呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。
敗北宣言
吸血懺鬼ヴェドゴニア
さて、この週末は結局、何も手に付かなかった。友人Tが持ってきたあるものが、その原因である。
「人のせいにするニャ」
いや・・・。しかし凄まじい代物であった・・・。
「確かにそれは言えるな・・・」
全くだ。大の30代半ばの連中がディスプレイに向かって夜明かしである。これをなんと言えばいいのだろうか・・・全く。
その原因は何か?
とうとうというか、やっとというか、いよいよニトロプラスの新作が発売された。すばらしいグラフィック、BGM、ED、OPに対してシナリオは勝利したのか?
その件については一言で足りる。表題がすべてだ。
見事なり虚淵氏。詳細は後日、寝不足と興奮を解消してからじっくりと分析したいと考えるが、とにもかくにも面白かった。
というわけで、今回は徹夜呆け呆け状態での文章なので支離滅裂なのはご容赦願いたい。
「やっぱり期待しただけはあったニャ」
「うむ、しかし、やっぱり吸血鬼というのは倦み疲れるものなのだろうかな。ロードヴァンパイアエンドなど見るとその思いは強く感じるな」
なにが言いたいのだ? 友人S。
「いやな、西欧では不死というのはやはり呪いなのだろう。対して東洋、特に中国では不死は祝福なのだよ。仙人を見ろ。あの自由闊達さを。ところが西洋ではすぐ疲れる。ま、これは田中芳樹氏の受け売りだがな」
「明るく元気な吸血鬼!」
それでは『ウェディングドレスに赤いバラ』になってしまうであろうが!
「ふむ、そうなるか・・・」
「しかし、やっぱりSは、お姉さまフェチにゃ。ロードヴァンパイアを選んだニャ」
「そ、それは・・・。いや、やはりシナリオライター氏のヴァンパイア観を見るにはこのルートが一番解りやすかったのであって、そのような理由からでは断じてないぞ!」
ま、好きにしてくれ。
「ロリコンには言われたくないわ」
なに、ヴァンパイアハンター嬢は18才。立派に娘じゃないか。
「しかし、体型は幼生固定ニャ。これはどうすればいいニャ」
重要なのは、精神であって、肉体ではないのだぞ!
「それは詭弁ではないのか?」
「僕もそう思うニャ」
いいや、詭弁ではない。ヴァンパイアハンター嬢は18才。そうでなければ倫理的に許されないであろう。だいたい、貴様だって、巨乳眼鏡っ娘にずいぶんとご執心ではなかったか?
「ふふふ、巨乳に眼鏡は男のロマンニャ。真っ赤なスカーフなのニャ。ロリや姉コンよりは由緒正しいニャ」
こいつ、開き直りやがった・・・。
「ふん、巨乳メガネフェチが!」
「姉コンは黙るニャ」 やっぱり、30過ぎての徹夜は体に悪いようである・・・。(01,1,28)