外の仕事もぼこぼこ来る。ぎりぎりまで仕事をすると神経がささくれたって家に帰ってきても眠れない。
 こんな時に酒を飲むととんでも無いことになることは経験上知っている。ゲームは上の空で大事な台詞を聞き忘れる・・・。しかたなく、精神安定を維持するため今頃。そう、今頃『仮面ライダー クウガ』を見だしているのだ。
 久部さんには良作と言われていたのだが、あんまり見る気は起きなかった。
 私にとっては仮面ライダーは実は風見志郎だったりする。実は我が屋にはUチャンネルを受信でききるTVがかなり後までなかったのである。(白黒のTVはずいぶんと古くからあったのだが・・・)だから、仮面ライダーと出会ったのはV3からだった。
 なにはともあれ、V3といえばどーいうわけかイソギンチャックである。あのときの怪人が喰った人間の中で消化できなかった入れ歯や何かをはき出すシーンは子供心に非常に怖かったのを覚えている。
 更にV3には因果な話がつきまとう。私は最終回を見たことがないのだ。最初は風邪ひいて高熱を発して見ることができなかった。再放送の時は自転車を盗まれてしまい、『まんが』(私の両親は特撮とアニメの区別も付かないというかつけようとしない・・・)など見る雰囲気ではなかった。再々放送は修学旅行中にやってしまた・・・。再々々放送は・・・。と、V3の再放送の時に限って何か見ることができない事象が発生するのだ。
 それはさておき、いかに私がV3から影響を受けたかというと、最近はやりの赤いウェディンドレスを見るたびに、
 「赤い花嫁衣装はデストロンの花嫁・・・」
 と呟いてしまう位なのである。

 閑話休題。
 『クウガ』である。
 いや、なんというか・・・。
 これ、明るすぎませんか?
 である。
 本郷猛は改造人間である。その改造人間になってしまった哀しさ辛さ・・・。これが、初期ライダーのベースではなかったのか。一文字隼人、風見志郎もそうである。なのに・・・。
 「大丈夫」
 とサムアップされても非常に不安なのである。
 いや、ここまで能天気だと、歯を食いしばって事態の収拾に努めるエリートキャリアさんが可哀想に見えるのだ。過去の作品から言うと彼こそライダーである。ところが・・・。ライダーは自称2001の技を持つ冒険家なのである・・・。
 はあ・・・。暴れてしまうぞ私は。
 ところがだ・・・。ところが、寝しなに2話くらい見て精神を安んじて眠ろうと思ったのだが・・・。思わず4話全部見てしまった。妙に後を引くではないか。
 これはいったい何なのだ?
 だいたい、ウルトラマンや仮面ライダーは孤独な戦死なのである。(わあ、誤変換・・・)なのに、この話では彼女も、エリートキャリアも、妹も、マニアなお医者さん(この人イチオシ。「おまえ、そそる体してるなあ・・・」(だったか)には笑った)も・・・。彼の事を知っているのだ。知らない人にあえて教えることはないが、知っていて欲しい人はみんな知っているのだ。しかも、警察組織まで消極的だが味方である・・・。これっていったいどうなるのだ? 私は思わず首を傾げてしまうのだ。
 ともかく、これは全巻借りてみる必要が絶対にある。(01,3,29)

 補足 文章が滅茶苦茶だがこのころの精神状態を後世に残すため、あえてこのままにしておく。なんか文末は全部同じだし、普段ただでさえないリズムは皆無だし・・・。やっぱり逝っていたのだろう・・・。実はまだまだ修羅場である。(01,4,4)


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