■Last update 2004/01/22

チェンマイ滞在記
(2001/05/04〜05/07)


  2001/05/06 チェンマイ寺院巡り

チェンマイはお寺の多い町で、チェンマイ全体で300、市内だけで120の寺院があるという。
中でも最も有名な寺院が、チェンマイ市街の北西にそびえるステープ山(Doi Suthep)の頂上にあるワット・プラタート・ドイ・ステープ。
今日はここをメインにチェンマイの寺院をまわる予定。
寺院めぐりのツアーもあったけれど、行けるところだけ自分のペースで廻ることにした。



ドイ・ステープに行くにはソンテウを使うことになる。
ソンテウとはバスとタクシーの中間のようなもので、一定のルートを走る乗合いタクシーだ。チェンマイでは赤い車体ですぐわかる。
チェンマイでは重要な交通機関だ。
ドイ・ステープ行きのソンテウは城壁の北側のチャーン・プアク門前から出ている。
運転手に行き先を確認し、値段を聞くと40バーツ。
車の中に5人ほど集まったところで出発した。
ソンテウ
赤い車体のソンテウ
町を抜けると勾配がきつくなり、カーブも多くなる。ステープ山は高さ1042メートル。
緑の木々の間からは時折チェンマイの町が見えて、山道のドライブはなかなか快適だった。

プー・ピン宮殿

ドイ・ステープに着くと、運転手が「今日はこの先のパレスまで行くがどうする?」と聞いてきた。
この先のプー・ピン宮殿は、王族が使用していない休日だけ開放されるそうだ。
せっかくの機会なので行くことにする。

宮殿前に着くと「1時間後に来るから」とソンテウは去って行った。
入場料はタイ人は20バーツなのに、外国人は50バーツ。
夏の離宮として使われているこの宮殿は、宮殿というよりは公園のようだった。
建物は思ったほど豪華ではなかったけれど、鮮やかな緑と花々が溢れる庭園は気持ちいい。
けっこう広くて、ひとまわりするだけで1時間たってしまった。
プー・ピン宮殿
プー・ピン宮殿の庭園

駐車場に戻ると、ちょうど乗ってきたソンテウがやって来た。
でも、客が集まらなくてなかなか出発できない。
申し訳なく思ったのか、運転手がライチを一枝くれた。
駐車場の横に並ぶ土産物屋をのぞいて時間をつぶしていると、人数が揃ったのか運転手が呼びにきた。

ワット・プラタート・ドイ・ステープ

来た道を戻り、ワット・プラタート・ドイ・ステープ前で降りる。
ワットの前の道には土産物屋や屋台などが並び、お祭りのような賑やかさだ。
駐車場は車でいっぱいで、参拝者が多いことが判る。
ワットまでは、欄干にナーガ(蛇神)をかたどった348段の階段を上っていく。登るのが大変ならケーブルカー(5B)もある。
ナーガの階段
ナーガの階段

土足厳禁の本堂に靴を脱いで入ると、まず中央の黄金のチェディ(仏塔)に圧倒される。
四方には黄金の傘が立ち、眩いばかりのきらびやかさだ。
このチェディには仏舎利(仏陀の遺骨)が納められおり、人々の篤い信仰を集めている。
写真を撮る外国人観光客でごったがえしているその横では、タイの人々が入れ代わり立ち代り、線香と花を奉げて熱心に参拝していた。
本堂の横には展望台があり、チェンマイ市街の眺めがよかった。
ワット・プラタート・ドイ・ステープ
黄金のチェディ



チェンマイ旧市街

再びソンテウに乗り、旧市街に戻ってきた。
チェンマイの旧市街は城壁と堀に囲まれている。
東西南北に5つの門があり、東はターペー門、北はチャーン・プアク門、西はスアン・ドーク門、南はスアン・プルン門とチェンマイ門。
城壁を取り囲む堀には噴水が水を噴き上げ、暑い昼下がりにはほっとする光景だ。

軽く昼食を食べた後、旧市街の寺院めぐりをはじめた。
まずは最も格式の高い寺院といわれるワット・プラシンを目指す。
ここには名前の由来になっているプラシン仏が奉られている。
スリランカで造られた物とされているが、その由来については謎が多いという。
この寺院にはいくつかの建物があるが、中でも天に突き刺さるような真っ白なチェディ(仏塔)が印象的だった。

ワット・プラシンと並んで格式が高いとされているのが、15分ほど歩いた所にあるワット・チェディ・ルアンだ。
本堂の裏に崩れかけたチェディ(仏塔)がある。
かつては86メートルもの高さだったが、1545年の地震で崩れてしまったそうだ。
その台座の大きさからは当時の壮大さが偲ばれる。
階段の欄干を飾る巨大なナーガや壁を支える像の彫刻が雄大な印象を与えるチェディだった。
ワット・チェディ・ルアン
ワット・チェディ・ルアン

ちょっと歩き疲れたので、ゲストハウスに戻ってひと休みした。
部屋でうとうとしていると、すごい音。窓の外を見てみるとスコールの音だった。
さっきまで青空が広がっていたのに、地面に叩きつけるような激しい雨が降っている。
これじゃ今日はもう歩けないかな〜と思いながらひと眠りして、目が覚めてみると外は明るい。
さっきまでの雨が嘘のような青空が広がっていた。

ゲストハウスから歩いて10分ほどのワット・チェンマンへ行く。
ここはチェンマイで最も古い歴史をもつ寺院で1296年の建造。
本堂は1993年に修復されたばかりで、正面の金色の装飾が美しかった。
ここには有名な仏像がふたつ納められている。
ひとつは大理石でできた30cmほどのプラ・スィラで、有名なチェンマイの水かけ祭のパレードにも登場する。
もうひとつは水晶でできた10cmほどの大きさのプラ・スタンガニ。
雨を降らせる力が宿っていると伝えられている。
ワット・チェンマン
ワット・チェンマン

チェンマイは寺院の多い町で、ちょっと歩けばすぐ寺院にあたる。
どの寺院も橙色の袈裟を身に纏ったお坊さんが闊歩して活気があった。

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