神田森莉出版

 『1月』



ああ、眠い眠い。

朝から眠たい。今日は寝たのが深夜の2時でまた一度6時に目を覚ましてメールを見てから二度寝して10時に目を覚ましてさらに寝たりないので12時半まで眠ったので三度寝。

どうも空気が乾燥しているせいもあるのか、風邪を引いたり治ったりの繰り返しなんで、加湿器に水を入れる。加湿器に水を入れておくとのどと風邪に良いらしいと知識では分かっているが、実際どうなのか体感的にはよくわからん。しかし、窓枠の下はツユがたまって水浸しになってかびかびになる。

仕事は「かべ耳劇場」の4Cと2Cのカラー分をパソコンに取り込んで着色。2Cを着色をパソコンでやるとかなり密度が上がって良いなあ。「極道ラーメン」の方の2色は指定でやっているので、あまり細かいことができない。ただ色指定ですませるのに比べると、パソで着色すると時間がかなりかかるのと、何かの間違いでいつか単行本化の機会があった時印刷がきれいに出ない、のふたつが問題点だ。考えておく課題。

二月に時間ができそうなので、投稿用の作品のネタを考える。今は割と調子が良いので良いのができそうな気がするのだが。3種類ほど考えている。

二月は仕事がないがやる事がいろいろあるので、遊びで忙しい。コミティアの準備、もののけのバンドの作曲のデモ作り、セロンさんの曲のトラック作成、もう新年じゃないが新年会とか。コミケの申し込みも急いでしなくては。

佐藤丸美先生から今日のロフトプラスワンのジャングル・キッスの最後の公演のお誘いがあったが、うっかり仕事を入れてしまっていたので行けない。というわけで今日から久しぶりにアシスタントが来て「極道ラーメン」と「かべ耳劇場」の白黒ページ部分の仕上げ。さて、働くかあ。

[2004年1月30日]


パセリ パセリ。目に青葉。収穫の冬である。やはり家庭ベランダ菜園では、青物野菜の最盛期は冬である。なぜならば虫がいないからである。

夏なんて恐ろしい事になっている。グングン育つが虫虫大行進もグングン這い回ってまるで「青い絨毯」のようである。意味のないリンク張りまくり。 それにしてもパセリはどんどん増えるし、家庭菜園に最適である。どうせそんなに大量に消費するものでもないので、プランターで植えるくらいの量がちょうど良い。

虫が少ないと言っても警戒のためしばらく水に漬けていたら羽の生えたアリマキが数匹やはり溺死していた。すっかり冬眠していたところを、大洪水が襲ってアリマキ的にはリアルパニック映画状態で気の毒な事をしたが、この世から根絶してもらいたい物である。

おひょひょひょ。27日。日本信販の引き落としの日である。8万9千403円と1万5千円のカード2マイ分である。10万円は大きいなあ。しかし、他の漫画家はどうやって生活できているのだろう。まったく謎である。知り合いの●●ー●先生なんてあまり働いていなさそうなのに、カード借金はしていない模様だ。裏で犯罪行為にでも手を染めているのだろうか、不法収入で。おかしいなあ。なんで儲からないのだろう。漫画家って金持ちになれるんじゃなかったのか。田舎だと空港から自宅まで道路ができたりして。

そういやあホルムなんとか、という漫画を描いている青年誌の漫画家が麻薬取り締まり法違反で逮捕されたようだな。ネットで見た。ソース→このへんの過去ログ。大麻だったか?草くらいいいじゃないか。どうせ野草ではないか。そこらに生えている物くらい吸ったって、エコロジーで地球にやさしい生活ではないか。いや、俺はやってないけど。元々、学校でも真面目な優等生だったので、悪い遊びはまったくしてこなかったからなあ。そこが俺の弱味である。漫画業界とか悪人が多いからなあ。もっと犯罪に手を染めて経験値をあげなくてはならないな、作家としての義務である。

覚醒剤とか身体に悪い物は良くないと思うけどな。そこが作家としては詰めが甘い所だな。まあ今頃、「1人破滅型作家」を気取ってもしようがないか。

平和出版からまた依頼が来る。「本当にしたかったHな話」だかなんとか言う奴。長いので忘れた。今まで向こうがネタ出ししていたんだけど、こっちが出しても良いと言うので、荻窪に有名なカップル喫茶があるんだけど、そこでのスワッピングの話にした。いや、俺はやってないんだけど。こういうネタのストックがたくさんあるというのはすごいな。直接、金に結びつく財産だ。まさにネタ帳。8P。

週刊実話に神無月ひろ先生のインタビュー記事が載っているので買って来た。実話雑誌なんでオヤジ向けにアレンジされたしようもないエロ記事なんだが、編集部の期待どうりに「H大好きな女性漫画家」という受け答えをしている。笑ったのは「基本はカーセックス」だそうで。

仕事。ワニの「かべ耳劇場vol1」のペン入れ。8P。vol1となっているがvol2は出るのか。まあこういう雑誌の常で98% は出ないと思うが、出ると助かるなあ……。営業しなくてすむので。

[2004年1月27日]


乙女腐人 それで昨日は三軒茶屋に乙女腐人を見てくる。二人しか写ってないけど、あとギターも右側にいる。後片付けをしている様子。

8時くらいに一回目が覚めたが、あんまりに眠たいのでこのまま起きていても仕事にならないと判断してもう一回眠る。10時起き。それから日記を更新したりうだうだしているうちにどんどん時間がなくなる。「トリビア漫画」のペン入れをしようかと予定だったが、時間なくなって手を付けず。表紙のイラストの下絵を二点描いて編集部にファックス、それと漫画の方の下絵もファックスして仕事は終わり。あまり働いていない。

