子宮頸がんワクチンは有意義なワクチンだろうか  副作用から見える事実    戻る     narror-page に戻る

  多くの重症副作用を発症させて、現在(2016/03/21 現在) ワクチン接種は中断されています。

 厚労省の関連する審議会で資料収集等の実態究明が行われています。 大学等の医療機関でも研究・調査が続けられています。

 朝日新聞には 「 子宮頸がんワクチンの副作用で脳障害を発症した8割の事例で、共通の白血球型が確認出来た」 との報道がありました。  (朝日新聞 2016/03/16 朝刊)

 概略は 「厚生労働省研究班によると、ワクチンの接種後に記憶力の低下などの脳障害を起こした計33人のHLA型を調べた結果、26人が同じ型を持っていた。日本人でこの型を持っているのは4割前後という。」 と説明されていました。 

 追加説明で、33人で26人は約八割となり、健康日本人での四割前後とは明らかに高率との説明です。 

 脳障害をともなう副作用発症例には遺伝的な要因が作用している可能性を示唆しています。

 ここまでは朝日新聞記事の引用と解説です。 

 特異な研究で、研究班から論文か公表されると、マスコミはこぞって価値ある情報として報道しました。 しかし後日に、この研究はデーターのねつ造によるものと判明し、取り下げられました。

 審議会・研究班は副反応・副作用を稀な状況、患者に特異な体質があるとする情報の収集に進んでいたと疑える行動と考えます。

 審議会・研究班の姿勢が現れた1例として、論文を説明しておきます。 真実ではありません。

 

 この調査と研究を実施した研究者も結論ではないとしています。

 この調査を進めて結論とされれば、接種前に検査を実施して、該当者にはワクチン接種をしないとの方針が必要となります。 

 この調査の影響を短く検討しました。

 接種を希望する女性が 100人と仮定します。

 この内の40人は血液検査で副作用が起こる恐れがあるとして、接種は不能と判定されます。

 他の項で説明したように、接種の効果は50%とされます。 接種を受けた60人の内で30人には効果はありません。

 現在のワクチンの推測効果は100人に対して30人 (30%) となります。  図右の青ベルト部分

 ワクチン接種とは無関係に、日本人女性の子宮頸がん発症率は約11%とされています。

 円グラフの外周部分 (白) に10%を書き込みました。 この10%は何処に現れるかは予想できません。 どのグループの人に現れるのかは予測できません。

 

 図下の外周部に赤ベルトで書き込みました。 ワクチン効果は100パーセントとし、定期がん検診を確実に受けていると仮定して青ベルト部分には発症しないとしました。 この部以外の何処にでも赤ベルトは現れます。 例として、三例を出しました。

 70パーセントの人は全生涯にがん発症の不安を持ち続けることになります。

 青ベルト部分の人も、定期的ながん検診を受けないと発がんの危険は現れます。

 

 この様な数値では、ワクチンの意義は認められません。

 

 

 

 

 

 

 

 このコーナーて゜説明している事項は、2016/03/16 に厚労省研究班が発表した調査結果に基づきます。 

 調査した研究代表者も中間報告で、断定的な結論ではないとしています。

 この研究調査は後日に、ねつ造によるものとして否定され、撤回されています。

 当 HP で加えた説明も、推論です。 しかし、無視できない情報操作として取り上げました。 科学的根拠を問題視するのではなく、公表された意図が問題です。

 行政に直属の審議会は副反応・副作用を小さく評価したいとの意識が強く、集められる学術調査・研究成果も、副反応・副作用を過小評価した資料が収集されている様です。 ここで取りあげた調査も副作用を呈した患者が特異体質であったとの意義を集めるための資料と考えられます。 

 過去には公害問題の原因を風土病とする意見を過大に評価し、後に否定された調査もありました。

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 以下は HP 閲覧とは無関係です。

  管理データー       kodoken   Special-corner_ShoreiChudanHaikei_sub1

 

 

 

 










朝日新聞  20160316 朝刊

子宮頸がんワクチン 脳障害発症8割 共通の白血球型
    
 子宮頸がんワクチンの副作用問題で、厚生労働省研究班は16日、脳障害を起こした人の約8割が、共通の白血球の型(HLA型)を持っていたとする調査結果を発表した。今後の調査で副作用との関連が明らかになれば、ワクチンの接種前にHLA型を調べることで健康被害を減らせる可能性があるとしている。
 研究班によると、ワクチンの接種後に記憶力の低下などの脳障害を起こした計33人のHLA型を調べた結果、26人が同じ型を持っていた。日本人でこの型を持っているのは4割前後という。研究代表者の池田修一・信州大教授は、まだ調査人数が少ないため断定的なことは言えないとしたうえで、「一般的な割合と比べて高い。副作用として脳障害の出やすい人の遺伝的な要因となる可能性がある」と話した。 (福宮智代