1999/07/10[土]
横浜市営バス…135系統のバーチャル初乗車
1999/07/11作成
1999/07/24追加
※7/24に新設区間に停留所が
設置されたので画像を追加
1999/08/01追加
※さらに開設直前の画像を追加
1999年8月2日に、私の家から徒歩5分ほどのところに横浜市立脳血管医療センターが開院することになりました。そして、それに併せて市営バスの路線が開設されることが以前から予告されていました。
そして、今月の広報よこはま磯子区版に、その路線の概要が掲載されました。
注目の系統番号は135系統で、小型車で運行されるとのことです。
その経路を見ますと、当初の予想を大きく外れるものでした。
そこで、路線開設に先駆けて、その経路を廻ってみることにしました。
厳密にはバスには乗っていない(そもそもまだ走っていない!)のですが、新路線の雰囲気を味わっていただければと思います。
根岸駅前バスターミナル4番乗り場です。
21/108系統市電保存館行、78系統磯子駅行、133系統上大岡駅行が発着します。135系統も同じ方向であることから、この乗り場から発着することと思われます。
余談ですが、バスターミナルの間に9番乗り場の電照式停留所が放置されています。
後方に重機が見えますが、実は駐輪場が増築工事中で、それに隣接する9番乗り場が仮移動中のため、電照式停留所が取り外さざるを得なかったというわけです。
駐輪場の工事は、当初7月までだったものが、工事の遅れで8月末までになってしまいました。
開設1週間ほど前から設置された、路線新設を告知する看板です。
余談ですが、拡大してみるとこの看板には1文字誤字があります。
駅前に設置してある、乗り場案内も全面的に書き換えられ、135系統も入りました。
根岸駅前を発車したバスは、78,133系統と同じくプールセンター前を右折して下町、坂下公園前と辿ります。
78,133系統はその先市設市場前交差点を左折して堀割川に架かる坂下橋を渡りますが、135系統はそのまま直進します。して根岸橋を渡る経路と辿ります。
7/24に、路線新設区間に停留所が設置されたので、再度廻ってみました。停留所が設置されたのは、純粋に路線が新設される区間のみで、既存の路線と並行する区間には全く変化がありませんでした。
坂下公園前停留所の根岸駅方向です。1枚上の写真のちょうど交差点を挟んで反対側からの撮影です。78,133系統の根岸駅方向の停留所は、交差点の手前(この写真では交差点の右側、上の写真では左側)にあるため、新設されることになりました。画像を拡大しないとわかりにくいのですが、次停留所の部分にテープが貼ってあります。意地悪くはがして見たところ、「次は馬場町」となっていました。つまり、反対側に設置されるものと間違えたと思われますが、実際には上の写真に見えるとおり、既存の78,133系統のものと共用できるので新設する必要がないのです。その後、その上に「次は下町」とシールが貼られました。
馬場町停留所です。下の写真の手前側に設けられました。
根岸橋手前です。その手前に停留所が設けられる予定です。
往路では、前方右手に見える根岸橋を渡り、R16を右折します。
R16を走ってすぐに根岸橋交番が見えます。往路では、この交番の先を左折します。
左折して突き当たりに丸山公園交差点があります。
左手にその丸山公園が見えます。往路にこのあたりに停留所が設けられる予定です。
往路はこの交差点を左折し、すぐ右へ折れます。
7/24には、停留所が設置されていました。停留所名は丸山町公園でした。
個人的には「丸山公園」かと思っていたのですが....。
右に折れる(実は道なりですが)と、左側に滝頭小学校が見えます。
残念ながら、この付近には停留所は設けられない予定です。
更に進むと、左手に脳血管医療センターが見えてきます。
この敷地は、昔万治病院という伝染病に関する病院だったそうです。
敷地内には、すでに「脳血管医療センター」を冠した停留所が設置されていました。しかも、系統番号や次停留所名(磯子フラット団地)まで記されており、あとは時刻表を入れれば完成です。
7/24には、時刻表と路線案内が設置されていました。
ところが、これには誤植があることがわかりました。次停留所の7/24の部分をご覧頂くか、この画像を拡大していただくとわかります。ちなみに、予定時刻表の文字は大きめなので、やはり拡大表示していただければ確認可能だと思います。
脳血管医療センターの正門です。
