神田森莉出版

 『9月』



ああ、腹減った。

ビールをがぶ飲みしておいてなんだがダイエットしていて成功した。だいたい2キロ落ちて56キロになんとかなった。

今朝は1時に起きる。これくらいの時間に起きるならば順調な1日のスタートというイメージ。遅すぎない。世間的には遅いのだろうが。世間などと言う物は頭の中にしか存在しない。

生ゴミを出し損ねてとても臭い。

起きてからなぜかかぴ便りというものをずっと読む。最後まで読んでしまう。しかし、カピパラはネズミのくせにでかすぎる。やはり、ちゅーちゅー言うんだろうか。

昨日は朝の6時に眠る。仕事。人物の線のペン入れ。14P目までで挫折。最後までやる予定だったが…。16Pだとペン入れ3日だとぎりぎりなのか。非常に眠たい1日。

午前中に性病科の病院に行って無罪釈放されてから西友に行ってクズ刺し身の盛り合わせやカップの味噌汁、いろいろな野菜とかを買って、帰ってから昨日の飲みの帰りにコンビニでつい買ったが、食べたら確実に気分が悪くなりそうだったので、食べないで置いていたカツドンと食べる。コンビニのカツドンのくせになかなかうまい。肉自体ははあまりうまくないのだけど。甘いとおいしく感じられるのか。貧しい、コンビニに毒されている舌。

満腹になってしまう。3時間睡眠では集中力もなくて仕事にならないのでまた眠る。夕方になってまた起きたが寝覚めが悪い。血圧が低いまま。だるだるになって1日をすごす。

室内のメダカ水槽のエビが抱卵している。メダカ水槽のエビは水槽が小さいのかエサがないのか知らないが、いつまでも大きくならない。同じ時期にうまれたベランダの野性状態のビオの中のエビはどんどん巨大になっているのだが。メダカ水槽のエビは小さな大きさのまま抱卵した。

エビは一回産むと12匹くらい増えるのでどんどん増殖する。バケツビオの方のメダカは夏の間にどんどん死んでいたらしい。半数くらいに減っている。メダカの方が丈夫だと思っていたのだが。今ではエビに支配されている。

[2003年9月28日]


すもう ふはーっ。女相撲。

昨日は池袋のAdmで開かれたJKの女相撲他を見て来た。イベントのタイトルが「オンナだって、褌」。今回はフンドシがテーマだったらしい。まわしではなくてフンドシ女相撲である。最近、フェチな人の間ではフンドシが熱いブームになっているらしい。本当か。

知り合いのミラクルちゃんが初出演するので、神無月ひろ先生と見に行った。ミラクルは沖縄出身なのであるが、沖縄応援団が結成されて応援に行くはずが沖縄Aが風邪をひいて寝込んで来られない。沖縄から上京中の沖縄Aの妹が来ているはずだが顔を知らない。しかし、会場は異常に男性率が高くて女の客は3人。1人は神無月ひろ。残りを見てみたら沖縄Aと同じ体型で同じような服の趣味で同じ顔をしているのがいた。声を掛けていたら沖縄Aの妹だった。似ている。

客層だが男性率も高いのだが、本隊の(本隊なのか?)「くすぐリングス」にくらべると年齢層も高い。デジカメで撮った画像を見るとなかなか後頭部のさびしい人が並んでいる。くすぐリングスの興業に比べると、JKは泥臭くてより妖しい雰囲気である。小さな箱が似合っている。

コンブ「創作フンドシ・ファッションショウ」というのがおこなわれたが、←これなんかコンブである。コンブ・フンドシ。こんな大きなコンブをよく見つけて来た物だ。地元で調達したと言っていたから、北浦和のスーパーで買って来たのだろうか。

ひろ 罰ゲームでまけた選手に水鉄砲で水を掛ける神無月ひろ→。意外と出たがりなのがわかった。

北条鼎監督が高そうな豪華な水鉄砲をSMショウで使っていたのがそれがかっこいい形だった。今回はジェーン・マヤが珍しく長くトークしていたが、それが面白かった。内容はここには書けないような内容である。持ちネタはいろいろあるようなのでもっとトークをしてほしい。引き出しを開けるともっと面白くなる人のような。

あと、アンケートを書くと手作りのJKバッチとよくわからない小物を全員プレゼントだそうなので珍しくアンケートを書いて出した。ファックするブタのゼンマイ人形をもらった。そのせいで今回はアンケートの回収率が稀に見る高さだったという。良いアイデアだ。

次回のJKの興業は11月28日。会場は大きくなって新宿ロフトプラスワン。「チャイルドで行こう」というタイトル。お好きな人はどうぞ。ちなみにあまりやらない「くすぐリングス」の興業は10月31日。同じく新宿ロフトプラスワンだそうである。

終わってからミラクルと神無月ひろと近くの居酒屋で打ち上げ。いつもは何があっても終電までには帰るのだが、珍しく電車を早々とあきらめ飲みに入る。計7杯くらい飲んでわけわからなくなる。3時くらいまで飲んでタクシーで帰宅。

アルコールが身体に入ると眠られなくなる不便な体質なので6時まで起きている。それから寝て9時に起きてまた性病科の病院に行く。土曜日は午前中しかやっていないのである。実に眠い。医者の前で午前中からチンコ出して検査。完治しているのでもう塗り薬はいらないと言う。上がり。

[2003年9月27日]


薬 今日の性病。(だめだ)。

だいぶ良くなっているのだが、どうも微妙に痒い。仕方ないので。念のために医者に行ってくる。調べる。大丈夫そうだった。無罪。薬用殺菌石鹸でごしごし洗っていて、かぶれたのだが、やはりそのせいらしい。

わかりやすく言うと、こすりすぎという事か。うみが出るとか、尿道が痛いとか、梅の花が咲くとかいうことはないので、まあ性病ではないだろうとは思っていたがその通りだった。もらった薬がロコイド。外用副腎皮質ホルモン剤……。なんだ、今まで塗っていたフルコートFと同じ成分ではないか。ネットで調べた素人判断だったが、当たっていたのか。

チンだが、もしかして商売道具なのかも知れない。そんなことはないか。必要経費にならないか。メンテナンス費だろうか。基本的に歳のせいだと思う。チンにがたが来て歯もがたが来て。18年くらい歯医者に行ってなかったのに。身体のあちこちが細かく壊れて来ているなあ……。入院歴もないし、大病はしたことがないので、運動能力は何もないが基本的には丈夫なのだと思うが。

