2000/02/24(木)
バスのふるさと訪ねてウン千里?!リベンジ編
2000/02/27作成
勢多郡黒保根村の沼田屋タクシー車庫まで
2000/02/28追加
最後まで&おまけの日野車体
2000/02/09(水)に、北関東にあるバスの製造工場を訪ねました。しかし、まだ出荷待ちのバスが溢れている状態ではなく、しかもIBUSに着いたのはもう夜中だった、ということでいまいちの訪問となってしまい、欲求が残るものとなってしまいました。
そうこうしているうちに、2/19(土)に横浜・鶴見の日野車体に行ったら、ついに職員用駐車場にまで出荷待ちのバスが占有するようになりました。
左の車両は、名古屋市営・HUです。昨今、公営バスでもワンステ車両が導入されていますが、この車両はツーステップでした。また、3扉車の導入を取りやめ、代わりに中扉が4枚折り戸になっているのも、昨年度と同じ仕様です。
隣にいる白とグリーンのツートンは、自家用HTのトップドア車です。
こちらは、京阪バス・HUです。たぶん、前後扉仕様と思われます。
これを見て、いてもたってもいられなくなり、2000/02/24(木)に再度、北関東のバス製造工場を訪ねることにしました。
早朝午前2時に自家用車で出発、第三京浜から環状八号、関越自動車道と抜けて、高坂SAで仮眠。今回は、SAで朝食を取ります。
朝食後、本庄児玉ICを目指すのは前回と同じですが、寄居PAのあたりから渋滞しています。電光表示では「車両炎上 注意」と書かれており、本当にPAの少し先で焼けた車がありました。すでに消火されていましたが、エンジンルーム部分が丸焼けの状態でした。
そして、前回と同じく埼玉/群馬県境の大渋滞で、今回は9時前に伊勢崎市害へたどり着くことができませんでした。そのため、まずは局めぐからスタートし、伊勢崎の富士重工には9時半過ぎにたどり着きました。
残念ながら、今回も職員用駐車場に出荷待ち車両が溢れるという状態にはなっていませんでした。
工場内にも、前回と同じく西武バスのノンステ車、それから東京空港交通のリムジン車が並んでいました。しかし、今回はその隙間から、ついに横浜市営バスのCNG車を見つけました。
あまりに遠く(間に建物の窓ガラスもあり)、デジカメもデジタルズーム4倍での撮影ですので、局番などは確認のしようがありませんが、窓の大きさや屋根上の出っ張りの大きさから見て、昨年度の仕様とほぼ同じなのではないかと推測されます。
さて、横浜へ到着するのはいつのことになるでしょう....。
西側入口から中を覗いてみると、新潟交通の高速車が見えます。
ということで、富士重工伊勢崎製作所では、一応横浜市営をキャッチすることができました。
前回は、局めぐの関係で前橋市内を廻ったので、結果的に宇都宮市にたどり着くのが遅くなってしまいましたが、今回は桐生市まで真っ直ぐ抜けます。
とはいっても、局めぐの関係でややジグザグと走る部分があります。佐波郡東村(群馬県には3つの東村がある)の国定郵便局へ寄り、そこから赤堀町へ向かって走っていると....。
川崎市営バスらしき姿を見つけ、あわてて車を停め、見に行くとたしかにそこにいました。
DNKという会社の整備工場のようです。奥には、松本電鉄や茨城急行の車両も見えます。
ほほ~こりゃいいものを見た、と思いながら車に戻り、発車しようとすると....。
なんと少し先に、この工場の車両置き場があって、そこにも川崎市営バスや横浜市営バスなどが止まっているではありませんか!
右の川崎市営・ふそうMP(局番A-2645)は「東野交通」、左の横浜市営・日野HT(横浜22か6726:9-3360元浅間町)には「青森いすゞ」と貼り紙がありました。中古とはいえ、日野車がいすゞのディーラーへとは??