それから三軒茶屋に向かう。井の頭線で渋谷まで行って田園都市線に乗り換えると早そうだったが、思いつきで明大前で降りて世田谷線に乗ってみる。乗ってみたくなったのだ。かわいいので。世田谷線に10年ぶりくらいに乗ってみたが、やはり変だった。忘れていたが、電車なのに切符がない。券売機を探してしまったがない。現金をいきなり払って乗るのだ。線路の上を走っているがバスのようだ。というか道路を走ってはいないが本質的に路面電車なのだろう。

乗り換えがうまくいかなくて10分遅れで待ち合わせていた神無月ひろ先生と三軒茶屋で会う。まず会場のグレープフルーツムーンを探して見つけてから、「古都首里」という沖縄料理屋で食事。とてもおいしかったが高い。40分くらいしかいなかったのに5000円。

それから◆大友良英 & 山本精一◆琴線基地(クルクル民族)◆乙女腐人◆convulsions(from盛岡+秋田)を見てくる。規格外vol5というイベント。どんなのが来るかと思ったら、かなりコアなノイズバンドばかり。ちゃんとコードを使っていたのは乙女腐人だけだった。大友良英 & 山本精一は期待していたが、ギター2本のみで1時間くらいかなりストイックなノイズミュージックをやられてきつかった。もっと若いミュージシャンなら、1時間も即興をしていると激しく弾きまくる場面を入れたくなると思うのだが、それをしないで低いテンションのまま1時間続けられるとはさすがベテランはクールで枯れている物だ、という奇妙な感想を持つ。

井の頭線で帰って井の頭公園駅前のセブンイレブンでトロロソバを買って帰って食べて寝る。

[2004年1月26日]


はあああああ。

腹減った。最近、俺の中で流行っているのが食べ物の冷蔵である。ウチの冷凍庫にはめったになにもはいっていなかったのであるが、この頃冷蔵物がはいっている。

今、入っているのがヒキ肉とバラ肉(豚)とマグロブツ(過熱用)とサーモンブツ(過熱用)である。少し前はこういうナマ物はミソや塩、とうがらし、酒粕などに付けて保存するという事をしていたのだが、漬かっておいしくはなるのだが、保存としてはもうひとつで、食べると腹がくだったりしてしまう事が多かった。そこで基本に戻って冷蔵である。文明と科学の力バンザイ。

料理のサイトを見るとヒキ肉の冷蔵は御法度らしい。味が落ちるので。しかし、俺はまったく気にしない。味覚音痴、または味覚が貧しいのであろう。まずくても肉はおいしい。

冷蔵をする時は肉などをラップに小分けして包んで冷凍するのであるが、ラップもかつてない消費量である。なにしろ、ラップは家にはあったがまったく使わないで、ほおってあった。なぜかラップは台所のあちこちにいくつも埋もれていたので、まだ新しいのは買っていない。

どのくらい古いラップかというと、テレビデビュー前の頃の山咲トオルにもらったラップまであった。すでに10年近く前である。今回開けてみたら、やや黄色くなっていてしかも安物、というかバッタ物なので粘着力がなくて使いにくい。山咲トオルはこういうバッタ物のいんちきな輸入ラップなどを扱う会社で当時働いていた(というか事務所の電話番だったらしい)ので、飲み会の時に参加者全員に配ったのでその時もらったのだ。

今日はこれから知り合いのシロミさんがドラムをやっている乙女腐人というバンドのライブを見に行く。夜。三軒茶屋。こんな催し。他の対バンドが◆大友良英 & 山本精一◆琴線基地(クルクル民族)◆convulsions(from盛岡+秋田)と妙に豪華なのだが。ボアダムスの人とか。たぶんこれは俺が非常に好きそうな音楽の感じである。地図を調べてみたが、かなりわかりにくそうなところだったが、ちゃんとたどり着けるのか。

仕事はワニの「トリビア漫画」の下絵8Pを完成。これからファックスを送ってペン入れに入る……かな?今、時期的なせいか雑誌のリニューアルやら廃刊やらが多くて、この先のスケジュールがよくわからない。把握していないのだが、どうなっているのかな。実話誌やエロ雑誌は締めきり一週間前に依頼が来ると言うのが慣例なので、描くのかどうか直前までわからないし。とりあえず目の前の締めきりが決まった仕事から、片付けるという感じである。昔と違ってラフな仕事の仕方をするようになったなあ。

遅れに遅れていた(風邪引いて寝てたりしたし)同人誌の印刷製本が終わり発送をようやくする。郵便局から出して来た。これから振込先をメールするので、お金を払ってね。

春あたりに「もののけわくわくランド2」をやるらしい。ギター弾いて歌ったりいろいろのイベントである。5月くらいかなあ。最初2月とか言っていたがもう2月が来るのでムリ。そこで新曲を2曲くらいやろうと思うのだが、佐藤丸美先生から歌詞が送られて来た。

「カニ女」
マーメイドに恋してる貴方の視線 両手のハサミで切ってしまいたい
嫉妬のあぶくブクブク あたしはカニ女 脱皮できない甲殻類
真っ赤な甲羅にハイヒール 黒いフナムシ引き連れて 月夜の浜辺を練り歩く
真珠貝のため息 珊瑚のカクテル 酔って忘れて踊り出す
潮が満ちたらさようなら 暗いあなぐらひきこもり 貴方のことを思い出す
前になんて進めない いつでも壁ぎわ横歩き 貴方のことだけ考える
嫉妬のあぶくブクブク あたしはカニ女 脱皮できない甲殻類
「でぃろーでっど」僕もスーパーマンになって女の子助けてキスをしたい!させて!!

