呆冗記
呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。


 別に芥川龍之介を気取るつもりもないのだが、私の鼻がとんでもない状況にある。
 ただ、少々尾籠な話になるので、食事中の方や、そういう話が聞きたくない方は飛ばしてくださって結構だ。しかし、こういう話をするのは年取った証拠だそうだが・・・私も年を取ったのだろうなあ。あ、髭に白髪が・・・。

 さて、恐ろしいことに青っ洟が出まくるのだ。朝起きると鼻がぐずつく。そこで鼻をかむと蒼いアミーバ状のシロモノが大量に出るのである。どうやら風邪をひいたらしい。喉も何となくごろごろする。しかし、どうして、人間は自分でかんだ鼻をしみじみと見てしまうのだろうか。自分でかんだ鼻水を見てしまう人間、自分のはいていた靴下の臭いを嗅いでしまう人間、自分のはいていたパンツの臭いを嗅いでしまう人間。以上3つの段階があるとは、友人Tの持論だが、幸いにして私は鼻水までである。(それでも充分に汚いが)
 なんだか過去の平井和正氏の『死霊狩り(ゾンビーハンター)』のゾンビみたいな代物である。ナメクジみたいなでろでろしたもの・・・。
 人間、足がいっぱいのものと、足のないもの。どちらかに弱いことが多いのだそうだが、私は多足も無足もなんともない。ただ蝶や蛾の羽だけは駄目である。実はトンボの透明の羽も駄目だったりする。いったい過去にどんなトラウマを背負ってしまったのか・・・。わからないがともかく駄目なのだ。
 話がずれた。ともかく、鼻である。
 で、逆の鼻は冬の乾燥で粘膜が傷ついたのか鼻血が常時垂れるのだ。強く鼻をかむと確実に大出血である。というわけで、赤と緑、原色のチリ紙を大量生産しているのだ。
 しかし、チリ紙をくずかごに投げ捨てるとき、赤いチリ紙の方が3倍の速度でくずかごへ飛んでいくような気がするのは気のせいだろうか。(00,3,24)


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