親知らずの抜歯跡の大穴は少し小さくなって来た。

仕事。極道ラーメンの下絵。あと2P。

知人の沖縄人から「元気なゴーヤーチャンプルーふりかけ」と「軟骨ソーキの煮付けパック」をもらう。家にまで来てくれたらしいが、死んだように眠っていたので、郵便受けにねじ込まれていた。最近、沖縄の友達ばかり多いなあ。

[2003年9月25日]


はんがー

ハンガーである。バスル−ムの中にタオルを掛けていたのだが、湿度のせいかどうもタオル臭くなるので、室内に掛けることにした。近くにあるでかい本箱の壁かドアに掛けようと、いろいろとタオルを掛けられる物を探した。西友の中を。

結局、ドアの上に付けられるフックとこういう不思議な5段式ハンガーを買ってきてつけた。こんなものがこの世にあるとは。使ってみるとやはり横棒式で掛ける奴よりは使いにくい。というか取り出しにくい。横棒式の奴は丁度いいのがなかったのだから仕方がないか。

こういうのを探して売り場を歩いていたら、洋服掛けがほしくなった。説明が難しい。なんというのだろう、あれ。ステンレスのパイプの横棒があって下に足が伸びていてハンガーを掛ける奴。室内洗濯物干し?。

今使っているのはプラスチックの安っぽい物だがこれが無意味に背が高い。人の背丈くらいある。ゆえに重心が高くでプラスティックで軽いのですぐ服の山と共に倒れてくる。地上70センチの辺りにアミ棚があって、そこにもなんか干せというつもりらしいが、こんな部分は使わないのにそのせいで無駄に背が高くなっている。

それで買わないとならないかな、と思っていたがふと思い立って調べてみたら、アミ棚と下の足が引っこ抜ける事を発見。上の物干部分を直接台座につなげることができた。説明が難しいな。背が低くなったのでこれでいいか。安っぽいは安っぽいが。

仕事。極道ラーメンの下絵。6Pくらい。

CD。アイアン・メイデンの「キラーズ」を買う。初代ヴォーカリストというのがいたのか。

[2003年9月24日]


クルクマ ぼろぼろのクルクマ。今年もクルクマの葉っぱはぼろぼろである。栄養が悪いとか環境が合わないとこういう風に葉っぱが、ぼろになるらしい。その上、台風の強風。葉っぱが折れた。日当たりはいいのであるが。この場所。急に寒くもなって、よれよれになっている。園芸作物全般。

奥の方に枯れたトウモロコシがある。それにアサガオが絡み付いている。去年は難しい種類のアサガオを植えてしまって葉っぱが少し枯れ気味のまま花まで咲いたが、今年は普通のアサガオを植えてみたらとても簡単で丈夫。

大沢在昌の「新宿鮫・氷舞」を読んだので、次はなにを読もうかと思ったが高村薫の「照柿」を買ってくる。また古本。800円。馳星周か他の新宿鮫にしようかとも思ったのだが、「照柿」は有名な作品なので、とにかく読んでおかないとならないと思った。少し読んでみたら「マークスの山」と登場してくる警察が同じだった。これは楽しく読めそうだ。「マークスの山」は強力だったなあ。主に海外ミステリーしか読まないのだがこの辺はとても面白い。

昨日は三時からルノアールで日本ジャーナル出版の「月刊ドンドン」の編集者と打ち合わせ。リニューアルするそうだが、すごい変わるらしい。大丈夫なのか。サブカル雑誌のようになってしまうようだ。今まで実話雑誌だったのだが。

「極道ラーメン」の第二部の連載だが、たいへん力を入れられているのか、2色カラーで連載になるそうだ。その指定の打ち合わせ。2色カラーの描き方はいろいろあるのだが、グレイス先生は2色でもフルカラーで塗って微妙な濃淡のあやを出すとか言っていた。もしこの連載をグレイス先生がしていたら、いつまでもできあがらないところだ。俺も毎月16Pパソに取り込んで赤と青(黒なし)で2色入れるのか?と頭が痛くなっていたが、普通に描いてトレペで赤色を指定という一番楽な方法になった。代わりに印刷所の人が大変そうだ。血しぶきの範囲をいちいち版で起こして赤で印刷してもらいたい。できるのか。

それからユザワヤとLOFTに行って画材を買い占める。1万円くらい出て行く。高い。「オリジナルEASYカットブック・町景建物編」、トレーシングペーパー、トーン、トーンナイフの先。LOFTにトレーシングペーパーが売っていなかったのはどういう事だ。

夜になってダイヤプレスの編集者がわざわざ吉祥寺まで原稿を取りに来てくれる。単発で来た「風俗ルポ」4Pの奴。

仕事。「極道ラーメン」の下絵に入る。5Pほど。久しぶりにスト−リー物を描いたが、描き始めてみるとストーリーに飢えていたのがわかる。風俗ルポばっかり描いていたからな。最近。

[2003年9月23日]


アーモンズ 怪しいバッチ星人。おそらく不法滞在外国人ではないか。日本語も流暢に話すことはできるようだが。服装からみるとイスラエルから逃げて来たパレスチナ難民だと思われる。

20(土)はこのバッチ星人がマネージャーというか広報をやっている、アーモンズのライブを見てくる。高円寺、ショウボート。知り合いのライブというはスリルがあって、もしかしてすごいつまらなかったらどうしようという危機感もありがちなものだが、このバンドはバッチ星人もふくめて二組の夫婦ともうひとりの単独女性で構成されているのだが、そのひと組のドラムの旦那の方が元メジャーなバンドのプロのドラマーだったので、そんなにひどい事にはなっていないだろう、とは思っていたが見てみたら意外にもとても良い。予想以上に良く仕上がっていた。

ギターレスなのだが、バッチ星人の旦那がこんなにキイボードを弾けたとは知らなかった。昔見た時は堅気な会社員という感じであったが数年ぶりに見てみたらなにやらバンドマンぽい格好に変身していた。バッチ星人に「死因は刃物じゃなかった」というバッチをもらう。

このバッチ星人だが、二組の夫婦を中心に構成されているバンドなのだから、ステージに上がってコーラスなり何か楽器でも担当するなりするのが自然な感じなのだが、それをしないところを見るともしかしてすごい音痴なのではないか?そういう推理に落ち着いた。

出たバンドが他に「東京キムチ」「流星ワゴン」「しほり」。こういうのは出る順番にだんだんうまくなっていくのだな。終わってから一緒に行った知人と中華料理屋でラーメンとエビチリを食べる。このエビチリが殻を剥いていないのでとても食べにくい。せっかくのエビチリなのに。それから駅に向かうと前をさっき見た「しほり」の女性二人組みが歩いていた。知人が気がついたのだがよく気がつくものだ。