気を使って俺のイメージに合わせ過ぎたかな。もっと個人的な物で良いよ。と日記でレスを付ける奴。なお、たぶん最後の1行は歌詞ではなく、普通の書き込みらしいがつながりが良いので歌詞に入れてしまおう。

あと、俺がCDのバックトラックを作るセロンさんからWAVファイルと音程表が送られて来た。音符じゃなくて、音程だけなのである。音の長さがないという。あっても伴奏を作るのには、あまり必要ないが。長さ。

俺のCDを出してくれたいぬん堂だが、また新たな不審な動きをしているらしい。

(1)3月売りのDOLLで、いぬん堂特集みたいなページが取られるようで、そこでいぬん堂関係のアーチストという事で俺の紹介が載るそうだ。もののけバンドの写真なども載る(予定、差し換えるかも)。

しかし、もののけバンドだが「もののけ」というと「もののけサミット」という有名なバンドがあるので、そっちの関係みたいで問題があるんだな。バンド業界で「もののけ」というと「もののけサミット」である。そこが気になる。まあ、間違う奴はいないと思うが。客もくすぐリングスの客しか来ないし。イベントの命名の時何も考えてなかったなあ(俺はなんでも良かった)。

そういえば札幌プー時代に「セピアン・ローセズ」というその後にメジャーデビューしてあっさり消えていった札幌では人気があったバンドと知り合ったが、そのメンバーが「似ている名前のバンドがあったので、間違えられそうで失敗した」と言っていた。なにかと思ったら「ガンズ・アンド・ローゼス」だった。

バンドの格が違うじゃないか。100%間違えられるわけがないと思うが、アマの人は自意識過剰な反応をするものなのだな、それと同じような物だ、俺も。

(2)俺の「アントニオ青年〜略」の曲を有料で着うたダウンロードできるようにする計画があるらしい。docomo 、FOMA、auの人はできるそうだ。なんという驚くほどマイナーな企画であろう!掲示板の常連の3人くらいしかダウンロードしてくれないのではないか(ほんとに)。詳細が決まったら告知。

[2004年1月25日]


ふはーーーーっ。

昨日の夜に日記を書いて寝て起きたばかりなので、書く事がないではないか。昨日はとてもダレていた。しかも、意味なくダレていた。疲れているとか精神的に弱っていたではなく。仕事は結局何もしないで、印刷し終わっていた同人誌のホチキス止めをして1日が終わる。なんという重労働でしょうか。

朝からアレハンドロ・ホドロフスキーのサイトなんか見ていやな気分になる(ほめている)。エル・トポとホーリー・マウンテンを見た。しかも映画館である。俺にもそういう前衛な時代があったのだ。もう前衛じゃなくなったなあ。ホーリー・マウンテンのオチは若書きな青さを感じたな、映画も若書きと言うのか。

今月もまた27日がやってくる。魔太郎が来るより27日が来る方がよほど恐い。日本信販のニマイのカードの引き落としの日である。引き落としという言葉を最近ボキャブラリーとして憶えた。だんだん人間に近付いて来ている。

今月は一枚が1万5千円もう一枚が10万円の引き落としである。おお。こんなに借りていたか。まさに借金地獄。印象的に今月は6万円くらいだと思っていたのだが、請求書が来てみれば先月よりハードな展開だった。あやうし、主人公。この危機を乗り越えられるのだろうか。TO BE CONTINUE。

そういやあ「マトリックス・リローデッド」をようやく見た。一昨日。ウワサの通りに次回に続くになっていた。1話目はこのマトリックス界はどんな世界なのだ、という謎ときの面白さがあったのだが、2話目ではもう謎はないので、すでに話すことはなにもないという印象だった。

なんか土人の星みたいになってる世界を守るのだが、そこのとこだけなんかスター・ウォーズみたいで、イメージの統一感が取れていなかったような。サイバーな未来都市だけで行っても良かったんじゃないかな。

[2004年1月22日]


おねいさん よいしょっと。

月曜日は九州から来た風俗のおねいさんの取材。九州から来た、と言っても俺に会いに来たのではなく、バンドのおっかけでたまに上京しているらしい。風俗に足を踏み入れた理由もバンドのおっかけ代がほしいからだとか。

俺の体験的には、風俗嬢はバンドのおっかけをしているか、ホストにはまっているか、スロットにはまっているか、のどれかをやっている人が多い。24才の派手な顔だちの美人だった。話していると東京の風俗嬢と違って、ひじょうに風俗スレしていない。地域差によるものか個人差なのかは知らないが。博多ラーメンをおみやげにもらう。

かなりコアな神田森莉のファンで単行本を全部そろえているそうだが、それだけでは飽き足らず俺が描いたレディース系雑誌まで古本屋で集めているらしい。「嫁と姑サスペンス」とか例の有名になったサクラ出版の「あなたの知らない世界」とか。

火曜日。「極道ラーメン」の顔のペン入れをする。16P。これであとはアシスタントにまかせるので、俺の担当分は終わりである。

今日。ワニマガジン社から「かべ耳劇場vol1」の唐沢俊一の原作が来る。「愛のトリビア」から「かべ耳劇場」にタイトルが変わった模様。発売が3月上旬。表紙のカラーイラストにもさりげなく参加することになった。これ系の(風俗じゃない)実話漫画誌でも、キャリアを積んで地道に居場所を築いて来ているな、実に良い。