入ってすぐ左側に、万治病院跡の石碑があります。
脳血管医療センターを出て更に進むと、信号のない交差点があります。ここから先は復路ということになりますが、往路とは全く違う経路を辿ります。ここを右折します。
余談ですが、ここを左折すると私の家は間近です(^_^;)。
このあたりは最近開発された団地で、その存在自体は地元の私はもちろん知っていたのですが、このバス路線ができるまでその名称が磯子フラット団地だったとは実は知らなかったのでした。
ここから急な上り坂になります。
右に折れると、ちょうど工事中の場所に当たりました。
工事の状況から見てまず間違いなく、ここが磯子フラット団地停留所設置場所でしょう。
車を停めて撮影したので、警備員が怪しがっています(^_^;;)。
この先から、下り坂になります。
7/24の時点でもまだ工事中でしたが、完成目前の状況でした。停留所は、実際の設置場所よりも上に仮置きしてありましたが、何か足りないような気がしました。つまり、停留所名は磯子フラット団地ではなく磯子フラットなのでした。
結局工事は7/31にまで及び、ようやく完成しました。
坂を下る途中に、Y校別科があります(進行方向と逆向きの撮影です)。
Y校(横浜市立横浜商業高校)といいますと高校野球で有名ですが、ここは別科でして、理容関係の教育を行っているそうです。
残念ながら、この辺りも含め、丸山公園まで停留所の設置はないようです。
復路では、再び丸山公園を通ります。往路では、左方向から来て右方向へ進みましたが、復路もこの交差点を右折します。
丸山公園の西側です。実は往路もここを通るのですが右に折れます。
復路は、ここを左折します。
左折すると丸山公園の南側になります。復路はここに停留所が設けられる予定になっています。
7/24には停留所が設置されていました。往路でも記述しましたが、停留所名は丸山町公園でした。すでに、駐車禁止を促す看板が設置されています。
時刻表も撮影しておきました。
そのまま進みますと、一旦停止の標識が見えます。左手にはJOMOのガソリンスタンドが見えます。
復路は、ここを右折します。
右折して進みますと、またも一旦停止の標識が見えます。ここは根岸橋商店街の入口となっており、商店街側の道のほうが優先になっています。お恥ずかしながら、私はここで交通事故を起こしてしまったことがあります(私が一旦停止を怠った物損事故:当然私のほうが過失大)。
左手に行きますと、根岸橋に突き当たります。あいにく、この付近には停留所は設けられないようです。
更に進みますと、信号のある交差点があります。ここは四間道路入口交差点で、左右方向が四間道路、前方は磯子疎開道路と呼ばれています。
四間道路には市営バス9系統が走っており、また78,133系統は四間道路の右方向から前方の磯子疎開道路が経路になっていて、135系統はここで合流します。
少し進みますと、市電保存館停留所があります。市営バス滝頭営業所でもあり、ここが起点となる21,108系統は前方左側の車庫の敷地内にある停留所から発車します。78,133系統はこの先の交差点を左折して坂下橋方向に向かいます。135系統も同じく左折します。
左折して進むと滝頭停留所があります(135系統の地図ではなぜか停まらないような表記になっています)。この停留所は当初、次停留所部分のみ張り替える予定だったようですが、結局取り替えとなりました。次停留所が3つになってしまいました(従来は2つ:坂下公園前…78,133/磯子橋…10.93系統)。
R16との交差点を越えて坂下橋を渡ります。78,133系統はここを直進して坂下公園前停留所へ向かいますが、135系統はここを左折して、堀割川沿いの道を走ります。
左折して進みますと、根岸橋の手前右側に根岸地区センターが見えます。わざわざ遠回りするのは、この施設の至近を通る必要があるためと思われます。
更に進みますと、再び根岸橋交差点です。往路では右方向から来て左方向へ進んでは市を渡りましたが、復路ではここを右折して、その先は往路と同じ経路を辿り、根岸駅前へ至ります。
この路線の開設は8月2日(月)が予定されており、通院系統としての役割だけでなく通勤や通学の足としても利用できるように、朝夕約20~30分毎/その他約40~45分毎の運行で、リフト付きの小型車2両が投入されることになっています。
7/24には、純粋な路線新設部分の停留所が設置され、時刻表と路線新設の案内が掲出されました。
そして、ついに1999/08/02を迎えます。