呆冗記
呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。

彼等は勝利したのか

 あの、熱狂の夜からはや数日、ようやく冷静に判断が出来そうになってきたのである。
 そう、ニトロプラスの新作。「ヴェドゴニア」の話だ。
 「そうニャ。それなら僕が出ないわけには行かないニャ」
 おお、友人、武田瞳くん。
 「うう、何でそれを知っているニャ。普通、確かに、間違いなく、「暗」なんて字はPN(ペンネーム)にしろバンドル名にしろ、使わないニャ。でも、それを使わせた上杉が悪いニャ」
 「何を、騒いでいるのだ、武田瞳」
 「わあああああああ、S、Sだって、Sだって。龍だったり竜だったりするくせにニャ! イジイジ」
 あ、すねた・・・。
 突然、訳もわからぬ状況に陥って申し訳ない。音響関係遊び人こと友人TのPNは
『武田 暗』である。これは大学4年の夏、混み家(なんか凄く当たってる気がする。この誤変換)に参加する際にどーしても小説原稿が足りなかったので、比較的閑な彼に私の小説原案と、神林長平氏の『戦闘妖精 雪風』と永野護氏の『FSS』渡して原稿を依頼したことに端を発する。
 「上杉 明の依頼だから武田 暗でいいや」(当時はまだ、彼はネコ言葉ではなかった)
 という安易な理由で決定を見たものである。(上杉、武田はわかりますな。たぶん)
 これが事の真相なのだが、某ニトロプラスの掲示板で、彼はいつの間にか「武田瞳」にされてしまっているのだ。これを笑わずしてなんと言おう。確かに暗なんてPNには使わないのである。
 しかし・・・瞳。よりによって瞳・・・。うぷぷぷぷ。
 ちなみに友人SのPNも朱雀竜樹(すざくたつき)が今は朱雀龍樹(すざくりゅうき)にいつしか改名したらしい。しかし、いつかバチかぶるぞ。龍樹て偉い坊さんだろうが。
 「貴様ほどではないぞ。お釈迦様茶化すような小説原案考えた奴が・・・ちなみに龍は芥川龍之介氏から勝手に頂いたものだ。偉い坊さんは龍樹(りゅうじゅ)と読む」
 いや、あれは・・・。
 お釈迦様という人は、実は「世界を征服する王になるか、人々を救う聖者になるか」という予言を受けた方なのだ。んで、その「世界を征服する王」の道を選んだお釈迦様の物語というのを考えていたら、高校へ行く途中の田舎道を自転車でおお転けして偉い目に遭ってしまった。あれって、やっぱり不味かったのだろうか。(以後きっぱりこの設定は封印したのだ)
 じゃあ、樹ってやっぱり? あのお方
 「それはそうじゃない。ま、このあたりはどうでもいいんだが・・・。いいのか? 上杉」
 何がだ?
 「いや、T虐めている間に既に通常の長さを越えつつあるような気がするのだが・・・」
 おお、なんと言うことだ・・・。
 これではちっとも「ヴェドゴニア」の話になっていないではないか・・・。
 というわけで急遽ヴェドゴニアの話をしたいのだが・・・。
 「どーせ僕は瞳ニャ。いいニャ。ネコ言葉はすぐ「んや」に変換されて面倒だし、自分のウェブサイトはなかなか出来ないニャ。朱雀ですら去年の3月から更新してないけれどちゃんとサイトがあるというのに・・・。悲しい話ニャ・・・」
 あ、完全に壊れていやがる・・・。というわけで、何とか修理して、次回こそ「ヴェドゴニア」の話をしようと思う。出来たらいいなあ。(01,2,9)

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