仕事。東京三世社から出る総集編だが、サイズなどを聞いて見ると本当に単行本らしい。最近よく出ているぺらぺらしたルポ再録物雑誌になるかと思っていた。数人の合わせ単行本である。平口広美や山崎大紀ともうひとりと。よもや平口広美と抱き合わせで単行本化されてしまう時が来るとは……。非常に光栄。

電話が来てそれに6Pで二本ほど描き下ろしを入れることになる。これ、風俗ネタじゃなくて実体験の面白いエッチネタということなのだが、あまり最近のを描くと怒りそうな人がいっぱいいそうである、時効になってるネタならいいか。ごまかしてやろう。

今日のチンコ。(しようもないな)。いろいろ調べて結局フルコートを塗る。なんにでも効く便利で危険なフルコートFである。抗生物質に副腎皮質ホルモン剤。多分、やばいと思って殺菌石鹸でごしごし洗っていたがそれでむしろかぶれてしまったらしい、と推理。塗ったらだいぶ直った。真菌(カンジタなど)だと逆にもっと繁殖するとか恐ろしいことも書いていたが、症状が違うのでカンジタではないようだと塗った。

[2003年9月22日]


川

神田川の源流付近。ここから流れ出て水量が増えてなかなかでかい川になる。秋葉原の方にまで流れていく。このへんは散歩によい。久しぶりに歩いたら川底や岸をさらったあとでずいぶんすっきりしていた。今年は冷夏だったのでそうでもなかったが、真夏に行くとけっこう臭い。アメザリがごろごろ死んで共食いをしていたりする酸欠の世界である。

歯茎にぶすぶす麻酔の針を刺した跡から、血が出ていたらしく、また血液ゼリーが口中にできていた。歯茎の腫れはほとんど引いた。殺菌されたか。

歯茎はいいのだが、それより最近チンが痛くて直らない。痛いと言うか痛痒い。赤剥けしているのだが性病?これではできないではないか。してないけど。

仕事。ようやく「極道ラーメン」の第1話のプロットができる。これで連載数回分。ずいぶん気が楽になった。資料集めも続ける。「上海人」「福健省人」「新宿のエスニックタウン」などで調べて回る。上海では少林寺拳法と陳氏太極拳があり上海蟹と大王蛇を食べる。陳氏太極拳の他に陳式太極拳というのもあるらしい。本家と分家争いか?またはバッタものだろうか。

「福健省人」は漢民族の中でも虐待されて生きて来た歴史があって上海人と対立してるとかどうのこうの。ここには虎拳というのがあるようだ。歌舞伎町の中国人マフィアは大部分が上海人と福健省で、台湾人がひそかにその影で暮らしている。とかいろいろ情報を仕入れる。

バッファロー殺法を使う場津波郎(ばっはろう)というヤクザ幹部が出てくるのだが、やっぱりこういうバカ漫画になってしまうのだろうか。リアリズムとバカが葛藤している。

[2003年9月19日]


池

散歩して井の頭公園まで行った。とても観光地っぽい光景。考えて見ると観光地に住んでいるようなものなのか。この公園の外れの昔からあるような紙コップの自動販売機でブラックコーヒーを散歩のついでに飲むのが日課だったことがある。いつもはアイスコーヒーなのだが昨日はホットのブラックにしてみた。すると熱い。当たり前だが。紙コップではホットは熱くて飲みにくいのがわかった。しかし、紙コップというのが味があって良いのである。

と、ここまで書いてから歯医者に行って来た。二週間ぶり。親知らず跡は大穴は空いてるがそれ以外はだいぶよくなった。あごもちゃんと開くようになった。

しかし、それとは関係なく前からたまに痛くなる上の歯茎が腫れていてそれで物がよくかめなくなっていた。それでそっちの治療をする。歯周病、昔の言い方では歯槽のう漏の第二期だそうである。それで麻酔して上の前歯を全部直した。意外と大がかりになった。今日は油断して気軽な気持ちで行ったのに。

この麻酔が一番痛い。痛くしないための麻酔が痛いとはどうしたことか。前歯の歯茎のあちこち裏表ブスブス突き刺していく。突き刺されながら、外国の変態フェチの世界の「手の平やうでにプラステック棒を埋め込む人たちの画像」を頭に思い浮かべた。連想してしまったのである。

今、こう書きながらだんだん麻酔が切れて来ている。また痛くなるのかな。歯医者が終わったら喫茶店で話を考えようかと思ったがそれどころではなくなった。

それで「極道ラーメン」の話だがまだできあがらない。どこに向かおうとしているのか。とりあえず基本に戻っていろんなキャラクター表を作り始めた。ロシア人マフィア、上海人マフィア、福健省マフィア、日本人ヤクザ、ギャング、風俗嬢、風俗ライター、キャットファイト、不法滞在外国人、韓国人、北朝鮮工作員などである。終わらない終わらない。ああ、歯茎がじわじわと痛んで来た。

[2003年9月18日]


昨日は4時間睡眠だったが、うまく先日取得したイスで仮眠という技で耐えて起きていた。睡眠時間が少ないなら早く眠ればいいものを朝の五時まで起きていた。珍しく忙しい。

仕事は「爆笑学校問題」の顔のペン入れをまず片付ける。このハムスターには見えないハムスターだが、顔の作りは非常に簡単なので急いでいる時には助かる。だいたいネコだと思われているようである。ハムスターなのである。日記の上の小さなイラストの奴。耳がとんがっているのが間違いだと思う。しかし、流れでこうなってしまったので仕方がない。

とある所から、というか編プロ経由で来たのでどこの出版社から出るか聞いてないのだが、総集編が出るようだ。昼に電話が来る。また風俗である。風俗ネタの漫画を中心にということだが、あまり原稿はない。たくさん描き始めてから、まだ半年だからな。平口広美や山崎大紀と合わせて一冊らしい。山崎大紀が風俗漫画バブルであちこちで総集編ばかり出していたが、とうとう載せられる原稿がなくなって、俺にまで総集編が回って来たか、というところである。

総集編のために原稿を集めなくてはならない。その方がたいへんである。細かくあちこちで描き散らかしていたから、それらを掻き集めなくてはならない。そのための電話などいろいろ掛ける。

おまけに最初、編集者が単行本とか言っていたので、「単行本が出るんですよ」と言って回ってしまった。あとでよく話を聞くと総集編ではないか。違う。あぶく銭が入るのは良い。もしかしてすごい大金が入るのかと思う人もいるかと思うが、たぶん40万円くらいである。

