寺院逍遥

瑞龍寺(高岡市)
(曹洞宗高岡山瑞龍寺)

加賀二代目藩主前田利長公を弔うため三代藩主利常公が建立した名刹。
1663年に20年の歳月をかけて完成しました。
壮大な伽藍配置様式をもち、山門、仏殿、法堂は国宝に指定されています。

山門

白砂利の中を進み山門をくぐると、芝生の緑が鮮やか。
山門・仏殿・法堂を一直線に配し、左右に僧堂と大庫裏を置いて四周を回廊で結んでいます。
端整で整然とした印象を受けます。
仏殿
僧堂


総持寺(高岡市)

利長の依頼を受け、ここの22代和尚が
詩経の一節から「高岡」の地名を
選んだそうです。
お寺のまわりには苔むした石仏が並び、
しっとりした風情が漂います。




総持寺の東側の道。
城端線の線路を渡りしばらく歩くと
国宝・瑞龍寺があります。


瑞泉寺(井波町)

木彫刻で有名な井波町の名刹。
本願寺第五代綽如上人(1349-1393)の開創、後小松天皇勅願所です。

山門には見事な彫刻が施されています。
明治12年の火災を免れたのは
彫刻の竜が井戸から水を吹き上げて
消火したためと伝えられています。

勅使門には菊の御紋と
「獅子の仔落し図」の彫刻があります。


(2001.11.03)

寺を囲む大楼壁。
その堅固な姿は、越中一向一揆の
中心となった往時をしのばせます。

夏の初めには
ツツジの花が石垣を赤く染めます。

(2003.06.03)


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