こういうエッセー漫画はテンションが高い時はかなり面白い物が描けていると思う。そのままのクオリティが続くと大人気漫画家になると思うのだが、あいにく数本描いていると、どんどんテンションが下がってくるのである。それが残念である。技術ではなく気合いだけで漫画を描いているからである。

歯医者で親知らずの抜糸をする。歯茎はまだ穴が開いている。これで親知らずは一本もなくなった。

メールアドレスを変えた。mori@kme.biglobe.ne.jp である。本メアドを初めて変えてみた。変えたら1日50通くらい来ていた外国スパムメールがきれいに来なくなった。さびしいくらいである。本メアドを変えるのは、いろいろとたいへんそうだったので、ためらっていたのだが、とうとう変えてみた。

ビッグローブでは一回変えるのに300円掛かった。一番たいへんだったのはアウトルックエクスプレスの設定だった。1時間くらいああだこうだと、わからなくていじっていた。ようやく正しい設定が偶然できて送受信できた時はどっと疲れた、かつ安心した。それから必要な人にメアド変更のメールを出す。たいへんかと思ったが、出してみると思ったより少ない。仕事とプライベートでネット上で現在進行形で付き合いのある人は40人くらいか。

外国スパムメールはメアド売りの業者のリストに載ってしまうと何をしても終わりのようである。リストがさらに他の業者に売られて拡がって行くのである。それにしてもバイアグラの広告ばかり来た。バイアグラを売りたい人が世界中に溢れているらしい。

[2004年1月21日]


スパ ゆげが出ている。

日曜日は珍しく……というか先日ものびていた気がするが、風邪を引いてダウン。朝起きたら、頭がはげしくがんがん鳴り響いていて、寝起きに頭痛がするというのはたまにあるので、しばらく待っていたら治るかと思ったら、まったく治らなくて本格的な鳥インフルエンザだったコケコケコココッじゃなくて風邪だった。

寄る年波で耐久力がなくなって来たのか、亜鉛とマカとマルチビタミンを毎日飲んでいるのに。物すら食べられない状態なので(普段はどんなに体調が悪くても食欲だけはあるのに)、人と会う約束が会ったがメールして取り止める。それからグテグテと寝ている。

病床で読む本と言えば「シートン動物記」E・T・シートンである。擬人化が激しいので生態学的に正しいかはあやしい物だが、文学としてなかなかできがよくて面白い。他にスティーブン・キングの「最後の抵抗」も買って置いてあるのだが、こんなのを病床で読むともっと病状が悪化しそうなので読まない。どうぜ、いつものキチガイが追い詰められてもっとひどいキチガイになる話なのだろう、読まなくてもわかる。スティーブン・キングはもっと小説がへただったら読みやすいのだと思うのだがな、緊迫感がありすぎて疲れる。

頭が割れるように痛いのだが、思いついて歯医者にもらった歯の鎮痛剤を飲んでみる、同じ鎮痛なんだから効くだろうと思ったら、本当によく効いて頭痛は午後には治る。身体は風邪っぽい体調だが。仕事もちゃんとする。「極道ラーメン」のペン入れを8P。

(まるで作家の仕事の進行をウェブ日記で見張っている編集者のようだが)、 唐沢俊一先生の日記を見ていたら、遅れていたワニマガジン社の「愛のトリビア」の原作がようやくできたそうである。今日あたり編集部を経由して送られてくると思われる。これで「極道ラーメン」のペン入れがあと2日でできるので、そのあとにやるという感じで順調に仕事が流れそうだ。この原作、始めは昨年の末には渡される予定で、漫画の方の締め切りは先週末と言われていた。いかに遅れていたか。しかし、発売日を聞いたらかなり余裕をもって言っていたらしく、まだまだ大丈夫である。もっとのばせるのばせる。

今日はこれから九州からはるばるやって来る風俗嬢の読者の人の取材をする予定。旅行かなんかでちょうど来ているらしい。このサイトの風俗嬢取材募集コーナーを見て応募してきてくれたのである。取材相手を探すのはたいへんなので、向こうから来てくれるとたいへん楽で良い。

ところで最近は風俗ルポ漫画の仕事が減って来たという雰囲気である。今年は風俗ルポ漫画を描く量が減ると思われる。1年間くらいやったが、取材がたいへんだったが、しかし新しい体験で面白かった。経験値を増やした。いろいろ後で役に立つであろう。

風俗ルポ漫画が減る分は、ストーリー漫画を増やしたい所望。「極道ラーメン」が良い感じで回っているので、これ系列の奴で8Pくらいで連載をどこかで始めたいという計画である。今年の夢。

[2004年1月19日]


メヒカリ

メヒカリという物である。珍しいものがスーパーで売っていたので思わず買って来た。東京はなんでも売っているなあー。

こういうメヒカリのファンサイト、ファンサイトなのか?ホームページまである魚なのである。あまりにレアな魚のサイトだったので昔読んでいて、メヒカリという名前は知っていたのだが、そこらで買えるとは思わなかった。長生きはする物である。何しろとうとうドラエモンが売り出されるそうだからな。ニュースで見た。

目がでかくて深海魚みたいである。深海のワカサギみたいな。マルアオメエソともいうらしい。空揚げにして見たが目が固い。味は普通。空揚げと言っても油で揚げる行為が嫌いなので、油は大さじ数杯しか入れない。でも、テフロン加工なので、そんなんでもちゃんと揚がる。揚がってはいないのだが。炒められてる?

