呆冗記
呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。

他人の幸福は・・・

 睡眠欲と食欲ともう一つは人間の根元的な3大欲求というらしい。
 しかし、私の場合、そのも一つが思春期過ぎてからほとんど満たされていないので、物欲という形で噴出しているのかも知れない・・・部屋の片付けなどをしているとそう思う。はあ。
 ま、それはさておき相も変わらず仕事は忙しい。まったくどうなっているのだろうか? なんでこんなに忙しいのだろうか? うちの職場に人間は私しかいないのか?
 ちっともそれはさておきになっていない。職場と家の往復で新しいネタになりそうなことはなにもない。
 考えてみたら・・・。ああっ! 久部さんと今年になってから一回も遊んでいただいていないではないか! なんということだろうか・・・。
 というわけで、困ったときの友人S頼みである。

 じーこじーこ。
 おーいSいるか。
 「くじら・・・。ってこのネタ前にもやったような気がする・・・」
 そんなことはどうでもいい。どーせこのサイトは高尚なギャグなど期待されてはいないのだ。
 「開き直りやがったな」
 ネタくれ。
 「おまえ・・・底まで落ちたか?」
 なんだか、「そこ」のイントネーションが微妙な気がしないでもないが。(と否定の連続)
 おう、落ちたぞ。ははは。すこっち・もるとさんに相互リンク張ってもらったら、あの! マルチペイント開発者の有名な方の下にこのへっぽこサイトが載ってしまったし・・・。陣内さんの方も他のサイトは凄いサイトばかりだし・・・。落ち込んでいるのだ。
 「にゃんこ先輩のとこだって凄かったじゃないか」
 いや、あれは、いいのだ。リンク張ってもらってなかったし・・・。それはともかく、ネタくれネタ!
 「うーむ、最近仕事ばっかで外でてないしなあ・・・。そうそう、Ixyの新型がでたな」
 ほう。
 「画素数はおんなじ、でもズームが3倍になった。その分一回り大きくなってしまったがな・・・」
 それって・・・。
 「そうだ、上級機種のサイバーショットみたくになってしまったんだな」
 なんかアドバンテージ自分で放棄してないか?
 「初代は間違いなく革新的傑作デジカメだったと思う。電池の消耗が異様に激しくて交換バッテリーが二つ三つはデフォルトだとか、小さすぎてしかも真四角で、ホールド感が全くなかったとか、いろいろあるが」
 誉めてるのか? お前。
 「当たり前だ、ユーザー様だぞ」
 ま、色々あった結果のユーザー様だがな。しかし、大きくなったのは興醒めだな。
 「その通り! 3倍ズームのために奥行きが大きくなるのは仕方がないとしても、正面のサイズは抑えられたはずだ。なのに、サイズをでかくして納めるならとーしろにもできる! 更にフラットさを追求するがあまり、シャッターボタンの周りに付いていたズームボタンもソニーのP1のように手前右上部に移ってきたしな。あれ、使いにくいんだよな」
 なんか、持ってるような言いぐさだな。P1。
 「持ってるよ」
 なに! 貴様いつ買った。
 「貰った」
 へ・・・。
 「3年間なんか可愛がって貰った退職専任の方に、コンピュータ仕事の手伝いのお礼で。買ったのはいいけど使わないとのことでな・・・。こっちももうそれは一所懸命に仕事手伝ったし、60才過ぎの方だし、天地神明に恥じることなく頂いてしまった」
 そーいう時に使うのか? 天地神明って・・・
 「それでな、欠点は連続撮影の時の間隔が長すぎることと、ファインダーと実際が微妙にずれてる所かな。Ixyならそんなことはないんだが・・・ただ、電池は絶対にP1の方が上だな。更に動画も撮れるし・・・。カメラとしてはIxy。デジタルマシンとしてならP1だと俺は思うぞ。おい、聞いているのか?」
 ・・・。私は話し続けるSを無視して電話を切った。
 なんということだ・・・。
 神様・・・。デジカメ一台も持っていない私にではなく、既に1台持っているSにP1をお与えになるとは・・・。どーしてですか? 神様。他人の不幸は蜜の味。ならば、他人の幸福は・・・。
 神様ぁ!

 

 あ、私、仏教徒だった。(01,4,17)


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