Star Trek the Next Generation 4th season


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決別の儀式
Half a Life

第4シーズン 第96話
宇宙暦:44805.2

トロイの母ラクサナが年老いた科学者と恋に落ちる。しかし、高齢に達したものは母星に戻って家族の前で自殺しなければならないという彼の世界の慣習が二人を引き裂こうとかしていた。

決別の儀式-あらすじ-


今回ばかりはラクサナも無力な存在に見える。

ダーラ(ティムソンの娘)を演じたMichelle Forbesは第五シーズン以降、ロー・ラレン役で度々登場。

BLOOPER
ディアナとラクサナが部屋の中で会話しているシーンに注目。鏡にマイクのブームが写っている。

監督: Les Landau
Cast
ティムソン(ケイロン星の老科学者):David Ogden Stiers
ミスター・ホム:Carel Struycken
ラクサナ:Majel Barrett
ダーラ:Michelle Forbes


決別の儀式


 ケイロンII号星のティムソン博士がエンタープライズにやって来た。そして彼のエスコートをトロイの母、ラクサナがかって出る。
 ケイロンII号星では死に行く太陽を蘇らせようと研究が続けられていた。惑星連邦の協力ものとでヘリウム核融合のテストが行われようとしていた。
 ラクサナは相変わらず艦内を引っ掻き回しているが、まじめなティムソンは彼女に惹かれはじめる。しかし彼女の誘いを受けようとしない。
 エンタープライズは実験がが行われることになっている星系に到着した。改造した光子魚雷が太陽に打ち込まれ、実験は無事成功したかのように思われたが、太陽は突然爆発してしまう。がっくりと肩を落とす博士。

 テンフォワードで物思いに耽る博士の所へラクサナがやってくる。彼女の慰めに博士は「何年か前に知り合えていたら」とつぶやく。「今からでも遅くないわ」というラクサナに「これから星にかえり、そして死ぬ」と彼は答える。
 ケイロン星にもどり結果を報告するが、ケイロンの科学長官はティムソンをできるだけはやく帰還させるようピカードに要求する。そこへラクサナがやって来て「決別の儀式」のことを説明、ピカードにティムソンを帰らせないよう頼み込むが、ピカードは別の星の慣習に逆らうことはできないと答える。

 転送室でラクサナがケイロンへ転送しろと騒いでいる。トロイがやってきてラクサナをなだめようとすると、彼女は泣きながら歳をとることの悲しさを語るのだった。ラクサナはティムソンの客室を訪れ、「決別の儀式」の無意味さを訴えるが、文化の違いを埋めることはできない。
 機関室ではジョーディたちとティムソンが実験が失敗した原因を発見、対策を話し合っている。博士は「時間の問題だ」と思い詰めた顔でつぶやく。
 ピカードのもとを訪れた博士は亡命を申し出る。ケイロンの長官と話し合うが、話はまとまりそうもなく、ケイロンからはエンタープライズに戦闘機が送られる。もしティムソンを帰還させなければ攻撃も辞さないという。博士はせめて実験のデータだけでも送ろうとするが、ケイロン側は受け取ろうとしない。

 ティムソンの娘がエンタープライズにやって来て涙ながらに考えを改めるよう博士を説得する。そして「愛してるわ。だけど、誇りに思えない」と言い残し、去って行く。ラクサナはトロイに自分の考えが間違っていたのでは、とこぼす。そこへ博士がやってきて惑星に戻ると告げる。
 転送室で博士が惑星に帰ろうとしているところへラクサナがやってくる。そして自分も博士を愛した人間の一人として決別の儀式に参加したいと告げる。二人はケイロンへ転送されていった。




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