1998/03/12[木]
103系電車が京浜東北線を去る日を惜しむ
1999/08/04作成
1998年03月14日[土]に、JRではダイヤ改正を行いました。
私も長らく親しんだ、京浜東北線の103系電車も、ダイヤ改正を前に03月12日の運転を最後に引退することとなりました。
私はその日、長らく利用してきた最後の103系電車を惜しむことにしました。
この頃、私は通勤途上に足を挫いてしまい、1週間に1度ほど休暇を取って通院しており、ちょうど最後の日が通院の日でした。
病院から石川町駅へ行き、事前の情報で103系電車・第80番編成の運用となっているはずの列車を待ちます。が....やってきたのは209系でした!
その日は朝方からダイヤが乱れており、回復の途上で別の運用に入ってしまったのでした。
幸い、車掌が車内放送で運行に入っている時間をアナウンスしてくれたので、磯子駅へ行って待ちかまえることにします。
ついに出会うことができました。
京浜東北/根岸線に登場以来、30年もの長きに渡って活躍してきた103系電車も、ついにこれが最後の編成となってしまいました。
折り返し、磯子から横浜まで乗車。横浜で時間をつぶし、夕方に再び横浜駅で南浦和行となった103系に乗り、終点まで。ここでおしまいかと思ったら、なんともう1度大船まで往復するというので、帰るのも兼ね乗車することにします。
大船で折り返しの間に、車内を撮影してみました。
更新されているとはいえ、209系にはちょっと見劣りするかもしれません。
扇風機です。
真ん中のマークこそ変われども、まだ冷房のなかった頃から変わっていません。
大船駅へ来るのも、これが最後のはずです....。最後は、全線を走り通しておしまいになります。
間もなく大船駅を後にします。
先頭車には、数日前からヘッドマークが取り付けられていました(前後で違うデザイン)。
空も103系にお別れしているのか、雨模様になっていました。
さすがに、大宮まで乗っては帰ってこられなくなってしまうので、根岸駅で別れを告げました。
....と思ったら、運用の乱れが翌日の運用に影響し、03月13日にも運用されたのだそうです。
いずれは文書と写真を増やそうと思っています。