隣には、横浜市営MPと川崎市営MPが並んでいました(こちらは行き先不明)。
ほかにも、川崎市営LV(FHI5Eボディ)や、都営バスも並んでいました。
よもや、こんなところで再就職を待つバスに出会えるとは思いもよりませんでした。
このあと、赤堀町の赤堀郵便局へ行ったところ、ちょうど赤堀町営バスがやってきました。
実際には、群馬中央バスが委託を受けて運行しているようです。
桐生から再びわたらせ渓谷鉄道沿いに日光へ向かいます。というのは、局めぐでも前回閉まっていて訪問を果たせなかった、沢入簡易局のリベンジのためです。
途中で、沼田屋タクシーのバス車庫を見かけました。水沼駅の近くにあります。
沢入簡易局の方は、桐生市内から電話をかけて、営業していることを確認の上で、無事訪問できました。営業時間は、やっぱり15時まで(朝は9時半から)だったそうです....。
日光から今市、宇都宮市街へ局めぐを続け、いすゞバス製造(IBUS)へたどり着いたのは、午後5時過ぎでした。幸い、まだ明るく、いろいろと見て回ることができました。
まず、工場西側へ行きました。
すると、工場内に川崎市営のLVノンステとおほしき車両を見かけました。
なにぶん、デジタルズームに頼った画像ですので鮮明ではありませんが、水色&白の塗装、そして後部窓の大きさからそう判断したのですが....。
続いて、建物の間から国際興業のLVノンステと京急LVを見かけました。
ほかにも、小田急バスのエルガミオ・ノンステを見かけました。
画像でははっきり見えませんが、後部にははっきりと「ノンステップバス」と書かれています。
このあと、工場の廻りをぐる~っとまわってきたところで、トワイライトゾーンの香りがする怪しい遊歩道を見つけました。
実は、83年版地図によりますと、これは岡本駅から製紙工場まで延びる専用線の跡のようです。
この遊歩道は、IBUSに沿って延びる箇所があります。
これは、前回来たときには気づかなかったところです。これは、見に行かない手はありません。
そして、数百メートル歩いたところで....。
つ、ついに見つけました!!
横浜市営のLVノンステです!!
まだ工程の途上なのか、局番は書き込まれていませんでした。画像ではわかりにくいのですが、後方の建物の中にももう1両同じ車両があります。
このLVノンステですが、昨年型までと比較して、
・N尺からL尺になった(なぜかいすゞのノンステだけ長尺だった)
・中扉がグライドスライドドアから引戸になった
という仕様変更があります。
そして、その隣には都営CNGノンステがいました。こちらには局番が書かれており、R-F444(臨海)と読めました。別の場所には、R-F441(臨海)もいました。
そして、その隣には...なんと突然変異か??!!
白い横浜市営のLVノンステがいます!!
正面に取り付けられている局紋から、横浜市営であることがわかります。
まあ、後ろの工場でこれから塗装に入るのでしょうが、それにしても珍しいものを見せていただきました。
ほかにもいろいろといました。
ちょっとぶれてしまいましたが、東武のLVです。IBUSボディは、最近中型車は入っていますが、大型は入っていたでしょうか。
これまたぶれてしまったのと、柵が邪魔をしていますが、関西コンビです。
大阪市営のLVと、阪急バス?のエルガミオです。
最近、中・小型車の導入に熱心な、名古屋市営のエルガミオです。
これまたパイプと木が邪魔をしておりますが、川崎市営のEGR&DPF低公害LVと京都市営LV(CNGかも)です。
よもや、IBUSで横浜市営、それもノンステ車を見かけるとは夢にも思わず、非常に興奮してしまいました。
おかげで?今回は宇都宮餃子とラーメンを食ってから高速に入ってもほとんど眠くならず、3時間ほどで帰ってくることができました。
おまけです。2/27(日)は、とある試験を受けた後、また鶴見の日野車体を見に行きました。
相変わらず、名古屋市営のHUと自家用HTが幅を利かせておりますが、今回は京王の高速用セレガがいました。
すでにナンバーが取り付けられているところを見ると、事故で入ってきたのかもしれません。