それらの手配をやってから「極道ラーメン」の資料集めや資料に目を通したりする。うーん、時間がない。資料をあまり見ていると話を作る時間がなくなる。どうしたものか。

資料はネットで検索してひたすらダウンロードしてプリント。「ラーメンの作り方」から「ラーメン店の開業」「ラーメンの道具」「ゴールデン街の画像」「歌舞伎町の犯罪」「歌舞伎町のヤクザ」「コリアンタウン」などいろいろ。

[2003年9月17日]


mesi

食べた残骸。インドやアフリカでは恵まれない子供達がばったばたと餓死しているのに。食えない物は食えないが。

昨日はコミックハウスのセクハラエロ4コマ漫画「奥さんゲロ親父ですよ」の背景からトーン張って仕上げ、アシスタントを入れて。このアシが元そこそこ有名だった竹書房や秋田書店の4コマ漫画家なのだが、「新宿鬼鮫」という日本文芸社で描いた4コマ漫画を見せたら面白いと言ってくれた。専門の4コマ漫画家にほめられるとうれしい。

名前を出したいのだが異常に過去にふれられるのをいやがる人間なので出さない。人気漫画家だったのがあまりにも心が不安定でプロを続けられなかった人なのである。最近、精神病院にむりやり入れられてからは薬を飲むようになって前よりずいぶん安定したように見える。医者の診断では躁鬱病らしい。

また漫画家に戻る野心を持っているそうだが、今回手伝いで久しぶりに原稿作業をやったら思いのほかたいへんだったのでやっぱり描かないと言っていた。仕事紹介しても100%落とす人だからなあ…。少し前に2chの4コマスレでもあの漫画家はどこに行ったなどと話題になっていた。

名前は聞いても4コマファンじゃないとわからない程度の人気漫画家なのだが。さてわかるかね?南Q太あたりと同期で交流があったようで、そういう今はメジャーな人の話を聞くのは面白い。精神病院に強制入院させられるくらいなので、ほんとうにめちゃくちゃな人間で実に面白い行動をする、その人生の暴走加減では西原理恵子より面白いのだが紙一重を突き破って向こうに行ってしまった。西原理恵子になり損ねた漫画家だと思っているのだが。強く生きろ。

原稿できてから居酒屋で打ち上げ。上の画像は食べた残骸。ビール4杯飲んでべろべろ。

歌舞伎町を舞台にした「極道ラーメン」の第二部を再開するにあたって新宿な気分を盛り上げようと、「新宿鮫・氷舞」大沢在昌を買って来て読んでいる。また古本だが。最近は古本を買っただけで「ブックオフ系は漫画家と出版社の利益をこそねるので買うな」などと叩く風潮があるので(特に2chの漫画家スレ)、まったく政治はうっとおしい。「新宿鮫」だが久しぶりに読むと面白い。少しシリーズの他の作品よりできが悪いような予感がするのだが気のせいか。

知人から「女の生きかたシリーズ」河井克夫を借される。青林工芸社。ガロ系というかサブカル系はもういいか、という感じで関心はないのだが、ペラペラ見てみるとまあまあ面白そう。しりあがり寿の元アシらしい。

今頃だがくすぐリングスのビデオvol7「深夜の咆哮編」を見る。ずいぶん前にもらったのだが忘れていて、キャットファイトに関心が出て来たので見たら面白い。くすぐり男爵こと北条監督が実に楽しそうに撮影している。地獄女史も客演でたくさん出てくる。一番の感想は、デパートメントHは取材の人ばかり多いなあ…。

今日はうっかり4時間睡眠で8時に起きてしまう。未知なる時間帯。このままでは死ぬかもしれない。

[2003年9月16日]


inu

考えてみると画像をリンクにしていちいちクリックするのもめんどくさいのではないか、と思い表示するようにした。どうかな。一ヶ月分画像が表示されると開く時に重くなるのではと、テキスト庵に載せられなくなるな、という2点が問題点である。しかししかたがないか。

テキスト庵はストイックで好きなのだったが。さよならテキスト庵。

それで画像であるが犬である。ヌイグルミのような犬である。生きているのか、と思った。あと、床に寝ているとゴミみたいで踏みそうになった。知人の同居人の飼っている犬である。もしかして高いのかもしれない。

昨日は中野にその知人のimacを直しに行く。imacだがもともとジャンク品でひどいコンディション。内蔵CDドライブが動かない。電源を入れても立ち上がらないのである。HDまで辿り着かないようである。そこでいろいろいじる。中を開けて内蔵電池を取り替えて壊れたCDドライブが邪魔していそうなのでコードを引っこ抜く。ドライブごとはずそうとしたがやりかたがわからない。それでとりあえずは立ち上がるようになる。

それからもっていったドクターノートンのディスクドクターを掛けてシステムを再インストールして完成。しかし内蔵CDドライブが使えないとなるとCDロムからシステムを立ち上げられないので問題である。そのうちまた壊れそう。

仕事は時間がなかったのだが爆笑学校問題のペン入れをしてゲロおやじちゃんの背景のペン入れも少しする。最近、よく働いていたせいか、心臓がばくばく言う。不整脈で過労死か?

[2003年9月15日]


イエティはヒグマだったようだ。 (´(x)`)クマー

木の上から落ちるクマ。イエティのニュースを張ろうと思ったがつまらないのでこんなものを張ってみる。かわいい。木の上にいたクマを警官が麻酔銃で撃って下のトランポリンに落ちる所。

その動画。ちゃんとウインドウズメディアプレイヤーが開いて見れるかな?。実によくはねている。最近、クマブームなのではないか。クマが来ている?そんなことはないか。

(´・(エ)・`)困った顔のクマ。

仕事をよくしている。勢いと言う物もあるので、というか途中で止めるのはなんとなく止めにくいのでコミックハウスの4コマ4Pもそのまますすめる。こっちは背景の下絵を入れた。来月頭に回しても良かったのだが、うっかり回してのほほんとしていると、なにか入って来てキューキューになるというはめになる予感もする。

それとゴラク増刊の「うそ恥」略、の下絵。ネームというものを切らないので原稿用紙にあたりを入れてセリフを入れる、これを6Pやってそれから下絵自身を4P。 「うそ恥」はつまらなくなってきたので、テコ入れする。自力テコ入れ。

