呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。
夏の暑さに考えた
暑い・・・。
真面目に暑い。何もする気がしない。こうなったら、ソーメンやひやむぎすするしか能がない。
この暑さでも落ちない脂肪・・・。それでも痩せないのだから困ったものだ。
この夏はまったくもって暑いのである。
皮下脂肪の分、体内にきっとこの暑さを貯めて、発熱しているのかもしれない。
油は断熱効果があったはずだ。まったくもって暑いはずだ。
ひたすら暑いが故の気の迷いだろうか。なんだか、ただただ暑くて怖い考えになってしまった。
しかし、この街の夏はそんなに暑くなかったはずだ。
8月になると暑さも収まり、涼しい風が朝な夕なに吹き寄せる。そんな程度の暑さだったはずだ。
まったくもって暑すぎるのだ。今年の夏はどうもおかしい。
何でこんなに今年は暑いのか? 思わずコンビニによってウーロン茶を買うほど暑いのだ。
完全なヒートアイランド化がわが街に発生したが故の暑さに他ならないのではないか?
170万人の都市人口がこの暑い夏、涼を求めてエアコンやクーラーをがんがんかけたならば?
答えは見えている。エアコンやクーラーというのは、室内の暑さを、室外と交換しているのだ。
当然、どこからか熱が吹き出す。それがコンクリートジャングルに溜まってますます暑くなるのだ。
あな、恐ろしや・・・。この暑さは快適な室内によって更に暑くなっているのだ。
今に、都市の気温は40度を超える暑さとなるかもしれないではないか。
などと莫迦な事を考えながら日々を送っている。ひたすら暑い。
だいたい、布団がこの夏の異常な暑さによる一晩の寝汗のためじっとりと湿っているのである。
あわてて布団を干すのだがかえって暑いのだ。ほかほか布団は夏には向かない。
いったい、この夏は何なのだろう? この暑さ。天は我を見放したのか? 大げさである。
暑さで体調を崩したせいか、麦酒も美味くない。
すさまじく暑い夜に缶ビールを残し、眠っている最中に、うっかり転がした。
自業自得。これも暑さ故の悲劇なのだろうか。
数年前の文庫本が暑さと麦酒でぐしゃぐしゃである。
ブックス1/2など、この暑い街の中を古本屋を廻ってみてもももう入手は不可能だろうか。
しかし・・・。これで、このページに暑い中、かわいい金魚が見えないであろうか?(00,7,26)