呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。
ZOIDS ま、いいんでないかい
さて、物語はどんどん佳境に入っている割にはどうも今ひとつ大きく盛り上がらない『ZOIDS新世紀スラッシュ ゼロ』であるが、ま、旧作の一部のファンは完全に離れたと言っていいのかも知れない。全くの別物になりはてている。
現在のファン層は旧作に比して完全に年齢層、性別が異なっている。
ま、そんなこんなで私も思わず第一部、第二部のDVDを購入するという暴挙に出た訳だが・・・。此でいいのかもうすぐ36才である・・・。
「そうかあ? そんなに悪くないけどな・・・『スラゼロ』・・・」
おお、友人S。そりゃあそうだろう。現在のファンの大半は、お前のような輩なのだ。
「どういう意味だ?」
リノン、最高!
「悪いか!」
そう、貴様のような奴が現在の『スラゼロ』を支えているのだ。リノンリノンリノン。あの根性悪のどこがいいのだ? それなのに、最近はリノン一色ではないか?
あの極悪金の亡者にはフィーネの可憐さがない!
「そうかあ・・・第2部のフィーネは結構計算高いお姉さんだったが・・・たとえば『保健かけときましょ』とか・・・それにリノンのあの性格、父親譲りだし・・・」
何か言ったか?
「いや・・・何も・・・」
更に、あの、味方誤爆女には最終話近くのリーゼの可憐さの破片もない!
「そうかあ・・・あいつはそこまでは殺人狂のあぶないお嬢ちゃんだったが・・・それに、リノン、誤爆じゃなくて狙ってるし・・・」
何か言ったかと聞いているんだが・・・。
「いや・・・自分の学習能力のなさを心に刻んでいる・・・」
それならよろしい・・・。
ともかくだ、本筋からどんどん離れているではないか。最近の『スラゼロ』はでもって、小ネタで笑いを取る。それでいいのか? はっきり言って、新しい「ライガーゼロ」を売りたいのなら、コミック版を見習え。
「っていうか、あれ、アーバインのコマンドウルフネタだし・・・」
何か言っているのかな・・・。
「げ・・・これも地雷か・・・。しかし・・・その年でコロコロコミックを読んでいる方が怖いがな・・・」
そんなことはしない。
「じゃあ、何で知っているんだ?」
コミックそのものを買っている!
「あ・・・」
ともかくだ、かくて、私は『スラゼロ』でささくれた心を癒すために第1部、第2部のDVDを買うのだ。たとえ、後半こけようと途中まではプーさんは格好いいし、たとえ、後半どーしようもなくなろうと、途中まではヒーちゃん格好いいし・・・。
「なんか、それって批判に聞こえるのだが」
批判しているのだよ! なんで、後2回、いやあと1回増やしてくれなかったのだ? 最終決戦、押し込みすぎ。第1部の最終回の学習機能はなかったのか? いろいろ事情はあるんだろうが、どうして、最終回、あんなに急いだんだ!
「結局、それが言いたかった訳だ・・・。しかし、それでも買い続けるとは、搾取される消費者だな、お前」
ほっておけ!
「あともう一つ、こーいうネタはTとの掛け合い漫才で処理するのが定番ではないのか?」
定番では進歩がない・・・。というのは嘘で、あいつ、今忙しいらしい・・・。
「本当かよ・・・。絶対に忙しくならないはずのあいつが?」
ああ・・・。しかも、新人研修までやってるらしい・・・。連絡がつかん・・・。
「この世で信じられないもの・・・」
忙しい友人T。
「他人を教えてる友人T・・・」
ああ・・・。
「恐怖の大王が2年遅れで降りてくるんじゃないだろうな・・・」
そこまで言うのか、お前は・・・。(00,6,10)