メヒカリ空揚げ 揚げられたメヒカリの図。これで1パックの半分の量である。1パック200円。まあ、安かったから買って来たのである。珍しくても高い物なら買わない。

昨日飲んで見た「甦精王マカ」(1万円のところを2千800円)だが、どういう効果があったかと、激しく血圧が上がったらしく心臓がドコンドコンなっていた。さすが天然のバイアグラと言われるだけあって、そうするに血圧をポンプのように上げてやればなんとかなるだろうという作戦なのだろう。バイアグラでよく心臓が破裂して死ぬがそれもよくわかる。

せっかくだから、これらの人体実験は漫画のネタにしよう。「爆笑学校問題」で。どこが学校なのかという気もしてみたが、最近。

仕事は極道ラーメンの下絵。

たいへん寒い。雪が降るらしい。

[2004年1月17日]


キューリ 目に青々しい。

ハイドロカルチャーに見えないがハイドロカルチャーである。一般的には観葉植物を植える物なのでこういう野菜を植えるのはイメージがなにか違う。水栽培畑か。何種類か手元に余っている種を植えてみたら、キューリだけがどんどん伸びて来た。さすが丈夫なキューリである。しかし、キューリはツルが1m以上になるのだが、このまま育ったら机の上が占領されてしまう。どうしたものか。室内カボチャ畑もおもしろそうだ。

数社の原稿料がまとまって入った。金のあるうちに延滞していた税金など払ってくる。健康保険税2万5千円、市民税1万4千円、それに電話代と携帯代で1万円少し。ああ、幸せが手の平からこぼれ落ちるように金がなくなる。

連続して芥川賞にノミネートされていた絲山秋子だが、また落ちたようだ。ホームページは面白いのだが。

「甦精王マカ」(1万円のところを2千800円)というのを買ってきてみる。これが恐ろしい事に1日に20錠も飲めと言う。これだけ分量があると飲むと言うより食べる、に近い。試しに飲んで見た。効き目は……熱くて汗が出る。以上である。

他に「Longjack」400円「絶倫ゴールド」800円を買ってくる。「Longjack」はマレーシアの神秘・ トンカットアリの根、というの粉末が入っているそうだ。「絶倫ゴールド」はドリンク剤でかの有名な、「オットセイの骨格筋エキス」などが入っているそうだ。もったいなくて飲んでない。どんどん妖しい世界に落ちて行っているような気がする。しかし、こういう製品はみな黒地に金色なのはなぜだろう。

以前にこういうバリ島土産の妖しい薬をもらったのだが、これは中に正露丸のような姿の玉が入っていて、それを朝昼晩3回8錠ずつ飲むものだったが、飲んでみたらどうもこれのせいでお腹が痛くなって下った。毒薬だったのではないか。他にも歯医者の薬が朝昼晩4錠ずつ飲むので薬漬けになっている。

仕事。「極道ラーメン」の下絵。7P。

[2004年1月16日]


歯を抜いて血だらけになったり、病に倒れたり。

ネコイ ネコイが来る。例のりえ坊CDにコーラスで参加してもらったので、CDをあげなくてはならないのだが、めんどくさいのであげないでいたら自分からもらいに来た。謙虚でよろしい。りえ坊CDを気に入ってるようだ。

しかし、年とともにネコイと千之ナイフが似て来たのはどういうことだ。と言っても、大部分の人は千之ナイフの顔がわからないとは思うが。

ついでにりえ坊CDやサトマルCDや俺のCDの外人向け通信販売コーナーを作ってみた。英語で注文が来たら、りえ坊やサトマル先生があわてて面白いと思われる。まあ、来ないとは思う。私くらい英語サイトを作って何年にもなるベテランだと、もう正確な英語で書こうと言う意志すら無い。

それからネコイバンドのギタリストの内海さんが合流して土間土間にいって御飯を食べる。土間土間が近所にできたので便利である。安居酒屋チェーン。

翌日。ルノアールでハッシュの編集者に「極道ラーメン」の原稿を渡して打ち合わせ。それで「週刊実話」にキャットファイトをやっているおねいさんのライターがいるという話になって、誰だろうと思っていたらどうやら、グレイブ・グラインダーらしい。ペンネームを聞いたのだが聞いた端から忘れた。意外と身近にいたグレイブ・グラインダーである。

それから歯医者。とうとうもう一本の親知らずを抜く。抜く作業だけはたいした事は無かったのだが、それ以降、その夜と翌日1日がたいへんなことになっていた。大出血と風邪の併発。どくどくと出る血液。寝てても口の中いっぱいに血がたまってしまうので、台所で血を出すとどろりと半かたまりの血が1カップくらい出てくる。排水溝のゴミウケ網に血がたまってしまうので、網をはずして直接血を流す。

翌朝、起きて血を出してから、安静にしようと午前中寝て起きたら、寝てる間に風邪を引いていて、さらに悪くなっている。まいったね。仕事にならないので仕事は休み。

寝て本ばかり読む。「ラ・プラタの博物学者」W・H・ハドスンを読み終えて「ファーブル昆虫記」(かなり抜粋だった)J・H・ファーブルを読んで、さらに「シートン動物記」E・T・シートンを読みはじめる。今さら「シートン動物記」を読みはじめるとは思わなかった。小学生がよく読む基本図書みたいものだな。今もそうなのか。感想は「ラ・プラタの博物学者」は今読むとかなりつまらないが「ファーブル昆虫記」は読み物として面白いなあ、と。

