呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。
スパロボ64にはまる日々
さて、先だって久部さんのところからソフトが3本(『エヴァンゲリオン』『オウガバトル64』『スーパーロボット大戦64』)しかない任天堂の64ハードが帰ってきた。久部さんTがお友達がから借りた『スーパーロボット大戦64』。をプレイされるため。お貸ししていたものである。どうせ、運動神経のとろい私にとっては『エヴァンゲリオン』は難しすぎ、去年の秋にやすく購入した『オウガバトル64』はいまいち乗り切れなかったから、別にお貸ししても何でもなかったのだ。その分PSやなんやでやらねばならないゲームがたくさんあったのだ。(そう言えば、最近、全然SS(セガ・サターン)の電源を入れていないなあ)
だいたい『ジオンの系譜』だって、まだ終わっていないし、『Gジェネレーション』シリーズは『ゼロ』すら終わっていないのに、『ファイナル』買ってしまったし・・・。とまあ、最近はコレクター一直線である。(友人Tの定義によると、終わらせていないゲームができはじめたら、それはゲーマーからコレクターへの堕落の始まりなのだそうだ)
そんな風にやらなくてはならないゲームが多々ある中、急に64で『スパロボ』をやってみたくなったのだ。
私は実は『第四次S』からの俄ユーザーなので実はROMカセットの『スパロボ』ははじめてだったりする。初期作品も『コンプリートボックス』で追体験したので、CD−ROM以外の『スパロボ』初挑戦となるのだ。しかし・・・。
あれ、ROMカセットがない・・・。
確か買ったはずではなかったか? 久部さんと我が家で『スパロボ64』をプレイした時、あれは私のではなかったか?
仕方がなく久部さんに電話をする。
もしもし、久部さん、『スパロボ64』ですが・・・。
「どうかしたの?」
6月の末に我が家でプレイした時のカートリッジって、私のでしたよね。
「え・・・」
しばしの沈黙。
「あれは、僕が持っていったのだけれども、上杉君も買ったの?」
ぐああああああああああああああん。
ということは私は持ってもいないゲームをプレイしようと思っていたのか?
あまりの記憶力の劣化に頭を抱えてしまう。いったいなにをしているのだ? 私は・・・。
しどろもどろになりながら電話を切る。
なんと言うことだろうか。食い物と同じでゲームもしたくなったら止まらなくなるところがある。これは買わずばなるまい。私は財布を持って自転車にまたがったのだが・・・。なんと、商品がないのだ。天下のYカメラにしても、商品がない始末である。危うし任天堂64、状態なのだ。
如何すべきか・・・。この暑さの中、私は次に環状線の『GEO』へと向かった。中古屋としては最大級の売り場面積を誇る店だが・・・。そこにも『スパロボ64』は存在しなかった。
万事休す。無茶苦茶暑い昨今、これ以上の行動は脱水症状を起こしかねない。
残念ながらここまでだ。
私は潔く諦めると。家に帰ると一人枕を寝汗で濡らしたのだった。
そして翌日。仕事帰りに環状線の本屋によった私は、そこの小さな中古ゲームコーナーで『スパロボ64』を発見したのだった。ありがとう『わんぱくこぞう』。ありがとう3,980円。だいたい半額である。いやあ、人生、こういうこともある。
かくて、ゲームを始める前からドツボにはまってしまった『スパロボ64』は、今度は正常にはまれることになったのだ。
流石はROMカセット。テンポの良さはCD−ROMの及ぶところではない。
しかし・・・、ゲッターロボよ、エアリーズ(ガンダムWの飛行型やられメカ)に二発喰らったぐらいで落ちるんじゃない! おまえはスーパーロボとだろうが!(00,8,11)