呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。
形から入ろう
さて、今週末、久部さんと遊んでいただいたのである。で、各種ビデオを見まくったのだが・・・。その中の1本が久部さんリクエスト、『ときめきメモリアル』だったりする。
久部さんとの飲み会はだいたい夕方7時半くらいからビデオをみまくるのだが、今回、寒梅の純米大吟醸と越の華の大吟醸をデパートの物産展で久部さんが買ってくださったのだ。なんかもったいなくて感謝感激なのである。お忙しいのに遊んでいただいてのこのご厚情。もう泣くしかない。
で、フクラギの刺身とか、塩辛とか冷や奴とかを用意したのである。寒梅である。そのくらいはしなければなるまい・・・。で、『ときめきメモリアル』である・・・。
う・・・。
「これは・・・」
私は、思わず絶句したのだ。
「ときめきメモリアルOVAは、日本酒に合わないのではないでしょうか・・・」
「そうだねえ、『ときメモ』には甘いお菓子と珈琲が似合うような気がするねえ」
物事はときとして形から入らねばときもあるのだ。
というわけでその夜は、『風まかせ月影蘭』や『ウルトラマンゼアス』『GRAY』などを見てプロレスの録画を見て眠ったのである。
うーん、引退云々は言わない方が・・・。
それはともかく。
『ときめきメモリアル』。私は残念ながらPCエンジン版は知らないのだ。死ぬほど紐尾さまにはまったのはPS版だったりする。だから、なにが偉そうになのだが・・・。
ともかく翌日。
甘いお菓子と珈琲(コーヒーではない)を用意して『ときメモ』を見なければならない。
しかし、二人とも日頃の疲れか11時まで熟睡してしまったのだ。
で、
「お菓子ですか・・・」
「そうだねえ・・・」
「六花亭のシフォンケーキなんてどうでしょう」
「そういえば、環状線に六花亭なかったけ」
「では、行きましょう」
しかし、あったのは『秋月』だった。
「三方六一本食いというのも捨てがたいかなあ」
「やりますか?」
「・・・。近くのコンビニで電話帳を調べて六花亭探そうか」
さすがの久部さんも三方六を一本食う気力はなかったのかもしれない。
で、六花亭の一番近い店は逆方向だったことが近くのコンビニで電話帳を調べた結果判明したのである。
「では、逆方向へ・・・あれ、ミスドですね、ミスドにしますか?」
私は冗談のつもりだったのだが、
「そうだねえ、六花亭に男二人は異様かなあ・・・。一人ならあり得るのだけどねえ」
「いやあ、男二人、三脚持って歩くよりはましでしょう」
男二人、三脚で何を写すのだろうか・・・。
ともかく、ミスドでドーナッツを買い込み、豆からおいしい珈琲を淹れて『ときメモ』を見たのだが・・・。
結論、中学、高校時代の日記を読み返す覚悟がなければ、見てはいけません。
そういうものである。
しかし、中坊、高校と、幸せな経験をしていなかった私は・・・。(00,4,23)