呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。
馴染みがなくなって考えた
行きつけのBARがなくなってしまった。
実際の行きつけではない。ネット上の行きつけである。
都心にある、カウンターだけの小さな店。
そのBARの名は『RAIN』という。
昨日まではここにあった。
http://www.geocities.co.jp/EpicureanTable/5842/top.html
しかし、もう、更新を停止するとの事なので、今更のリンクはご迷惑かもしれない。よってアドレスを紹介するに留める。一度このアドレスを訪れられることをおすすめする。
ほぼ、同時期の設置ではある。(向こうの方が少し速いか?)
我が『夢民書屋』が1年間、外部に対してアドレスを公開ぜず。アクセスカウントも500に達しないWEBSITEであるのに対して、かの「RAIN DROP」はあっという間に「雑文の友」に掲載され、20万のアクセスを得た。
私も「雑文の友」でこの店を知った口である。
内容もまたしかり、私の書いている駄文と、彼女。(そう、この店のバーテンダーさんは女性なのだ)の文章の間にはそのくらいの差があるのだろう。
曰く、文章に余計な贅肉がないのだ。
高校時代、ファンタジーとSFの違いはあれど、彼女と同じように小説を書いていた人間としてはひたすら赤顔至りである。
ここの文章を読むと。自分の甘さがよくわかる。せいぜい、私はこの店の常連客の中ではパソコン関係のサラリーマン氏程度。(この言い方は実在する彼に失礼だ)いやそれよりも精神年齢は低いかもしれない。
女性の方がはるかに精神年齢は高いのは当たり前だが、しかし、これほど己の精神年齢の低さに呆れることはなかった。
1年やってきて、この体たらくである。
かの「RAIN」が「文字伝えられるものはない」のならば、この「呆冗記」は何を伝えてきたのだろうか?
ともかく、一抹の寂しさが私の心を満たしている。
「日記としての再開はない」
しかし、そうならば、
「日記以外の再開」があり得るかもしれない。
願わくば、その再開があるように、そして更に、いつの日か、都心の一件の小さなBARを訪れる機会があらんことを、願って今日はパソコンの電源を切ることにしよう。
いつの日か再会できることを。それまで、こちらはもう少し精進せねば。(00,7,27)