[2004年1月15日]


フハーーーッ。成人の日。

それにしても半年前の卵を食べたら、誰でもお腹を壊すと思うのだが、誰も止めなかったのか。冷蔵庫に半年入れていたら食べるのは、かなりためらうと思うが。出荷前に少し食べたらなんともなかったそうなので、意外と日持ちする物なのだろうか。ピータンとかできていそうだが。俺が推理するに、冷蔵中は大丈夫でも、そこから常温で流通に回してからの劣化が早い、ということではないのだろうか。とか思った。

まあ、卵はどうでもいいが。

銀行のATMに行って残高の確認をしてきたら、原稿料がドーンと入っていた。14万円くらい。連休明けに日本信販の借金の振り落としが10万円あるので、それのために10万円さらに借りて(自転車操業)振り込んでいたのに、借りなくてもよかったようだ。ところで「振り落とし」という言い方であってるのか、こういう日本語あるか?

とはいえ、金の問題はなんとかしなくてはならないので、西友で「明るい暮らしの家計簿・2004」を買って来た。ちゃんと家計簿をつけて、どこが間違っているか調べなくては。しかし、入金があったので急に危機感が薄れたのも事実である。ちゃんとつけられるのか、家計簿。

そういえば「今月の仕事」というコンテンツがあったが、細かい仕事を毎月6〜7本やるようになってから、どれを描いたかよく憶えていないようになってしまったので、更新ができにくくなってしまった。だから、最近ザル勘定で商売しているのである。こまめにつけないとはいけないのだが。

同人誌の印刷はあと少しというところでインク切れ。また明日。

仕事は「極道ラーメン」の2色の色指定をやってから、コラム漫画「たいへんな女たち・漫画家志望奥様」1Pを描く。一気に仕上げまで。

それと次回の構想など。「極道ラーメン」の第2シーズンと、シーズンなのか?と「奥さんゲロオヤジです」の次にやる新しい4コマ漫画と、投稿用の8P漫画の構想を考える。

[2004年1月12日]


フハーッ。

良く寝た。寝たのが昼の1時。起きたのが夜の11時。今日はぐっすり眠れたので、最初は調子がよかったが、なぜがすぐ頭がボウッとして集中力がなくなった。疲れているのか?。(体力がないと集中力がなくなる)。

寝ている途中3回携帯がなって起こされる。1回はスパムメールでもう1回がハッシュの編集者からの打ち合わせの電話。寝ぼけて聞いていたらあとで歯医者の予約とかぶっていることがわかって時間変更のメールを起きてから出す。

もう1回が春咲先生でコミティアのお誘いで、誘いはなんでも乗った方が面白い事になるので、乗る事にする。確か2月22日。たぶんまたコピーじゃなくてパソコンでが〜ちゃ、が〜ちゃとプリントすると思われる。

今度こそ「呪いのシンセサイザー」16Pを出そう。前回のコミケで最初はこれをメインに出す予定だったが、読み返したら思ったよりつまらなかったのでやめたのである。50部くらい刷ればいいかな。

さらに同人誌の注文が12部ほど来たので、さらにプリントをする運びとなった。いつになったら郵送できるだろうか。連休明けにはなんとか郵送したい。一番最初に注文してくれた人はすでに一ヶ月近くたっているからなあ。

仕事は遊びの達人6Pがトーンを張って完成。それと「極道ラーメン3回目」に指定用のトレーシングペーパーをかぶせるが、一枚足りない。寝る前の昼の11時くらいにユザワヤにいって買ってくる。B450マイで600円。それと原稿用意も買ってくる。アート製800円のを×2。

[2004年1月11日]


クモ 我が家の野生動物。(たぶん)ハエトリグモ。

勝手に生息しているのである。代変わりをしているのかもしれないが、かれこれ数カ月生息している。主にメダカ水槽の壁に張り付いている事が多い。水草の水上部分にたまにアリマキがくっついているので、それを食べて生きていると思われる。冬場なのでゴキやチョウバエはいないからなあ。

クモに嫌悪感をいだく人は多いがこれくらいの大きさだとどうということもない。手の平大のシマシマのがゴロッといたらヒイッと喚くだろうが。ネットでもハエトリグモはけっこう好きな人がいるようである。小さいしな。わかりやすく役にたっている。

ブリのアラ煮を作って珍しく成功した。新鮮そうなブリだったのが成功の原因と思われる。失敗すると、非常に悪臭がただよう恐ろしい物ができてしまうのである、ブリ。

ちゃんと下ごしらえをした。塩を掛けて30分くらい置いて水洗い。それから熱湯を掛けて急に水で冷やして洗ってと。これで生臭さはだいぶなくなる。あとは普通にダイコンと醤油味で煮る。

寝たのが昼の1時起きたら夜の10時。よく寝た。変な時間に寝てるので充足感は無いが。

午前中の寝る前に借金対策で走り回る。まず銀行に行って残高を見て、部屋代12万9200円を振り込む。それから日本信販のATMに行き、えいっと10万円をリボ払いで借りる。また銀行に戻って9万円を入金する。1万円は生活費。週明けに10万円弱が日本信販(先月分の支払い)に振り落とされるという仕組みである。

はあはあ……。まだ、だいじょうぶ。まだ、だいじょうぶ。

仕事。遊びの達人の背景。

[2004年1月10日]


クレープ クレープ!

