■Last update 2003/10/17

チェンマイ滞在記
(2001/05/04〜05/07)


  2001/05/05 日帰りトレッキングツアー

今日は日帰りトレッキングツアーに参加。
朝、8時半に迎えの車が来た。
このツアーにはいくつかの代理店から人が集められているようで、あちこちのホテルやゲストハウスをまわり、最終的に集まったメンバーはイギリス人、フランス人、ドイツ人、オーストラリア人と国際色豊かな9人。日本人は私ひとりだった。
女性のガイドさんは達者な英語でジョークも交えながら説明してくれる。
助手の青年はガイドの資格取得のために勉強中だそうだ。
運転手は気のよさそうなおじさん。12人乗りの車が満員だった。
車はいくつかの町を通り抜け、だんだん山に入って行く。

エレファントライド−象に乗る−

1時間ほど行ったところで車を降りた。
川岸に足場があって、その横に象が待っていた。
象の背に括りつけられたカゴに二人づつ座る。
象の頭のあたりに象使いが乗って出発。
茶色い川の中を渡り、山道をゆっくり歩いて行く。
ぐらぐら揺れるので乗り心地はいいとはいえない。
象に乗って
初めのうちはカゴにしがみついていたけれど、慣れてくるとまわりの景色を楽しむ余裕も出てきた。
象は、人を3人も乗せていることなど屁でもないようで、道端の笹を鼻に巻きつけムシャムシャ食べたり、鼻飛沫を吹き上げたりしてのんびり歩く。
30分ほど行ったところに足場が組んであり、そこで象から降りた。
子供たちがバナナを売りにやってきたが、これは象のご褒美用。
バナナを房ごと鼻に巻きつけて口に入れ、バキバキ食べる姿は壮観だった。

モン族の村

そのあと、山道をしばらく歩いてモン族の村へ。
モン族は中国系の民族で、阿片栽培をタイにもたらしたとされる。
ここでは実際にモン族が暮らしていて、いくつかの家に入ってガイドさんがモン族の生活を説明をしてくれた。
村の真ん中では刺繍を施したカバンや財布などの土産物を売っていた。
モン族の村
モン族の村

その後、30分ほどトレッキング。
山の上のせいか、気温はそれほど高くなかったけれど、陽射しが強いので暑い!汗が首筋を伝う。
日頃、運動不足の身には山道を歩くのはけっこうきつい。
汗を拭いながらふと見渡すと、青空の下に緑の山が重なっているのが見えた。
ちょっとだけ疲れが和らいだ。
吊り橋を渡り、道路に出ると車が待っていた。

次に車が止まったのは、道端に机と椅子が並んでいるだけの小さな食堂。ここで昼食だ。
スープに焼き飯に炒めもの…どれも美味しかった。
デザートはスイカとパイナップル。
欧米人はスイカをあまり食べないのだろうか?
なぜかみんな手をつけないので、私がひとりで食べていた。

カレン族の村

昼食後はカレン族の村へ。
昼下がりのせいか、みんな高床式の家でのんびり寝そべっている。
子供たちの方が仕事熱心なようで、手にアクセサリーを持って声をかけてくる。
村では機織りをしている女性をよく見かけた。
リズミカルな手つきで縦糸に横糸を通していく。
そうやって織られたストールなどが、村のあちこちで売られていた。
野ざらしで色が褪せてしまっていたりするので、商品価値はどうかな?と思ってしまったが。
カレン族の女性
カレン族の村

モン族の村でもそうだったけど、こんな風に旅行者に日常生活に踏み込まれる人々の気持ちはどうなんだろう?(踏み込む立場の私が言うのも何だけど。)
ガイドの説明を聞いて見物するだけでは外側しかわからないような気がするので、その民族の人たちと触れ合えるような機会があったらいいのにと思った。
泊まりのツアーならともかく日帰りツアーでは難しいのかもしれないけれど…。

滝で水浴び

でこぼこの山道を車でしばらく行くと、小さな川に出た。高さ3メートルほどの小さな滝がある。
ここで水遊び。
水着を用意してきた人はさっそく着替えて川に飛び込んでいる。
水は茶色く濁っていたが、けっこう気持ちよさそうだ。
木々が陰を落とす川の側は涼しくて、滝の水音も心地よい。
水着を持っていない人たちも岩に腰掛けて本を読んだり、思い思いにくつろいでいた。
私ものんびり川縁で絵葉書を書いたりしていたのだけれど、別のツアーのガイドさんが話し掛けてきた。
こういうツアーはだいたい同じ場所をまわるので、このガイドさんとも今日何度か顔を合わせていた。
向こうもヒマなんだろうけど、口説かれてしまった。日本人と結婚したいそうだ。
丁重にお断りすると、「チェンマイに住みたい友達がいたら紹介してくれ」と住所を書いた紙を渡された。そう言われてもねえ…。

バンブーラフティング

最後に車が止まったのは先ほどの川よりは大きな川のそば。ここでバンブーラフティング。
長さ5メートルくらいの竹を数本組んだだけの筏で川を下る。
真ん中あたりに3人ずつ座り、先頭に漕ぎ手が立つ。
最初は流れも緩やかで「象より乗り心地がいいね」などと呑気に笑っていたけれど、途中から岩が多くなり、急カーブでは岩にぶつかることも。
なかなかスリリングだ。
ただ筏に乗ってるだけならそれほど濡れないんだろうけど、別の筏や水遊びしている人達とすれ違う時に水を掛け合うので、けっこう濡れる。
極めつけは終点付近。
先に着いていたオーストラリア人のお兄さん達が、川の中にバシャバシャ入ってきて盛大に水を掛けてくれたので、下着までびしょ濡れになってしまった。

チェンマイの町に戻ってきたのは6時くらい。
みんな疲れたのか、帰りの車の中では寝ている人がほとんど。
順番にみんなをそれぞれのホテルに送り届けて、ツアーは終った。


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