だいたいテコ入れと言うのは編集部がやって、巨乳の新キャラを入れたりパンチラを増やそう!とか言ってかえって漫画を迷走させるのがお約束のようだが、これは自分でテコ入れなのである。思いきってほとんど自分ネタにしてみた。すでにあまり学校ネタではない。というかエロネタばかり。面白い自分ネタというとエロネタばかりになってしまうのである。「教師ネタ」という枠でやっていたはずなのだが止めた。ネタが広がらないので。

面白くなったとは思うのだが、自分の学生の頃の面白いエピソードなんて限られているからな。そうウジが湧くようにたくさんネタが出てくるわけはない。ひどい例えだな。数回は自分のネタで行けると思うが、だんだん薄くなって。そのあとはまた何か考えよう。



[2003年9月14日]


インターネットエクスプローラにくわしくなる。たとえばこういうエロ画像サイトを見に行ったりすると、さかんにポップアップ広告が出て死んでしまえ、という感じになるのだが、よくJAVAをオフにすればポップアップが出ないとかインターネットを楽しむサイトなんかに書いてあるのだが、オフにしてもまったくかわりはなくポップアップは出続けるという毎日を送っていた。

しかし昨日初期設定をいじっていて、アクティブコンテンツをオフにすると大丈夫なことを発見した。これは便利である。これで心おきなく八木沢れいなを見れる。

それにしても八木沢れいなである。ネットで検索してみたがビデオ1本と写真集が1冊しか出していない。瞬間的に活躍してあっという間に引退したようだ。それで検索してわかったのだが今は田舎の金沢に帰って?シェイクスピア劇団で活躍しているらしい。

面白い。というか行動の揺れが激しい。地方に行っても人前に出たいという魂は消えなかったのか。一度華やかな世界に出ると忘れられなくなるものなのだろうか。またはアート指向があって芸能界の空気がいやだったのだろうか。今は八木澤れいなに改名しているようだ。

ダイヤモンドプレスから風俗漫画の依頼が来る。4P。先日、山田参助に紹介された奴である。今月はスケジュールがいっぱいいっぱいになってきた。なんとかこっちをずらしたり動かしたりでうまく進めなくては。

仕事はコミックハウスの4コマ漫画のペン入れ。4P。進行がいっぱいになったのでこれは途中でうっちゃって後回しにしなくてはならないような気がするがどうしたものか。

それをしながら「極道ラーメン」の連載のための資料集め。ネットで「ヤクザの仕事」とか「ヤクザの裏話」とかのキイワードで検索して、ひっかかったページをどんどんプリントアウトしていく。すでに300枚くらいになってしまった。しかもB4で4段わけでプリントして(一枚の中に4Pプリントする)。これを読むのもたいへんだ。

ここでゆっくり資料を集めて読んでノートにまとめるとかができるといいのだが時間がない。仕事は常に完璧な状況で進められるわけではないので、というかだいたい未完成な準備のまま進めて行くしかないので、ごまかしながらやっていくしかない。

さすがにプリンターのインクが切れる。原稿用紙もなくなった。買いに行かなくては。

先日、大沢企画に売り込みに行った、春咲小紅やらナツメロまゆこやらCPEの風音さんやら、今考えるとすごい組み合わせの人員にインタビューして描いたエッセー漫画の「たいへんな女たち」だが、「恐怖の快楽」に掲載されそうな運びになった。めでたい。1人1Pで6回掲載。どの順番に載るかわからないので、描かれた人は毎月買いましょう。無理か。

日本信販に申し込んでいたクレジットカードのマイベストカードが審査が通って届く。これでさらに50万円借りれる借りれる、うひひひ。業者の思うつぼ。

[2003年9月13日]


ああ、腹減った。

煮ている。冷凍讃岐ウドンにモヤシ1袋、ゴーヤ、ニンジン、チルドシューマイ2個値きり品50%、100円の冷凍サーモン豆腐ハンバーグという売れなさそうな物を入れたもの、カツオだしがなかったのでコンソメにしょうゆ、料理酒を入れて煮た。なにができるんだろう。新しい生き物がうまれるかも知れない。

これもまた名もなき料理である。地の塩。名前をつけるなら煮込みウドンか?だがしかしウドンより野菜の分量の方がはるかに多いのである。

* ちのしお【地の塩】 〔マタイ福音書 5 章から〕塩が食物の腐るのを防ぐことから,少数派であっても批判的精神をもって生きる人をたとえていう語。 (新辞林 三省堂)

キリスト教起源の言葉であったか、地の塩。ここで地の塩を使うのは意味が間違ってるな。地味で目立たないが世界をささえている堅実な大衆のことを言うのかと思っていた。料理はむしろあまり煮込みすぎると、素材次第ではまずくなることがわかったので、火を止めてきた。

相撲がまたやっている。永遠に続く相撲である。時々、いつもやっているように感じる、相撲。昼さがりにテレビをつけると、やっている相撲の脱力感。これが日本だな、と感じる。高見盛があいからわすよくわからない大人気。闘牙がこの位置に行くと良かったのだが。面白い顔なので好きだった。しかし死亡交通事故を起こしてからイメージが悪くなった、というか暗い印象がいつまでもまとわりつくようになってしまった。俺にはだが。

仕事。どれからやろうかと思ったがコミックハウスの「げろおやじ」4コマに入った。昨日、実話バンの風俗4コマが完成したのでそれをコンビニから宅配便で出してくる。原稿上がった翌日なのでそのまま帰る気にもならず、喫茶店にいって「げろおやじ」や「爆笑学校問題」のネタを考えたりする。西友で買い物して帰る。

帰ってからさっき考えた「げろおやじ」4コマの下絵を描きはじめる。あと3ネタというところで知人2人からさかんに電話が繰り返しかかって来て、パソコンが壊れたとか、泥酔しているが中秋の名月を見に行きたいが散歩に行くべきか?などとわけのわからない電話、おかげで下絵完成しないまま終わり。翌日に持ち越し。

[2003年9月12日]


ああ、腹減った。

茶木みやこのホームページ というのをたまたま見つける。……しぶすぎる。プロフィールを見ると80年代がすっぽりと抜けている。その前後17年間引退していたらしい。

なんで茶木みやこなんか見つけて喜んでいるかと言うと、昔の横溝正史のテレビシリーズの主題歌を歌っていて印象に残っていたからである。テレビにラジカセをつないでカセットテープに曲を録音して聞いていた。当時から聞いたこともない歌手だな…と思っていたくらい無名な人であった。経歴を見るとそんなに超マイナーでもないのだが。世代が違ったか。

17年間休んで復活しても、幻の歌手復活などと話題になったりしないところが、なさけなくて良い。横溝正史のテレビシリーズあたりは少年期のすりこみみたいものなのである。私的には金田一耕助といえば石坂浩二じゃなくて古谷一行なのである。こんなテレビ番組に現実逃避していた暗い思春期であった。金田一耕助配役表を見つけたがセイン・カミュというのはいかがなものか?