食いかけだが。珍しくおいしくできてしまったので、記念に写真に取った。だいたいたぶん普通の作り方だと思うが、小麦粉、牛乳、砂糖を混ぜてバターをひいてフライパンで焼くが、一工夫して目についたのでオートミールを入れて見た。オートミールはこういうお菓子系に使うと、麦っぽくておいしい。

そういえばオートミールはエン麦だそうである。箱に書いてあった。エン麦というと何ものだ?というと、いわゆる「ワンニャン草」である。ペットショプなどで売っている犬猫に食わせる雑草みたい奴。

犬猫と同じ物を食わせる気か?じゃなくて、これならウチのプランターや植木鉢にたくさん生えている。丈夫で育ちやすいので、面白みはない植物だが、つい植えてしまっているのである。花も咲いたがどういうわけかタネはできなかった。2倍体だか3倍体だが、よくわからんがバイオハザードみたいな技術でタネができないことになっているアレなのか。

またまた同人誌のプリントをしている。いつまでしているのだろう。通信販売でけっこう注文が来たので増刷中である。コミケの売れ残り分がぜんぶはけて新たにプリントである。結局コミケ分も合わせて全部で120部くらいになるか。売り上げ2万4千円。申し込んだ人には今週中くらいには郵便で送るので、届いたら銀行口座に振り込んでください。

仕事は今日も遊びの達人。ペン入れ6P。毎月8P連載でやっていて経済的に大いに貢献してくれていたが、次回からリニューアルするそうである。どうなるかわからないが、8P連載という事はないんじゃないかな。流れるままに……。

寝たのが昼の11時で起きたら夜の5時。こんな生活。

今日のメダカ。室内のメダカ水槽の中の、ペットボトルを改造した稚魚室の中で稚魚2匹が成長中。たまに勝手に生まれている稚魚をここに移したりしているのだが、なかなか育たない。この2匹だけ丈夫な個体なのか生きている。

ダーウィンの「ビーグル号航海記」、あっさりと二日で読み終わる。字が小さいので数カ月かかる覚悟でいどんだのだが、やたらと読みやすい本だった。次は「ラ・プラタの博物学者」、W・H・ハドスン。これも雑学の本なんか読んでるとやたらと名前の出てくる奴だが読んでみる。ひと昔前の人の基礎教養の本という感じか。

[2004年1月9日]


エビイモでした。

珍しくいろいろとメールが来て教えていただいた。京都の野菜だったのか。京ニンジンとか京都という地区はいろいろ変な物が意外と多い。

普段はあまりメールは来ないのである。外国からのスパムメールだけは、死に体の英語サイトを開いているだけあってたくさん来るのであるが。1日40通くらいは来る。そこでスパムの多いプロバイダーは来た端から登録して受信拒否にして、またタイトルでもバイアグラ(英語)とかセールとかセックスはフィルターに引っ掛かるようにして受信しないようにしているのだが、敵もさるもので、無題で送って来たりバイアーグラ(英語で)とかわざと間違えてフィルターに掛からないように送ってくるのでまったく減らない。あたりまえだが、問題になっているそうだが、なんとかならないものか。

昨日は上京中のセロンさんと打ち合わせをする。ライブやらCDやらの。唄を歌ったりする人なのだが、話を聞いてみると音符と言う概念を知らないらしい。適当にタンバリンだけの伴奏で歌ったりとか。今度、伴奏を作ることになったのだが、どうしたものか。コード譜だけあればできるのだが、俺が耳が良くないので音が上手に取れないのである。CDを聞いてみると無伴奏でもちゃんと音程が取れていた。俺もそれくらい音感があればなあ。

古本屋で300円で買ってきたダーウィンの「ビーグル号航海記」を読んでいる。名前は誰でも知っているが、物好きじゃ無いと実際読んだりはしない本ではないか、と思うが読んでみたら文章も軽くて意外と読みやすい。

憶測も多いのだが昔の本にしては生物学的になかなか正確に書いてある。まあ、ダーウィンだし。「海底二万マイル 」なんか日本ではオオサンショウウオが深海に住んでいるとか、適当な事を書いているからなあ。 昔の人は生物には興味がなかったのだろう。

文章が軽いと思ったら、ダーウィンがビーグル号に乗ったのが22才で、書いたのが30才あたりである。若い。読んでると若々しさが文章に出ている。

また金が無い。いつもないのだが。これから家賃13万円を払って、13日に月末に残高不足で振り落ちなかった借金10万円の再振り落としがあるので、どうにかしなくてはならない。というか、また借金を重ねるわけだが。転がる雪ダマのごとしである。

仕事は遊びの達人の下絵を6P。忙しいのになぜ金が無い。

[2004年1月8日]


おっ、1日蒸発してしまったぞ。

イモ 調べたが種類の分からないイモ。

なんだろう?お正月用品らしい感じで普通に売っていたので、もしかして一般常識で誰でも知っているイモなのかも知れない。しかし、調べてもわからなかった。もしかしてイモではないのか。サトイモが長く固くなったような感じだが。

簡単に分かるかと思ったら調べてもわからなかった。スーパーではタナに名前が書いているわけだが、見切り品コーナーに200円でほおりこまれていたので、名前がわからない。おせち料理に使ったりするありがたいイモなのか。北海道出身なので関東文化圏のおせち料理は時々見た事もない物が混じっている。東京と大阪は食い物が違うとはよく言うが、北海道と東京もかなり違う。

