Star Trek the Next Generation 6th season


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プラズマ放電の謎
Realm of Fear

第6シーズン 第128話
宇宙暦:46041.1

無人船からエンタープライズに転送される途中、乗員のひとりが謎の生物を目撃する。確認のためもう一度転送されるこになった時、彼の恐怖は極限に達する。

プラズマ放電の謎-あらすじ-


再びバークレイに災難が襲いかかる。

監督:Cliff Bole
Cast
バークレー:Dwight Schultz
ヘイズ提督:Renata Scott
オガワ・アリサ:Patti Yasutake



プラズマ放電の謎


アイゴ星域のプラズマ放電を調査中に消息を絶ったヨセミテ号が発見された。エンタープライズからの呼びかけに応答はなく、調査のため上陸班が直接ヨセミテの転送機に転送されることになった。ジョーディから上陸班に加わるように命じられたバークレーは青ざめる。彼は転送恐怖症のようだ。ウォーフ、ライカーたちが一人ずつ転送されていき、いよいよバークレーの番になるが、彼は「駄目です、私は行けません」と言って転送室から出ていってしまった。
バークレーはトロイのところへ行き、カウンセリングを受けた。転送恐怖症はあなただけではないと言われ、プレキシングと呼ばれるリラックス法を教わると、バークレーは再び転送室に向かった。

ヨセミテの艦内には生存者も、死体さえも見つからない。何らかの爆発が起こったのは確かだが、その理由がはっきりしない。やがて一体の死体が発見された。爆発の影響を受けているようだが、死因は別にあるらしく医療室で詳しく調べられることになった。 転送室。バークレーはオブライエンに恐いものは誰にでもあると慰めてもらう。オブライエンの場合は蜘蛛だという。バークレーは意を決して転送台にのぼった。
ヨセミテの乗員は依然として四名が行方不明、そして何かが入れられていたらしい容器の破片が発見された。

ピカードは艦隊上層部に連絡した。ヨセミテはフェレンギ艦からの攻撃を受けたのだろうか?
ヨセミテの上陸班は帰還を始めた。最後に転送されたバークレーは、転送中に芋虫のような生き物が転送フィールドの中にいるのに気付く。そして、その生き物に腕を噛み付かれてしまった。
機関部ではジョーディとバークレーが、ヨセミテで回収したデータの修復を行っていた。バークレーは転送中に「おかしなもの」をみたとジョーディに告白する。そして、ジョーディの指示で転送装置が詳しく調べられたが、異常は発見されなかった。

医療室ではヨセミテで発見された遺体の調査が行われた。一瞬だが遺体の心臓が動き出したり、神経系の活動が活性化しはじめたり、謎は深まるばかりだ。
そのころ、バークレーはテンフォワードにいた。突然彼の左腕に激痛が走る。バークレーが腕を押さえると、なんと腕が青白く光っていた。
あわてて自室に戻ったバークレーは、医療用データベースから「転送神経症」に関する情報を引き出す。その症状はどれも今のバークレーに当てはまる事ばかり。駄目押しに「治療法なし」と聞いたバークレーは頭を抱える。

観察ラウンジではビバリーが検死の結果をピカードたちに説明している。心臓が動き出す怪現象は、残留イオンの影響だったようだ。遺体はプラズマ放電を受けたらしい。ヨセミテの乗員たちがプラズマの採取を行っていたと推測された。
機関部。デイタとジョーディがヨセミテから持ってかえった容器の破片を分析した結果、やはり容器に中にはプラズマが入れられていたことが判明した。容器が爆発した理由を確かめるため、ヨセミテでの状況を再現してみることになった。
バークレーが足早に通路を歩いている。彼の心配は極限に達していた。彼の様子に気づいたトロイは彼に休暇を取らせるため、カウンセラーの権限で彼を解任する。

バークレーは自室で瞑想しようとするが、いらいらした気持ちを押さえることができない。しかたなくベッドに入ると、左腕が痛みとともに光りだした。前よりも光る範囲が広がっている。
バークレーは転送記録を調べ、自分が転送されたときにイオン波動が発生していたことを突き止める。そしてオブライエンに頼み込み、自分をもう一度ヨセミテに転送してもらった。やはり、転送機の物質ストリームの中にあの生物がいた。
バークレーは観察ラウンジに上級仕官を集め、転送機の中の生物について説明する。ピカードは半信半疑ながら原因の調査を命じた。

医療室でバークレーの体をスキャンしたところ、ヨセミテで発見された遺体と同じようにプラズマイオンの残留が大量に認められた。彼の体にヨセミテの乗員たちと同じ事が起こりつつあるのは疑う余地もなかった。
機関部。容器の中にプラズマイオンが転送され、高周波スキャンが行われると、容器が突然爆発してしまった。その直前。ジョーディはプラズマイオンの中になにかの生命体らしき存在を確認する。そして、計器を操作していたバークレーが倒れていることに気付く。 実験で発見された生物はエネルギー生命体で、転送機のバイオフィルターには引っかからなかったらしい。バークレーには大きく見えたが、実際には微生物だろうとデイタは説明する。これを取り除くためには転送状態のまま体を一度分解してから再構成し直す必要がある。数十秒間、転送バッファーに入ったままと聞かされたバークレーはしぶしぶ実験に従う。

転送室で生物の除去が開始された。転送バッファーのバークレーは例の生物に気づき、じっと恐怖に耐えている。バークレーの体はどんどん分解されていき、再構成が不可能になるぎりぎりのところで生物がバイオフィルターに捕らえられた。転送状態から解除される瞬間、何を思ったのかバークレーは生物に抱きついた。
転送状態から復元されたのは、微生物ではなく、ヨセミテの乗員だった。バークレーのとっさの機転が彼らの命を救ったのだ。

テンフォワードにやってきたバークレーは、オブライエンがいるのに気づくと、彼のテーブルに座った。オブライエンはペットの「クリスティーナ」をバークレーに紹介する。それはタランチュラだった。オブライエンは平成を装うバークレーを残し、飲み物を取りに行ってしまった。




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