今朝も午前中に起きている。すばらしい。10時30分に起きる。昨日はひたすら仕事。実話バンの風俗4コマの背景を描いてトーンを張って完成。どんどん進む。この4Pは考えてみると3日でできた。早い。

山田参助から電話が来てD社が漫画家を探しているという言うので、了解して作品見本を送る。月末は時間はないのだが、仕事は時間がなくても受ける。また風俗ルポ漫画。こればっかりだな。4P〜8Pだそうだ。元ネタさえ出してくれるなら良い。その編集者の名前、珍しい名前でどこかで見た覚えがあるのだが思い出せない。昔、仕事をしたかと名刺ファイルを探したがなかったので会ったことはないようだ。

元アシスタントだった今は良いとこの編集部にいる編集者が、ハウツー漫画を描けるような漫画家を探しているというメールが来たのでとりあえず何も考えず神無月ひろを紹介する。紹介したりされたりだな。

[2003年9月11日]


麦茶ポット?

これはなんという正式名称なのだろうか。麦茶を入れるあれである。お茶のティーバックには1リットル用のものも多くてそのために買って来た。1リットル用のティーバックも、カップにお湯を入れてすぐ出せば良いではないか?という気もするがやってみるとかならず濃く出過ぎてしまうものなのである。

これはトルコ製の200円の麦茶入れである。妙に安かった。他の物は定価500円あたりが相場である。デザインもなかなか良い。無骨で、ガラスのかたまり!という感じの質感が良い。見えないが後ろに取っ手がある。高いのと安いのとの違いは耐熱ガラスかどうか、という点にあるようだ。まあいいか。トルコ製というのがなんとなく良い。

今朝は11時に起きた。珍しく午前中起きが続いている。昨日は4時間睡眠で眠たかったが今日はちゃんと8時間、眠った。

昨日は仮眠を2時間弱くらいしたがちゃんと起きていた。仮眠のコツをつかむ。その前に仮眠の成功と失敗の基準点を決めなくてはならない。ような気がする。「失敗した仮眠」とはぐっすり寝込んでしまい仮眠じゃなくなってしまうこと、としよう。そうなるともう一回1日を始めないとならないので迷惑な話である。

それで会得した仮眠のコツはイスで眠る、ということである。布団に入るのが間違いだったのである。労働条件最下層のアニメーターの職場のようだな。うまく仮眠だけですませたの早く眠れた。すばらしい。AM2時に眠る。

仕事は風俗4コマ4Pのペン入れ。人物の線を入れて顔のペン入れも終わり。今日背景をやって仕上げで完成まで行くか。

[2003年9月10日]


珍しい大沢企画の写真。

これがよく日記に出てくる大沢企画だ!入り口付近。反対側に編集部らしく机が並んでいて編集者らが働いているが、そっち側は極秘事項でもありそうでどうでもいい入り口側を撮った。無駄に豪華な入り口の受け付け机というかL字型に曲っているテーブルがあるがこれは買ったのだろうか?最初からついていたのではないか?そんな気もするのである。なぜかドアがあけっぱなしである。

これが江戸川橋商店街というほんとうに下町ぽい区画の中にあるのである。描いた原稿を渡しに行ったのである。他に前に雑誌の立ち上げが流れたので、インタビューして下絵だけ描いて頓挫していた原稿を売り込みに行った。「たいへんな女たち」という題に変えた。

頓挫という言葉はこの使い方で正しいのか。中挫と思い込んでいて書こうとしたら変換しないので調べたらそんな言葉は存在しないようだった、頓挫なのか。売り込みの方は担当がいなかったのでコピーを残して去る。

それから朝から何も食べていなかったので、うろうろしてキッチン ヨッチというカレー屋でジャンボカツカレーを食べる。900円ちょっと。メニューにビールがあるとよかったのだがなかった。注文する時はついいやしい気持ちになってカツもほしくなるが、食べているとカツがあるとカレーとゴハンの組み合わせの味のじゃまになるように感じた。ただのカレーだけのほうがクールではないかと思うのである。

そのあと、デニーズに行ってビールとコーヒー飲みながらアイデアノートを出して仕事を少し。次回作の構想を練る。やはりビ−ルだけ飲んでもどうも。さっきの店にビールがあれば。

大沢企画に行く前は四谷三丁目の「遊びの達人」編集部の遊民社にこっちも描いた原稿を持って行く。昨日は原稿を配達する日なのである。久しぶりに行ったので、あーだこーだといろいろ話を聞く。コマ数をもっと増やせとか。長い連載になってる時は編集部にたまに顔を出した方が良い。宅配便でずっとすまそうとすればすんでしまうのであるが。

あと、こうして移動しているとたくさん仕事をしている気がしてくる。実際は宅配便ですませて、家でその時間働いていると、もっと仕事は進むわけなのだが。

帰ってからサン出版の「風俗実話4コマ」の下絵。4P。どんどん進んでるので意外と時間ができたような。今月はきゅーきゅーな予定だったのだが。

今朝はうっかり4時間睡眠で起きてしまう。眠い。9時半に起きた。早起きで健康ではあるのだが。午前中の良い空気。しかし、やや眠い。このまま起きていられるとえらいのだが、自分。

[2003年9月9日]


青青としている。

青青としたアサガオの葉っぱを見せようと言うわけではなくて、活力剤を買って来て土に差してみた…という画像である。フマキラーの「ポットインAO」である。1000円のところを290円くらいで売っていた。ユザワヤで。大丈夫か?こういうのも古くなると威力が下がるので値きり品になるのだろうか。

園芸はやってみると意外と難しい。途中まで大きくなるがそこで止まってだんだん枯れて行くことが多い。そこで全般に元気がなくなっているので、活力剤というのを買って来て試してみたのである。アンプル状の物が10本くらい入っている。口をハサミで切って差し込む。目に見えた効果はでるものだろうか。

アサガオだけは元気なのだが。

キャットファイトが面白くなってきた。先日、タダ券でCPEの興業を見に行ったのだが、そこで観た地獄女史が面白くて、そんなきっかけでいろいろキャットファイト関係のサイトを見て回ってみた。どの掲示板に行っても正力さんがいるのは可笑しかったのだが、それはともかく次はNCLを見に行かなくてはならないと決意した。