イモを調べてみたがいろいろある。

ヤマイモ、ヤマトイモ、ヤマノイモ、ナガイモ。ダイショなどと聞いた事もないのもある。またサツマイモとジャガイモ、サトイモ、ナガイモと同じイモとは名前が付いているが、分類的にはまったく関係ない種類らしい。

この長いイモだが、煮てみるとネバリのすくないサトイモのような味だった。ナガイモのようにすり下ろせるのかと思って買ったが、それはできないのかな。サトイモ類は生で食べると毒があるらしいので、うっかりすって生で食べるとあたるし危ない。

起きたのが夜の8時だったが12時くらいにまた眠ってしまい、次に起きたのが朝の6時だった。気が付くと1日がどこかに消えてなくなっていた。次は夕方6時くらいに眠ればいいのだろうか?規則正しい生活からはほど遠い日々である。

同人誌の通信販売分の印刷をしている。100部刷ったのが全部なくなって20部追加である。ということは第二版である。おまけに「新宿鬼鮫」は第二版は漫画を一本差し換えた。「ヤンキーちゃん」というを思いつきで入れた。6部しか印刷してないから、レアテイクである。無意味なレアテイクである。

ネットで調べていて知ったのだが、タコシェで俺のカセットテープが売っていてそれを買った人がいるらしい。カセットテープを出した覚えがないので考えてみたら思い出した。10年くらい前に初ライブの時に10本くらいテープを作って500円で売っていたのだ、たぶんアレだ。よくそんなレアすぎる物がよくいまだに流通していたな。

ちなみにその時のバンドのメンバーが御茶漬海苔、児嶋都、俺、山咲トオル(痔の手術でドタキャン)である。10人くらいしか入れないギャラリーに50人くらい来て、ほとんどの人が見られなかった。今より集客力あるな。

仕事が別冊ドントのカラー2Pの着色、それからCDRに焼いてコンビニから宅配便で送った。仕事始めの今日に丁度着いただろうか。

[2004年1月5日]


オートミール オートミールである。生まれて初めて食べてみた。クエーカー教徒?のおっさんの絵が良い。前からハコの見た目がおいしそうなので気になっていたのだが、思いつきで買って来た。

オーツ麦だそうである。粉砕したオーツ麦が入っている。たぶん、大昔クエーカー教徒の移民が食う物がなくて、こんな物ばかり食べていたのだろう。クエーカー教徒が何者かはさっぱりわからないのだが。たぶん、オーム真理教みたいなものだろうか?

カルト教団のクエーカー教徒が組織の維持費をかせぐために、オートミールを販売して世界征服をたくらんでいるのだろうか。そうに決まっている。売り上げ金はお布施とか呼ばれているのだ。

オートミールをネットで調べてみると、ゲロみたいでまずいという意見ばかりだった。そういう食べ物らしい。スイトンみたいな位置なのだろうか。貧しい時代にしかたなく食べていた食べ物とか。

牛乳と砂糖を入れて煮込んで見た。数分ですぐできる。ハチミツも掛けた。食べてみたが、とてもおいしい。甘い麦の白オカユだが、オカユがきらいな人はだめなんじゃないだろうか。俺は味覚の基準が甘くて好き嫌いないからなあ。

仕事はハッシュのトーン張りで完成。1人でやると時間がかかるなあ。

寝たのが昼の11時から12時くらい。起きたら4時だったので、もう一回寝直して7時に起きる。寝る前の午前中はBSのラビ・シャンカールの番組をずっと見ていた。二時間以上あったような。まだ生きていたのか。

[2004年1月3日]


甘酒 正月らしい物をひとつぐらいほしいと、甘酒を作った。画像で見ても白くてなんだかわからないだろうが。おせち料理なんかも、なにかほしいと思ってスーパーを見ていたが、高かったのでやめた。

甘酒は冷蔵庫にいつなくなるかわからない酒粕板があったのでそれで作った。初めて作ったがものすごく砂糖を使うので恐ろしかった。たくさん入れないと甘くならない。

正月はたんたんと仕事。同人誌の印刷が終わったのでようやく集中して仕事ができるようになった。コミケはその準備や早起きのために手間が掛かったので、終わったら少し燃え尽きた。翌日1日はほとんど寝ていて、何もしなかった。夏のコミケの申込書も買って来たのでまた参加する方向である。今度はもうちょっとちゃんとした本らしい感じの本にする予定。

トウフがあったので、練ってみた。イメージとしてはお好み焼きとトウフハンバーグの中間みたいな感じで。ボールの中でトウフをつぶして挽肉、パン粉、小麦粉、ダシ汁、卵、キャベツを入れてコネて、フライパンで焼いてみた。

焼いてみたら、固くならなかった。粉が足りなかったか。お好み焼きとトウフハンバーグの中間みたいなイリ玉子のような物ができた。味はおいしいが。あいかわらずこういう名前の付けにくい物を作って食べている。名もなき料理である。

仕事は、ハッシュの背景。

せっかくコミケで早起きになったのに、翌日1日中寝ていたらすべてが無になり、夜型に戻ってしまう。今日は朝の10時くらいに寝た。むしろ超早起きで健康な暮らしをしているような誤解さえ感じる。

それで早朝7時くらいに井の頭公園を散歩していたら橋の上に人が集まっていた。何をしているかと思ったら、初日の出(二日目だけど)の撮影と見物だった。見るとなかなか赤い朝焼けがきれいだった。

[2004年1月2日]





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