厚労省はワクチン接種の奨励を八年間も中断していました。  2021/12/01 現在、再開は決定されました。  

 この中断中の経緯や背景は、参考資料として残しておきます。       元に戻る

 

記  2021/10/10

 2021年の夏前、世の中は新型コロナワクチンの高齢者向けの接種が始まり、市民のワクチンへの期待感が高まりました。

 八月にはオリンピック開催が迫り、全市民がワクチン接種を望んでいるかの如きの報道一色になりました。 

 2021 年はじめから緊急事態宣言・蔓延防止法の発令が続き、七月のはじめから感染者数が増加を初めて第五波の流行とされました。 感染数は八月下旬から:減少が始まり九月末で緊急事態宣言・蔓延防止法は解除されました。

 九月の感染数の急な現象にはワクチン接種の効果があったとして、市民のワクチン評価が高まりました。 厚労省は好機到来と子宮頸がんワクチンの奨励再開を企てました。

 2021/10/01 厚労省は子宮頸がんワクチンの接種奨励を再開させるために、審議会を開催して再開への答申をまとめました。 

 2021/11/26 厚労省は積極的接種奨励の再開を決定しました。 開始時期は 2022年4月です。

この HP を読む前に、過去の経過況を知っておいてください。

 ワクチン接種による疼痛・歩行障害の副作用が確認され、2013/06 から “積極的な推奨” は中止されました。

 ワクチンメーカー・ワクチン接種推進論者からは接種再開を画策する動きが漏れていました。 しかし厚労省審議会からはゴー・サインが出されません。 背景に副作用が難治であり、副作用を少なくする改善策も見いだせないと推察されました。

 接種再開を画策する動きに抗して中断が長引く背景を推測することは、ワクチンの評価を知ることに通じると考えます。 短期間で再開を出来なかった事実が、ワクチンの問題点の真実を示唆していると考えてください。

 ワクチン接種再開のためにはワクチンの改良として、副作用の解消も条件になります。 海外でも副作用は多発していると報道されていますが、日本人に特有の事象もあるようです。 子宮頸がんワクチンは海外製薬メーカーの製品のために、メーカーは日本人の特性に合わせた改良努力も低いようです。

 マスコミ (新聞・TV) には 「海外でワクチン接種が継続されている」 ・ 「ワクチンには予防効果が証明されている」 ・ 「海外でも副反応は発生している」 等々の報道があり、再開への準備は続けられていました。  このような情報があっても再開は延期されました。

 その背景には日本人の意識 (海外とは異なる価値観 ・ 副反応の評価 等) 、副作用への保障制度の違いがあると考えられます。 この様な条件 (社会的な条件) も加味された検討が再開準備には必要と考えられます。 

 現時点の情報では、審議会の意見として

 ① 接種との関連を指摘する声もあった慢性疲労や自己免疫性疾患は、欧米などで接種した人としていない人を比べた大規模な研究が行われたが、関連はみられなかった。

 ② 国内で問題となった多様な症状も、厚労省研究班の調査結果では接種していない人でも一定数確認され、接種との因果関係ははっきりしていない。

 ③ 厚労省はまた、接種後の多様な症状を訴える人らの診療で中核的な役割を果たす医療機関が47都道府県に84機関あることを鋭明。「情報提供用のリーフレットを昨秋改訂したことも報告した。

2021/10/01 に開催された厚労省諮問会議についての報道内容 (一部)

 委員からは 「副反応が出ている人への寄り添う対応が行われ、情報提供もされている」 ・ 「積極的勧奨を再開する時期に来ている」 など、再開を支持する意見が相次ぎ、異論はなかったと報道されています。 

 さらには 「接種後に症状が出たときにも予防接種法にもとづく救済ができるようにするべきだ」 ・ 「最初にきちんと対応できないと症状が長引くことなどがわかり、ワクチンの接種がきっかけかどうかは別として、多様な症状に対する医師の理解が深まり、どう対応するべきかを学んでいる」 として、支援休制も整ってきていると指摘する意見も出たと報道されています。

 他の項でも書いていますが、副反応の中で “国内で問題となった多様な症状” は以前から知られていた事態との説明には賛成出来ません。 殆どの接種医には知らされていなかった症状です。

 今後の接種では接種前に詳しく説明されるでしょう。

 副反応・副作用・後遺症の対処策・治療法が確立できたとは信じがたい意見です。 その証拠に救済を求める訴訟は続いています。

 ワクチン改良等の大きな変更なしで再開されることになりました。 

この HP を読む前に、最新の状況を知っておいてください。

 子宮頸がんワクチンの副作用問題について、厚生労働省研究班は調査結果を発表しました。 

 その内容は、脳障害を伴う副作用を起こした人の約8割が、共通の白血球の型を持っていたとする内容でした。  朝日新聞   2016/03/16 朝刊

 記事の詳細と追加説明は 他のコーナー で説明しています。

この HP を読む前に、最新の状況を知っておいてください。

 朝日新聞は 2015/09/04 朝刊で “子宮頸がんワクチン被害  定期接種前も救済拡大” と報じました。

 この記事の中で 「 これまでに接種を受けたのは約340万人。 健康被害は約2500人分が報告され、報告のうち重症は4分の1。」 と解説されていました。

 ここに記載されている数値 “340万人”・“2500人” は、当HP で推測 (多くの資料から推計した数値) とは少し異なりますが大差ではありません。 逐次、HP の改訂を行います。 改訂終了までは読み替えてください。 

 この HP は、近い将来に子宮頸がんワクチン接種の対象となる女児 (小学6年以下) を持っている保護者を対象にしています。 もちろんワクチンに関心を持たれる人にも閲覧を望んでいます。

  医学に関する問題ですから、堅苦しい・専門的な用語もありますが我慢してください。 出来るだけ詳しく説明する様に努力しました。

  新しい研究・調査が公表された時には、説明を更新します。

 この HP は接種の賛否について中立の立場で解説します。  それでも公的な情報は接種を強く勧める立場で、デメリットとされる情報は少なくなっています。 デメリットとなる情報の伝達にスポットを当てての解説にしています。

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 以下は HP 閲覧とは無関係です。

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