今月は中野だか大久保だかそこらへんの風呂屋で興業するという面白そうなのがあるのだが、日付けを見るときれいに池袋のジャングル・キスの興業と重なっているので断念。来月も風呂屋興業はあるようなのでそっちは行かねば。

抜歯跡のふくらみはだんだんへっこんで来た。眠る前に歯医者にもらった強力だという薬を飲むとよく眠れるので助かる。睡眠障害の方はみな、親知らずの治療を受けると良い。

仕事。背景の下絵を書いてペン入れして消しゴムを掛けて。

[2003年9月7日]


ああ、腹減った。

今日は12時に起きた。というか目が覚めた。8時間くらい眠ってもかまわないのでもっと眠ろうかと思ったが眠られない。睡眠の充足感はあるので起きた。

寝起きに日本信販からセールス電話がある。長年、ここのカードを使っているのだが、もう一枚作れというので申し込みをしていたのだ。その審査の電話かと思ったら、連絡が内部でうまく流れていないようで、また申し込みしませんか?という電話だった。日本信販は社内に構造的な問題があるな。こっちのカードは利率が安くて今の40万円ほどの借金がこっちのローンに切り替えられて利息の支払いが減るらしい。特に落とし穴もないようなので申し込んである。

こんな田んぼのホームページをじいっと見ていたりする。人生に疲れているのか?

仕事。遊びの達人の漫画8Pのペン入れ。人物線と顔の線ぜんぶ入れる。この先、仕事が詰まって行きそうな予感があるので早めに進めて行く。

歯を抜いたし組織の再生のために栄養を取らなくてはと思って栄養を取っていたら簡単に太った。また落として行かなくては。

[2003年9月6日]


名もなき食べ物。

すべての花には名前がある。……というありがたいお言葉の話しではない。ちゃんとした料理を作る人と、ちゃんとしていない料理を作る人の2種類がこの世にはいる。ちゃんとしない料理の特徴は、名前がない適当な材料を放り込んだ料理を作る点にある。

ちゃんと名前がある料理を作ろうとすると、どうも余計な金がかかり高くつくのだがしようがない。これなどは鮭の白子、チクワブ、きんちゃくアゲ(餅入り)、シラタキ、ダイコン、色がほしかったのでニンジン、を味噌味で煮た物である。無理に名付けると「白子鍋」か?身障者差別になりそうな名前だ。ジョニー・ウインターのバラ肉でも入っていそうである。

見た目はなんか同じ色ばかりでゲロぽいが、そんなにまずいものではない。

ちなみに最近少し流行っているような気がする「すべての花には名前がある」という昭和天皇様のお言葉だが、正確には「名もない花はない」だったか?、実はそんな哲学的なことは言っていなくて、「どんな植物にも学名がついているよ」というだけの意味の発言だったらしい。それを知ると別にありがたみはないな。後世になって妙な尾ひれがついて広まっている。ヘエーヘエーヘエーヘエーヘエーヘエーヘエー。

下絵を描き始めたが、ポーズ資料集がほしくなって1コマ描いただけでユザワヤに行く。「男の子の描き方」グラフィック社「ポーズカタログ3生活編」「ポーズカタログ4ふたり編」マール社の三冊を一気の大人買い!レジでどきどきして口から心臓が飛び出して死んでしまった。7000円ちょっと。

必要な経費とはいえ心臓が飛び出すほど高い。

今日は歯医者に行く。五時に予約して五時から。糸を抜いてすぐ終わる。抜糸というからには、結び目をチョンと切ってから、肉と一体化してしまっている糸をむりくりギュウウウウッと引っこ抜くとイメージトレーニングをしていたのだが違った。チョン、チョンと切って終わったが、あれはこっそり抜いてるのか、または最近の糸は自然分解するとか、そんな科学の進歩なのだろうか。そんなことを聞いたことがあるようなないような。

「本当にあったこれでいいのか笑って幸せな話」幻冬社と「ファイヤーワークス」水野純子を買う。久しぶりに新刊で漫画の単行本を買った。水野純子のファンなのである。本当は卯月妙子の読んでない単行本が二冊も出ていることを知ったので、それを探したのが売っていなかった。卯月妙子もファンなのである。読みがな(うづきたへこ)だったのか。今までなんとなく(ゆづきたへこ)と読んでいた。

「本当にあったこれでいいのか笑って幸せな話」幻冬社、タイトル長過ぎ。実話4コマ誌もバブル化してたくさん出たが、もう末期症状という感じだな。営業しようかと買った。

D(デー、ディー?)の単行本が急に面白いような気がして買いそうになったが、恥ずかしいのでやめた。D(デー、ディー?)を買うのはなぜか少し恥ずかしい。

おっ、青木雄二が死んでいる。おっさん、死ぬの早過ぎだな。おいしいめをもっと味わってから死んでも良かったんじゃないか?←神に言ってる

[2003年9月5日]


あごがあまり開かないので困る。西友の生寿司を食べようとしたら、これが口に入らない。入るくらいに口を開けようとすると痛い。しかし、しようがないので痛いが開けて食べた。おいしいのだが。

海鮮巻きにしなくて良かった。海鮮巻きの方がうまそうだったのだが、でかいのとキューリを噛み切る自信がなかったのでやめた。ビンチョウマグロの生寿司が口に入る限界だったとは。このまま、口が開かないまま骨が固まって固定したらどうなるのだろか。しかし、歌手とかはうっかり親知らずも抜けないから大変だな。痛くても親知らずが腐ってもがまんしてステージに立つのだろうか。

また借金をする。家賃がやや払えなかったのである。ほんとうはそんなに借りなくてすむはずだったのだが。9月1日に少し入金があるので大丈夫だとタカをくくっていたら、同日に健康保険と国民年金が引き落とされていた。こんな時に引き落とさなくても。まさに悪鬼のような国家権力の陰謀である。

それで日本信販から7万円借りて、残高が数万円残っている銀行の口座に入金してから、家賃を振り込む。残高が350円くらい。見事な数字だ。月末までどう生きればいいのだろうか?……と書きたい所だが週明けに少し入金がある。自転車操業。

自転車操業と言えば、闇金融を調べている時に見つけたのだが、2chに借金返済の自転車操業をツールドフランスに例えて走り続けるスレがあってしゃれになっていなくて面白い。ガチンコなどのヤラセ番組とは違う、本物の感動がここにあるな。走ろう。地獄の底まで。

