呆冗記
呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。


こんな夢を見た その2

 前回、『こんな夢を見た』は、実は初めて感想メールなどもらってしまったのである。それも2通も。というわけで、今回は、二匹目の泥鰌を狙ってしまうのだ。実はこのサイトはこの悪戯のために計画されたものだったりする。あまりの忙しさについつい『呆冗記』の更新ばかりになっているが、ファンメールが来れば考えなくもないのである。(しかし、この男否定の連続が好きだねえ)
 というわけで夢で見たわけではないのだが、少々おつきあい願いたい。

 時は未来。まあ、数々の困難や戦争はあれど一応人類は滅亡もせずに星々の間を発展していた。そんな時代である。人類文化圏は、地球を中心とした(いやだねえ。地球ショーゥイニズム)連合と失われた星間移民船の末裔である皇国とに二分されていたが、ここ半世紀以上戦争はなく平和な日々が続いていた。そんな時代。極度に発達した人工知能と兵器技術の融合は一つの回答に導いていた。すなわち自ら思考する人工知能と、その導き手たる電脳使い。彼らがデジタル的思考に陥いることを防ぐためのパイロット。この組み合わせである。
 しかし、自ら思考する人工知能を作り出せる人間の数は少なく、また電脳使いといわれる思考する人工知能を導きうる人間は更に少なかった。この三つの組み合わせによる兵器の能力は凄まじいものがあったが、電脳使いは一つの人工知能を導いた後、その他の人工知能に対するその能力を失ってしまうのである。
 よって、少数のオリジナルとそのコピー(電脳使いを必要としない)が存在する。そんな世界。
 そんな世界の『Boy meets Girl』の物語。

 1人の少年が栗色の髪の乙女に恋をした。
 そんな彼を襲う恋した少女と同じ顔の紅の髪をした少女。
 彼の友人の前に現れた漆黒の髪を持つ少女の目的は?
 果たして少年は少女を守れるか?

 エピソード4『ポジティブ・チルドレン』近日公開(かもしれない)

 病み上がりにはきついのである。(00,3,17)


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