呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。
この日輪の輝きを恐れぬなら、かかってこい
「元気かニャ」
来なくていいときに、来なくていい奴が訪ねてくるのは私の宿命なのだろうか。
「なんか、非道い言いぐさニャ」
ところで何をしにきたのだ、友人T。私は見ての通り、非常に忙しいのだが。
「最近、『夢民書屋』の更新が滞っておるようニャ。どうしたのかニャ」
実際問題、既に2週間、サイトにはアップしていない。一応、3本ほどネタはあるのだが、いまいち、アップする気が起きないのだ。もう、精神が乾ききっている。
前にも言ったかもしれないが忙しすぎるのが原因だ。昨年まで3人でやっていた仕事を1人でやるのには限界がある。しかも、仕事量は確実に増えているのだ。
「ええい、あれほどの戦上手を地上に降ろして、宇宙戦ができるか!」(著作権 松浦まさふみ氏 『アウターガンダム』)なのである。
外注さんが言いました。
「上杉くん、普通、同業他社ではその仕事の半分を、3人くらいでやるんだけどねえ」
去年はこのくらいの仕事を3人でやってました。
「上杉くん、もしくはその仕事だけ、1月かけてやるんだけどねえ」
既に2月で4つも作ってます。しかも、他の仕事もあります。作った分だけ社員の方々に恨まれるんです。私は悪くありません、勝手に退職なさったり、入院なさったりするんですから・・・埋めなきゃならないんです。その穴を・・・。
「錆びたスコップの鉄の臭いがする」(著作権 島本和彦氏)
しかもだ、あー思い出しても腹が立つ!
「おーい、生きてるかニャ?」
はあ、別の世界にトリップしていたみたいである。
「なんかニャ、Sも死にかけてるみたいニャ」
ほう、他人の不幸は蜜の味である。
「同僚の先生が入院したり、アキレス腱痛めたり、骨折ったり、外国から訪問団が来たり、高体連で顧問の先生方が大量にいないのに授業数確保で無茶苦茶な時間割作らされたり、大変みたいニャ」
同士よ・・・。
で、何しにきたのだ。暇人のTくんや。
「ずいぶん長い前ふりニャ」
だから、アップできないのだ。もう、凄いことになっているからな。他の話も。(注1)
「ま、それはこっちに置いとくニャ」
それを、こっちに動かして
「それをこっちに持ってくるニャ」
それをこっちに持ってくると
「いいかげんにするニャ!」
おお、世にも珍しい、Tの激怒。
「話がちっとも進まないニャ。既に平均の長さ越えてるのに話が全然進まないニャ。少しでもサイト更新に協力してやろうという僕の気持ちが解らないニャ!」
わかった。わかった。下心はともかく、善意は認めよう。で、用は何なのだ?
「これニャ」
Tが取り出したのはPS(プレイステーション)用ソフト、『スーパーロボット大戦アルファ』であった。
なあんだ。「スパロボ」かあ
「どうしたニャ」
いや、『F』さあ、SS(セガサターン)版途中までしてたんだけど、PS版出ただろう。なんかバグに引っかかったみたいでセーブデータもおかしくなったし、で、やめてしまった。
だいいち、ザンボット3が出てこない「スパロボ」は認めないぞ! 俺は。
「異端ニャ・・・」
異端で結構。大山のぶ代様、どうか、こんな大きなお友達のために、声を当ててくださいますよう。お願いします・・・。
「ま、ともかくやってみるニャ」
そういえば、限定版買えたのか? T。
「言うニャ! それを言ってはならないニャ」
買えなかったな。T。
「開店1時間以内に行ったのに。10分で売り切れたそうニャ」
誰だ、不況だなんて言っている奴は。
ともかく、結論から言おう。
はまった!
ともかくさくさく進む。Tに言わせると『ヌルイ』のだそうだが、無改造でもどんどん進む。主人公メカとブライトさんだけユニットと武器を改造。
いやあ、ヒュッケバインマーク2がこんなに使える機体とは・・・。これは、おもしろいではないか!
「じゃあ、PSで遊ぶといいニャ。で、PS2と『エターナルリング』は借りていくニャ」
なにが、善意だ! 何がだからだ! という気もするが、ま、PS2は遊ぶゲームもないしいいだろう。
というわけで私の睡眠時間はスパロボと仕事でガンガン削られているのであった・・・。
はあ、ますますこのサイトの更新が遅れないか? T。(00,6,1)
注1 いやあ、原板は怨嗟の声に満ちていたのである。
現状、ようやく落ち着いてこのくらいの表現になっている。
原板は、読み返したら笑えなかった。いやあ、アップしないで良かった。(笑)(00,6,14)