「スターウォーズ・クローンの逆襲」を見る。映画のできはともかく政治的にどうなんだ、この映画は。今見るとアメリカ軍とイラク軍の戦いに見えてしようがないのだが。数で圧倒するクローン軍団。毎回「スターウォーズ」を見るとそういう政治的な問題が目について気になってしまう。アメリカ人が見るなら問題なしなのだろうか。

どうせバカ映画なのだから、政治的に偏っていてもかまわないから、うまく観客がそれに気付かないようにソフトコーティングして出せばいいじゃないか、と思うのだが、ルーカス。それが職人と言う物ではないか。そんなこともないか。

仕事。「遊びの達人」の風俗漫画の下絵に入る。

[2003年9月4日]


こんな物。

あごが開かない。それでこんな物を食べている。しかもジャガイモが入っているが、このジャガイモが大きくて口に入らない。それで切って食べたりして。

普通の物を食べていいらしいのだが、それ以前に食えない。それでこのように米を煮た。ニンジンとジャガイモとコンソメ、塩などをを入れてコトコト煮てからレトルトパックのビーフシチューを入れる。こんな歯ごたえのない離乳食のような物を食べて生きている。

昼の12時から、抜いた親知らず跡の消毒の予約があった。起きたら12時だった。あわてて歯医者に行く。数分で行ける近くの病院にしておいて良かった。消毒する。傷口から血が出てそれが凝血して血液ゼリーのようになって固まっていて無気味なのだが、これは口の中のかさぶたのような物であるらしい。この血液ゼリーが出血を防いでいるとか。役に立つものであったか。しかし、気持ち悪い。

それから帰ってから寝たり起きたりの生活をしてしまう。かなり強い薬らしいので眠い。沈痛剤やら感染症予防やらなにやら。強い薬を飲み続けていると性欲がなくなった。よくなくなるというが、本当になくなる。口の中に血液ゼリーでセックスでもないが。

そんなんで夜7時くらいになってからちゃんと起き出す。スケジュールを見たら意外とひまだったので、雑用をこなす日にする。

こんなことをする。

折れた釣り竿の穂先きを修理する。ボラ釣りの時に上州屋に飛び込んで買った1480円の釣りセットの釣り竿だが、見たら先だけ折れていた。接着剤を塗って糸をギューギュー巻いて修理。こういう細かい作業は得意なのである。なんでも直す。ただしきれいにはできない。不格好な物になるがとにかく直す。工作が好きだった。その延長か。

他に数カ月分の仕事の家計簿をつけたり。こんなの。これに経費と原稿料を加えた物をノートにつける。細かい仕事が多いので大仕事になってきた。最近、収入が増えたと、ほくそえんでいたが計算してみると、細かい仕事をたくさんしているだけでそれほど収入は増えていなかった。がっかり。こんな物か。

あとは燃えないゴミをまとめたり、壊れた家電製品などのたまっていたいろいろを。ゴミ袋に入るならば、粗大ゴミにしなくても、だいたいもって行ってくれるはずだよね?って誰に聞いてる。

[2003年9月3日]


あごごごごっ。

歯医者にいってゴリゴリ、あごの骨を削られて来た。親知らずを抜く都合でだいぶ削らないとならないらしい。または菌に侵食されているからだったか。どっちにしても削るのだ。

2/3も削ったようだ。ということは1/3しかあごが残っていないではないか。そんなに削っていいものなのか。ぽきんと折れるのではないか。レスラーじゃなくてよかった。確実に折れてる。

親知らずが下の両側にあるので抜かないとならない。まず片方を抜いて来た。普通の奥歯の横から真横に親知らずが生えて来ていてそれで歯茎が化膿していたらしい。また、普通の歯の横っ腹に向けて無理矢理生えていたので、親知らずが歯に食い込んで侵食している。

それで麻酔をかけて奥歯の歯茎の肉をけずって、親知らずを半分だけ折って取り出す。真横向きなので引っこ抜けないのである。半分折るといってもボキンとではない、ボリボリボリと少しずつ削って割って折って行った。

しかし、ほぼ20年ぶりの歯医者だったが、技術の進歩がすごい。麻酔もすごいのか。まったく痛くない。20年目に上の親知らずを抜いた時はもっと痛かった、というかゴリッという歯を抜く衝撃がすごかったような。

これが昼の12時から。終わってから平和出版に原稿を配達する。宅配便で送る時間がなかったのである。人力バイク便だな。平和出版は水道橋にあるがなぜか毎回市ヶ谷のホームで降りてしまう。それからまた電車に乗る。なぜだろう。

麻酔がすごくて水道橋に行くまで電車の中、顔の半分と舌の半分が麻痺状態。着いた頃に麻酔が切れて来てじわじわをにぶい痛みが。食事をしてもいいらしいが、食べる気にもならず飲み物も飲む気にもならず、珍しく原稿出してそのまま帰って来た。今日も12時から歯医者で抜歯跡の消毒である。

今頃、「チャーリーズエンジェル」を見る。フルスロットルじゃなくて1の。女の子たちが楽しそうにしてる映画。健康で良い。黒髪係が中国系女性なのだが、アジア系に対してどれくらいの偏見を出してくるか、どきどきしながら見た。今は黒人を出すよりアジア系女性を出す方がおしゃれなんだろうな。米映画。「トレマーズ3」でもヒロインが中国系女性だった。ミミズ映画だが。

[2003年9月2日]


おお、眠い。

昨日は2時くらいには寝たような気がする。6時に起きた。思った通りこの時間に眠ると長く眠られずすぐ起きてしまう。おかげでとても眠い。

また寝ようかとも思ったが、サイトをこちゃこちゃいじったりし始めたら時間が経ってしまったのでこのまま起きていることにした。たまに英語ページを更新とか手直しをしたりした。英語ページは放置ぎみである。放置したら外人が来なくなったなあ。

外国からのスパムメールしか来なくなった。そこで英語サイトの表面にメアドを載せるのを止めた。これでいくらか減るだろうか。

土曜日、日曜日とアシスタントが4人はいって仕上げ。痛い漫画家のホームページの話なんかになって、とある少女漫画家だがいかにアシたちと仲良いかを、サイトに画像を載せたりしていたが、数カ月後アシが全員やめてしまっていた……とかの話しをする。漫画家のいかにわきあいあいとアシたちと仕事をしています!とかいう公式発表はまったくあてにならない。漫画業界で本当にあった笑える話、だな。

今日はお昼から歯医者で親知らずを抜いてくる手術。手術と言っていいだろうなあ。親知らず。麻酔掛けて肉切るし。そのあと食事が取れなくなるらしい。歯医者では何度も食事をすませてから来て下さい、と言っていた。

[2003年9月1日]



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